楷書の秘密―「字様」が発見されるまで [単行本]
    • 楷書の秘密―「字様」が発見されるまで [単行本]

    • ¥4,180126 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003820369

楷書の秘密―「字様」が発見されるまで [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥4,180(税込)
ゴールドポイント:126 ゴールドポイント(3%還元)(¥126相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:その他
販売開始日: 2024/02/29
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

楷書の秘密―「字様」が発見されるまで [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    五万字以上もある楷書の字形が、乱れることなく現代まで保たれ続けているのはなぜか―。類似する楷書を広く弁別するために編纂された典籍「字様」。字書とは異なる性格・構成をもつそれは、科挙制度とも深く結びつきながら楷書字形のあるべき姿を決めていった。筆者の発見した典籍『正名要録』『群書新定字様』の精査から浮かんでくる「字様」という概念を紹介する。また『説文解字』の検討により、楷書の歴史を整理し、字体の規定の有り様を明らかにするとともに、「楷書」という東アジア漢字文化圏を支える文字体系の解明を目指す。
  • 目次

    一 一九七〇年代までの研究状況
     一、楷書の秘密
     二、楷書とは何か
     三、六朝の楷書―異体字の横行
     四、『干禄字書』の謎
     五、『五経文字』の謎
     六、『中國字書史の研究』

    二 新資料の出現 一
     一、新資料『正名要録』の出現
     二、敦煌文書S・388番写本後半部に見える『正名要録』
     三、『正名要録』の成書年代
     四、新資料『S・388字様』の出現
     五、『S・388字様』は『群書新定字様』か

    三 『干禄字書』と『五経文字』は字様である
     一、『干禄字書』は字書か
     二、『五経文字』も字様である

    四 隋・唐代の弁似体系と字様
     一、『正名要録』に見える弁似体系

    五 新資料の出現 二
     一、敦煌出土『新商略古今字様撮其時要并引正俗釋』残巻
     二、 本書の標字配列の原則
     三、『新商略古今字様撮其時要并引正俗釋』とは何か
     teatime スタインとペリオの話をしよう。

    六 『干禄字書』の威力
     一、顔元孫と顔真卿
     二、『干禄字書』の正俗の概念はどこから来たのか

    七 石経が採用される理由
     一、『五経文字』と明経科
     二、『五経文字』と『説文解字』
     三、なぜ漢字字形は一点一画の違いを保持できているのか

    八 開成石経と『五経文字』
     一、開成石経とは何か
     二、随唐代の字体規範はいくつあったのか

    九 『正名要録』と『顔氏家訓』
     一、顔之推撰『顔氏家訓』
     二、『正名要録』の字体規範
     teatime どうですか、面倒くさいでしょう。文章にして説明するとこんなに面倒くさいことになります。

    十 俗体とは何か―顔元孫と俗体の成立―
     一、改めて俗体を問う
     二、俗体とは何か
     三、俗体の先蹤

    十一 開成石経と唐玄度撰『新加九経字様』―石経字形はどのようにして決められたか―
     一、開成石経
     二、国子監牒文
     三、牒文となった唐玄度状
     四、石刻の決定
     五、石経刻石までの経緯
     六、石経創立の意図
     七、石経創立を建議したのは誰か
     八、何のために立てるのか
     九、石経字形(正体)はいかにして決められたのか
     十、石経は定着したのか

    十二 文宗の最後
     一、甘露の変

    十三 唐代楷書字体規範からみた『龍龕手鏡』
     一、『龍龕手鏡』
     二、『龍龕手鏡』の中の異体字
     三、『龍龕手鏡』字体注記から生じる疑問
     四、『干禄字様』の字体注記
     五、唐代には字体規範という考え方が存在した
     六、再び『干禄字様』の字体注記
     七、『龍龕手鏡』の字体注記
     八、『龍龕手鏡』字体注記の意味するもの
     九、『龍龕手鏡』字体注記の特徴

    十四 異体字同定上の問題点
     一、何が問題か
     二、異体字資料の資料性
     三、字体規範用語の相互関係
     teatime 現代の楷書、簡体字の話をしよう(1)。

    十五 楷書の秘密
     一、異体字の乱れは如何にして収束したか
     二、字様の発見
     三、科挙
     四、五万字以上ある楷書字形が乱れない秘密
     teatime 現代の楷書、簡体字の話をしよう(2)。

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    五万字以上もある楷書の字形が、乱れることなく現代まで保たれ続けているのはなぜか―
  • 内容紹介

    類似する楷書を広く弁別するために編纂された典籍「字様」。
    字書とは異なる性格・構成をもつそれは、科挙制度とも深く結びつきながら楷書字形のあるべき姿を決めていった。
    筆者の発見した典籍『正名要録』『群書新定字様』の精査から浮かんでくる「字様」という概念を紹介する。
    また『説文解字』の検討により、楷書の歴史を整理し、字体の規定の有り様を明らかにするとともに、「楷書」という東アジア漢字文化圏を支える文字体系の解明を目指す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西原 一幸(ニシハラ カズユキ)
    1947年生まれ。金城学院大学名誉教授。専門は中国・日本の古代辞書
  • 著者について

    西原一幸 (ニシハラカズユキ)
    西原一幸(にしはら・かずゆき)
    1947年生まれ。金城学院大学名誉教授。専門は中国・日本の古代辞書。
    主な著書に『「唐代字様」二種の研究と索引』(大友信一と共著、桜楓社、1984年)、『字様の研究―唐代楷書字体規範の成立と展開』(勉誠出版、2015年)などがある。

楷書の秘密―「字様」が発見されるまで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠社
著者名:西原 一幸(著)
発行年月日:2024/02/15
ISBN-10:4585380051
ISBN-13:9784585380054
判型:B6
発売社名:勉誠社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:19cm
他のその他の書籍を探す

    その他 楷書の秘密―「字様」が発見されるまで [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!