名婦伝―ラテン語原文付(知泉学術叢書―イタリア・ルネサンス古典シリーズ) [全集叢書]
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名婦伝―ラテン語原文付(知泉学術叢書―イタリア・ルネサンス古典シリーズ) [全集叢書]



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出版社:知泉書館
販売開始日: 2024/02/26
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名婦伝―ラテン語原文付(知泉学術叢書―イタリア・ルネサンス古典シリーズ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ジョヴァンニ・ボッカッチョ(1313‐75)は、イタリア・ルネサンス期を代表する人文主義者の一人である。日本では俗語作品の『デカメロン』が唯一の著作と見なされ、他の作品は紹介されることがほとんどない。本書は、彼が残した多くのラテン語作品のうち、古くから読み継がれてきた女性伝記集である。偉大な女性の振る舞いを手本として示し、女性読者に美徳を学ばせることを目的として書かれた。新約・旧約聖書を始め、ギリシア神話、ホメロス作品、オウィディウスやウェルギリウスなどラテン語の古典、さらには教父やタキトゥスの歴史書などを典拠として、古代から同時代の女王に至る106人の女性のエピソードを諧謔に富んだ筆致で描き出す。カトリック的な立場で女性の美徳とされた貞淑とその反対の不貞を主要なテーマとしながらも、窮地にあっては男をもしのぐ意志の強さ、自己犠牲、潔さ、決断力で、時に夫や子供を救い、時に身内をも斬る女性たちを生き生きとつむいだ物語は、時代を超えて読者を魅了してやまない。訳者解題では、無二の親友で師でもあったペトラルカとの出会いと共同の古典研究や写本収集が本書執筆のどこに影響したかを明らかにして、ルネサンスの在り方や古典伝承の経緯をも浮かび上がらせる。本書は、自筆写本および三種の校訂版を参照し、詳細な注を施した決定訳。ラテン語原文を全文収録し、わが国で未開拓のルネサンス研究の基礎を築く“イタリア・ルネサンス古典シリーズ”の第1弾である。
  • 目次

    はじめに

    ●翻訳
    献呈の辞
    序言
    1 原初の母エヴァ
    2 アッシュリア人の女王セミラミス
    3 サトゥルヌスの妻,オプス
    4 王国の女神,ユノー
    5 穀物の女神,シチリアの女王ケレス
    6 ミネルウァ
    7 キプロスの女王ウェヌス
    8 エジプト人の女王にして女神であるイシス
    9 クレタの女王エウロパ
    10 リビュアの女王リビュア
    11,12 アマゾネスの女王,マルペシアおよびランペド
    13 バビロニアの乙女ティスベ
    14 アルゴスの女王にしてユノーの神官,ヒュペルメストラ
    15 テバイの女王,ニオベ
    16 レムノスの女王ヒュプシピュレ
    17 コルキスの女王メデア
    18 コロポンの女アラクネ
    19,20 アマゾネスの女王,オリュティアとアンティオペ
    21 シビュッラである,エリュトラエアもしくはエリピュラ
    22 ポルコスの娘,メドゥサ
    23 アイトリア王の娘イオレ
    24 ヘラクレスの妻,デイアネイラ
    25 テバイの女王,イオカステ
    26 シビュラのアルマテアもしくはデイペベ
    27 イオニオスの王の娘,ニュコストラタもしくはカルメンタ
    28 ケパロスの妻プロクリス
    29 ポリュネイケスの妻にしてアドラストス王の娘,アルギア
    30 テイレシアスの娘マント
    31 ミニュアイ(ミニュアスの末裔)の妻たち
    32 アマゾネスの女王ペンテシレア
    33 プリアモスの娘ポリュクセナ
    34 トロイアの女王ヘカベ
    35 トロイアの王,プリアモスの娘カッサンドラ
    36 ミュケナイの女王,クリュタイメストラ
    37 メネラオス王の妻ヘレネ
    38 太陽の娘キルケ
    39 ウォルスキ人の女王カミッラ
    40 オデュッセウスの妻,ペネロペ
    41 ラウレントゥムの女王,ラウィニア
    42 カルタゴの女王ディードないしはエリッサ
    43 エティオピアの女王ニカウラ
    44 プラテアの娘パンピレ
    45 ウェスタの乙女レア・イリア
    46 タルクイニウス・プリスクス王の妻,ガイア・キュリッラ
    47 レスボス島の乙女にして詩人サッポー
    48 コッラティヌスの妻,ルクレティア
    49 スキュタイの女王タミリス
    50 娼婦レアイナ
    51 エルサレムの女王アタルヤ
    52 ローマの乙女,クロエリア
    53 ギリシアの女性,ヒッポ
    54 メグリア・ドタータ
    55 ローマの婦人ウェトゥリア
    56 ミコンの娘タマリス
    57 カリアの女王アルテミシア
    58 ウィルギニウスの娘,乙女ウィルギネア
    59 クラティノスの娘イレネ
    60 レウンティウム
    61 マケドニアの女王,オリュンピアス
    62 ウェスタの処女クラウディア
    63 ルキウス・ウォルプニウスの妻ウィルギネア
    64 遊女フローラ,花々の女神,西風(ゼピュロス)の妻
    65 ローマのとある若い女
    66 ウアッロの娘マルティア
    67 フルウィウス・フラックスの妻スルピティア
    68 シチリアのゲローの娘ハルモニア
    69 アプリアの女,カヌシウム(カノーザ)のブサ
    70 ヌミディアの女王,ソポニスバ
    71 ヘロディコス公の娘,テオセナ(テオクセナ)
    72 カッパドキアの女王ベロニケ(ベレニケ)
    73 ガラティア人オルギアゴの妻
    74 初代アフリカヌスの妻,テルティア・アエミリア
    75 ラオディケアの女王,ドリペトルア
    76 グラックスの娘センプロニア
    77 ローマの婦人,クラウディア・クインタ
    78 ポントスの王妃,ヒュプシクラテア
    79 ローマ人女性センプロニア
    80 キンブリ人の妻たち
    81 独裁官ガイウス・カエサルの娘,ユリア
    82 ウティカのカトの娘,ポルティア
    83 クイントゥス・ルクレティウスの妻,クリア
    84 クイントゥス・ホルテンシウスの娘,ホルテンシア
    85 トルスケッリオの妻,スルピティア
    86 詩人コルニフィキア
    87 ユダヤの女王マリアンネス(マリアンメ)
    88 エジプトの女王クレオパトラ
    89 アントニウスの娘,アントニア
    90 ゲルマニクスの妻,アグリッピナ
    91 ローマの女性,パウリナ
    92 ネロ皇帝の母,アグリッピナ
    93 解放奴隷エピカリス
    94 セネカの妻,ポンペイア・パウリナ
    95 サビーナ・ポッパエア,ネロの妻
    96 ルキウス・ウィテッリウスの妻,トリアリア
    97 アデルポスの妻,プロバ
    98 ファウスティナ・アウグスタ
    99 メッサの女,セミラミラ(シュミアミラ)
    100 パルミラの女王,ゼノビア
    101 イングランドの女にして教皇,ヨハンナ
    102 コンスタンティノポリスの皇妃,(エ)イレネ
    103 フィレンツェの乙女,[エン]グルドラダ
    104 ローマ帝国の皇妃,シチリアの女王,コスタンツァ
    105 シエーナの未亡人,カミオーラ
    106 エルサレムとシチリアの女王,ジョヴァンナ
    結び

