絶海―英国船ウェイジャー号の地獄 [単行本]

絶海―英国船ウェイジャー号の地獄 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １７４０年９月１８日、軍艦５隻を中心とした小艦隊がポーツマスを出港した。そこには、かつての商船から大砲２８門を備えた六等艦へと生まれ変わった「ウェイジャー号」と２５０人の乗組員の姿もあった。スペインのガレオン船を追うという密命を帯び、意気揚々と出発した艦隊だったが、航海は凄絶を極め、謎の伝染病で多くが死に至り、南米大陸南端を航行中ついに嵐に飲み込まれてしまう。隊からはぐれ、無人島へと流れ着いたウェイジャー号の乗組員たち。そこで繰り広げられたのは、悲惨な飢えとの戦いだった。武器や食料を奪い合い、殺人や人肉食にまで及ぶ者が現れ、それでも極限状態を生き延びた者たちは、やがて対立する二組に分かれて島を脱出する。骨と皮になり果てながら母国へと帰還した３３人を待ち受けていたのは、非情なる裁判だった。絶海の孤島に隠された真実とは？彼らが犯した真の罪とは？全米で３００万部を突破した『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』著者が、生存者の日誌や証言をもとに、ウェイジャー号の運命を克明に描き出す。アメリカ、イギリス、フランスでベストセラーになったサバイバルノンフィクション。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　木造の世界（一等海尉；ジェントルマンの志願兵　ほか）
  ２　嵐の中へ（推測航法；嵐の中の嵐　ほか）
  ３　見棄てられた者たち（難破；獣　ほか）
  ４　救出（バイロンの選択；神の慈悲の港　ほか）
  ５　裁き（文字による反乱；賞金　ほか）

• 出版社からのコメント

  『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の著者が描く、18世紀イギリス船難破の真実。米英仏のベストセラーが上陸。

• 内容紹介

  財宝を積んだスペイン船を追う英国のウェイジャー号は、嵐で難破して南米南端の無人島に漂着する。145人のうち極限状態を生き延びた三十数人は２つのグループに分かれて母国に帰るが、島で起きた殺人や反乱を巡って裁かれる。米英仏のベストセラーが上陸

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  グラン,デイヴィッド(グラン,デイヴィッド／Grann,David)
  “ニューヨーク・タイムズ”ベストセラー１位となった『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ロスト・シティＺ』の著者。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は全米図書賞の最終候補になり、アメリカ探偵作家クラブ賞（エドガー賞）を受賞した。優れたストーリーテリングで、ジョージ・ポーク賞などの栄誉に輝いている。妻と子どもたちとともにニューヨーク在住
  
  倉田 真木(クラタ マキ)
  翻訳者

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