動物・植物・鉱物から探る古代中国(日中共同研究成果報告書〈3〉) [単行本]

販売休止中です

    • 動物・植物・鉱物から探る古代中国(日中共同研究成果報告書〈3〉) [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003819905

動物・植物・鉱物から探る古代中国(日中共同研究成果報告書〈3〉) [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
日本全国配達料金無料
出版社:六一書房
販売開始日: 2024/03/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

動物・植物・鉱物から探る古代中国(日中共同研究成果報告書〈3〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    われわれ現代人の日々の生活において、動物・植物・鉱物といったいわゆる自然物との関係はきわめて希薄になっている。しかし、新石器時代の中国においては、食料として、道具の材料として、あるいは建材として、自然物は日常に存在していた。生活文化の大部分を自然物が占めていたと言い換えてもよい。考古学的遺跡から出土する遺物のうち、何らかの形で人の手が加わったものを人工遺物、加わっていないものを自然遺物と考古学者は呼びならわしている。しかし、その区別は便宜的なものにしかすぎない。人工遺物であっても、その素材は粘土(土器)、石塊(石器)、樹木(木器)、動物骨(骨器)といった自然物であることに変わりはない。そこに、狭義の考古学者だけではなく、人類学、動・植物学、遺伝学、分析化学、地球化学などの専門家が研究に参画する必然性が生まれる。本書は、そうした研究者グループにより進められている日中共同研究プロジェクトの研究成果の一部を収めたものである。「1 遺物の考古学的研究」「2 動植物遺体に関する研究」「3 出土遺物の考古科学的研究」の3部構成としたが、この区分もまた便宜的なものである。いわゆる文系の学問と考えられている考古学であるが、実は自然科学者との協働なくしてはもはや成り立たなくなっている。逆に言えば、自然科学との学際的連携によって考古学は新たな飛躍のチャンスを手に入れた。伝統的な学問としての「中国語」の世界に新風を吹き込もうとする研究者たちの奮闘する姿がここにある。
  • 目次

    Ⅰ 遺物の考古学的研究 
    1.田螺山遺跡出土石器とその使用痕分析 上條信彦・原田幹・孫国平
    2.跨湖橋遺跡出土木器 村上由美子・齋藤哲・中村慎一・蒋楽平
    3.田螺山出土木器(2) 浦蓉子・川崎雄一郎・鶴来航介・西原和代・村上由美子・桃井宏和・山下優介・王永磊・孫国平 
    4.江家山遺跡出土木器 村上由美子・桃井宏和・中村慎一・楼航
    Ⅱ 動・植物遺体と利用に関する研究
    1.現代カザフスタンにおけるキビとアワ 竹井恵美子
    2.銭塘江流域新石器時代前半の環境と生業の実態 金原正明・金原正子・杉山真二・金原美奈子・劉斌・孫国平・蒋楽平・趙曄・王寧遠・閻凱凱・王永磊・陳明輝 
    3.良渚古城遺跡群・鍾家港南段地点および卞家山地点出土の鳥類遺体 江田真毅・宋姝・菊地大樹・劉斌 
    4.中国の新石器時代の遺跡から出土するカメ類の遺骸 平山廉・孫国平・王永磊
    5.中国浙江省の考古遺跡から出土したサルの化石 東アジアにおけるマカクザルの分布域の変化に関する考察 浅見真生・伊藤毅・高井正成・孫国平・王永磊 
    Ⅲ 遺物の考古科学的研究
    1.古代日本の遺跡から検出された中国産と推定される水銀朱について 神谷嘉美・高橋和也・南武志 
    2.田螺山遺跡出土のチャノキとみられる遺物のDNA 分析にむけて 熊谷真彦・水野文月・王瀝
  • 出版社からのコメント