    ●De mulieribus Claris ラテン語原文
    ラテン語原文について
    ラテン語原文

    解説
    あとがき
    索引
  • 内容紹介

    ジョヴァンニ・ボッカッチョ(1313-75)は,イタリア・ルネサンス期を代表する人文主義者の一人である。日本では俗語作品の『デカメロン』が唯一の著作と見なされ,他の作品は紹介されることがほとんどない。
    本書は,彼が残した多くのラテン語作品のうち,古くから読み継がれてきた女性伝記集である。偉大な女性の振る舞いを手本として示し,女性読者に美徳を学ばせることを目的として書かれた。
    新約・旧約聖書を始め,ギリシア神話,ホメロス作品,オウィディウスやウェルギリウスなどラテン語の古典,さらには教父やタキトゥスの歴史書などを典拠として,古代から同時代の女王に至る106人の女性のエピソードを諧謔に富んだ筆致で描き出す。カトリック的な立場で女性の美徳とされた貞淑とその反対の不貞を主要なテーマとしながらも,窮地にあっては男をもしのぐ意志の強さ,自己犠牲,潔さ,決断力で,時に夫や子供を救い,時に身内をも斬る女性たちを生き生きとつむいだ物語は,時代を超えて読者を魅了してやまない。
    訳者解題では、無二の親友で師でもあったペトラルカとの出会いと共同の古典研究や写本収集が本書執筆のどこに影響したかを明らかにして,ルネサンスの在り方や古典伝承の経緯をも浮かび上がらせる。
    本書は,自筆写本および三種の校訂版を参照し,詳細な注を施した決定訳。ラテン語原文を全文収録し,わが国で未開拓のルネサンス研究の基礎を築く〈イタリア・ルネサンス古典シリーズ〉の第1弾である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    日向 太郎(ヒュウガ タロウ)
    1965年、神奈川県に生まれる。1989年東京大学文学部卒業。1994‐96年フィレンツェ大学にて研究(1994‐95年イタリア政府給費留学生)。1999年東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻修了、博士(文学)取得。東京大学教養学部准教授を経て、同大学文学部教授。専門は西洋古典学
  • 著者について

    日向太郎 (ヒュウガタロウ)
    1965年,神奈川県に生まれる。 1989年東京大学文学部卒業。 1994-96年フィレンツェ大学にて研究(1994-95年イタリア政府給費留学生)。 1999年東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻修了,博士(文学)取得。 東京大学教養学部准教授を経て,現在同大学文学部教授。 専門は西洋古典学。 〔主要著作〕 「梟と鹿――オウィディウス『変身物語』第11巻24-27行の直喩について」(大芝芳弘・小池登編『西洋古典学の明日へ――逸身喜一郎教授退職記念論文集』知泉書館,2010年,所収), パウルス・ディアコヌス『ランゴバルドの歴史』訳・注・解題(知泉書館,2016年), 『憧れのホメロス――ローマ恋愛エレゲイア詩人の叙事詩観』(知泉書館,2019年), 「アウグストゥスと詩人たち」(葛西康徳・ヴァネッサ・カッツァート編『古典の挑戦――古代ギリシア・ローマ研究ナビ』知泉書館,2021年,所収),他。

名婦伝―ラテン語原文付(知泉学術叢書―イタリア・ルネサンス古典シリーズ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:ボッカッチョ(著)/日向 太郎(訳)
発行年月日:2024/02/25
ISBN-10:486285401X
ISBN-13:9784862854018
判型:新書
発売社名:知泉書館
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:746ページ
縦:19cm
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