鉄塔家族〈上〉(P+D BOOKS) [単行本]

鉄塔家族〈上〉(P+D BOOKS) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  里山の日常を繊細に描いた私小説。―もし、名前を知らなかったら、それらは単なる草花であり、木であるだけで、風景の中に埋もれてしまっていることだろう。目の前にあったとしても、特別気に留めないでいることだろう。だが、一度注意して名前を覚え知ったものは、風景から浮かび上がって、こちらに飛び込んでくる。―東北のとある里山に暮らす、小説家と草木染作家の夫婦。すぐそばで新しい鉄塔の建設が進むなか、夫婦を取り巻く人たちの日常が、季節の植物や鳥のさえずりとともに、丁寧に綴られていく。第３１回大佛次郎賞に輝いた、佐伯一麦の等身大の物語。

• 内容紹介

  里山の日常を繊細に描いた私小説
  
  ――もし、名前を知らなかったら、それらは単なる草花であり、木であるだけで、風景の中に埋もれてしまっていることだろう。目の前にあったとしても、特別気に留めないでいることだろう。だが、一度注意して名前を覚え知ったものは、風景から浮かび上がって、こちらに飛び込んでくる。――
  東北のとある里山に暮らす、小説家と草木染作家の夫婦。すぐそばで新しい鉄塔の建設が進むなか、夫婦を取り巻く人たちの日常が、季節の植物や鳥のさえずりとともに、丁寧に綴られていく。
  第31回大佛次郎賞に輝いた、佐伯一麦の等身大の物語。
  
  図書館選書
  東北のとある里山に暮らす小説家と草木染作家の夫婦。新しい鉄塔の建設が進むなか、夫婦を取り巻く人たちの日常が、季節の植物や鳥のさえずりとともに丁寧に綴られていく。第31回大佛次郎賞に輝いた私小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐伯 一麦(サエキ カズミ)
  １９５９（昭和３４）年７月２１日生まれ。宮城県出身。１９９０年『ショート・サーキット』で第１２回野間文芸新人賞受賞。１９９１年『ア・ルース・ボーイ』で第４回三島由紀夫賞受賞

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