    考古遺跡から出土した動物・植物・鉱物等の自然遺物の分析から中国新石器時代の様相を検討する。日中共同研究報告書シリーズ第3弾。
  • 内容紹介

     われわれ現代人の日々の生活において、動物・植物・鉱物といったいわゆる自然物との関係はきわめて希薄になっている。しかし、新石器時代の中国においては、食料として、道具の材料として、あるいは建材として、自然物は日常に存在していた。生活文化の大部分を自然物が占めていたと言い換えてもよい。
     考古学的遺跡から出土する遺物のうち、何らかの形で人の手が加わったものを人工遺物、加わっていないものを自然遺物と考古学者は呼びならわしている。しかし、その区別は便宜的なものにしかすぎない。人工遺物であっても、その素材は粘土(土器)、石塊(石器)、樹木(木器)、動物骨(骨器)といった自然物であることに変わりはない。そこに、狭義の考古学者だけではなく、人類学、動・植物学、遺伝学、分析化学、地球化学などの専門家が研究に参画する必然性が生まれる。
     本書は、そうした研究者グループにより進められている日中共同研究プロジェクトの研究成果の一部を収めたものである。「Ⅰ遺物の考古学的研究」「Ⅱ 動植物遺体と動植物利用に関する研究」「Ⅲ 出土遺物の考古科学的研究」の3部構成としたが、この区分もまた便宜的なものである。いわゆる文系の学問と考えられている考古学であるが、実は自然科学者との協働なくしてはもはや成り立たなくなっている。逆に言えば、自然科学との学際的連携によって考古学は新たな飛躍のチャンスを手に入れた。伝統的な学問としての「中国学」の世界に新風を吹き込もうとする研究者たちの奮闘する姿がここにある。
  • 著者について

    浅見真生 (アサミ)
    野生動物保護管理事務所

    伊藤毅 (イトウ)
    京都大学総合博物館
      

    浦蓉子 (ウラ)
    奈良文化財研究所

    江田真毅 (エタ)
    北海道大学総合博物館

    上條信彦 (カミジョウ)
    弘前大学

    神谷嘉美 (カミヤ)
    明治大学

    金原正明  (カネハラ)
    奈良教育大学

    金原正子 (カネハラ)
    文化財科学研究センター

    金原美奈子 (カネハラ)
    文化財科学研究センター

    川崎雄一郎 (カワサキ)
    一乗谷朝倉氏遺跡博物館

    菊地大樹 (キクチ)
    金沢大学/蘭州大学

    熊谷真彦 (クマガヤ)
    農業・食品産業技術総合研究機構

    齋藤哲  (サイトウ)
    山形県三川町役場

    杉山真二 (スギヤマ)
    古環境研究所

    竹井恵美子 (タケイ)
    大阪学院大学

    高井正成 (タカイ)
    京都大学総合博物館

    高橋和也  (タカハシ)
    理化学研究所

    高椋浩文 (タカムク)
    土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム

    鶴来航介 (ツルギ)
    福岡市埋蔵文化財課

    中村慎一 (ナカムラ)
    金沢大学

    西原和代 (ニシハラ)
    奈良文化財研究所

    原田幹 (ハラダ)
    あいち朝日遺跡ミュージアム

    平山廉 (ヒラヤマ)
    早稲田大学

    水野文月 (ミズノ)
    東邦大学

    南武志 (ミナミ)
    奈良県立医科大学

    村上由美子 (ムラカミ)
    京都大学総合博物館

    桃井宏和  (モモイ)
    元興寺文化財研究所

    山下優介 (ヤマシタ)
    国立歴史民俗博物館

    陳明輝 (チン)
    浙江省文物考古研究所

    蒋楽平  (ソウ)
    浙江省文物考古研究所

    劉斌 (リュウ)
    浙江省文物考古研究所

    楼航 (ロウ)
    浙江省文物考古研究所

    宋姝 (ソウ)
    浙江省文物考古研究所

    孫国平 (ソン)
    浙江省文物考古研究所

    王瀝  (オウ)
    杭州師範大学

    王寧遠 (オウ)
    浙江省文物考古研究所

    王永磊 (オウ)
    浙江省文物考古研究所

    閻凱凱  (エン)
    浙江省文物考古研究所

    趙曄 (チョウ)
    浙江省文物考古研究所

動物・植物・鉱物から探る古代中国(日中共同研究成果報告書〈3〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:六一書房
著者名:中村 慎一(編)
発行年月日:2024/03/10
ISBN-10:486445177X
ISBN-13:9784864451772
判型:規大
発売社名:六一書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:266ページ
縦:30cm
他の六一書房の書籍を探す

    六一書房 動物・植物・鉱物から探る古代中国(日中共同研究成果報告書〈3〉) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!