進化の中の人間―ヒトの意識進化を哲学する [単行本]

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進化の中の人間―ヒトの意識進化を哲学する [単行本]



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出版社:知泉書館
販売開始日: 2024/03/25
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進化の中の人間―ヒトの意識進化を哲学する [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    宇宙は138億年前のビッグバンにより誕生した。物質の進化の中で太陽系とともに地球が出現し、地球上に生命が誕生する。物質は物理進化から化学進化を経て多くの分子化合物となった。さらに高分子有機化合物が生成されると、海底にはリボ核酸(RNA)やDNAが形成される。その結果、40億年前に生命体となる起源生物が出現した。これが生命の進化の始まりである。起源生物は細胞進化や環境進化、系統進化などにより単細胞から多細胞へと変容し、多くの器官や臓器がつくられ、神経伝達機能の発達とともに多様な自然の生態系が形成された。進化の中で人間は独自の様相を示している。それは人間が意識をもち思考する生き物になったことである。そのためには二足歩行と言語の獲得が決定的な要因となる。五感により外の世界に触れ、名前を付けることが存在経験となった。生態系の多様化により世界は拡張していき、そこで得た豊富な記憶が人間の文化と文明を展開する基盤となる。好奇心は人間を存在の森へと誘い、古代思想では存在の問題/形而上学が主要な課題になった。「神は在りて在るもの」と語られ、古代インドでは万物はサット(有)から開展し生成されたとされ、学問や宗教の源泉となった。生命体は基本的に複製と代謝、適応機能を備えて進化を促す。そのメカニズムが進化を支え新たな存在を生み出してきた。本書は先端科学の知見を活用し「進化」を通して人類の未来に新たな知恵を提供する挑戦的な試みである。
  • 目次

    まえがき

    序論
     第一節 進化について
      1 古代の発展的世界像
      2 科学による宇宙と物質の知
      3 科学による生物の知
     第二節 存在について
      1 存在論における知
      2 神学による知と科学の勃興
      3 認識論における知
     第三節 人間の知における課題

    第一章 生物の適応機能についての考察
     第一節 生の基本機構
      1 細胞の構造
      2 生の相互作用
     第二節 生物の適応機能
      1 外界への働きかけ
      2 刺激反応
      3 形質変容
      4 適応機能の淵源

    第二章 進化学上の人類進化
     第一節 生物進化
      1 生物の多様化
      2 進化の形態
     第二節 進化における適応機能
      1 環境世界と適応機能
      2 環境世界における進化と適応機能
     第三節 人類進化の特徴
      1 意識進化の背景
      2 人類の主な意識進化

    第三章 人間の意識とは
     第一節 生物の適応機構
      1 生理的な機構
      2 心理的な機構
     第二節 人間の心
     第三節 人間の意識
      1 心の現象としての意識
      2 意識の構造
      3 言語表現された意識

    第四章 世界の存在
     第一節 存在の形態
      1 諸事物の進化の理由
      2 人間進化の中の環境世界
      3 人間にとっての存在とは
      4 世界存在の様相
      5 存在者
     第二節 存在の充足理由
      1 世界の存在理由
      2 諸事物の存在理由

    終章
     第一節 科学により拡張する経験世界
      1 日常世界
      2 ミクロ世界
      3 マクロ世界
      4 今後の経験世界
     第二節 科学を取り込む哲学
      1 科学の窓
      2 人間の知の融合

    あとがき
    用語解説
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    宇宙は138億年前のビッグバンにより誕生した。物質の進化の中で太陽系とともに地球が出現し,地球上に生命が誕生する。物質は物理進化から化学進化を経て多くの分子化合物となった。さらに高分子有機化合物が生成されると,海底にはリボ核酸(RNA)やDNAが形成される。その結果,40億年前に生命体となる起源生物が出現した。これが生命の進化の始まりである。起源生物は細胞進化や環境進化,系統進化などにより単細胞から多細胞へと変容し,多くの器官や臓器がつくられ,神経伝達機能の発達とともに多様な自然の生態系が形成された。
    進化の中で人間は独自の様相を示している。それは人間が意識をもち思考する生き物になったことである。そのためには二足歩行と言語の獲得が決定的な要因となる。五感により外の世界に触れ,名前を付けることが存在経験となった。生態系の多様化により世界は拡張していき,そこで得た豊富な記憶が人間の文化と文明を展開する基盤となる。好奇心は人間を存在の森へと誘い,古代思想では存在の問題/形而上学が主要な課題になった。「神は在りて在るもの」と語られ,古代インドでは万物はサット(有)から開展し生成されたとされ,学問や宗教の源泉となった。
    生命体は基本的に複製と代謝,適応機能を備えて進化を促す。そのメカニズムが進化を支え新たな存在を生み出してきた。本書は先端科学の知見を活用し「進化」を通して人類の未来に新たな知恵を提供する挑戦的な試みである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂本 充(サカモト ミツル)
    1946年鳥取県八頭郡八東町に生まれる。1965年鳥取県立八頭高等学校卒業、1969年京都大学理学部物理学科卒業。シャープ株式会社および日本電気株式会社にて、半導体の電子デバイス関連の研究開発業務に約25年間従事。第39回「大河内記念賞」受賞。その後、知的財産の発明・特許業務に20年間従事。駒澤大学仏教学部に2年間在籍。現在、哲学の思索と著述業に従事
  • 著者について

    坂本充 (サカモトミツル)
    1946年鳥取県八頭郡八東町に生まれる。 1965年鳥取県立八頭高等学校卒業, 1969年京都大学理学部物理学科卒業。 シャープ株式会社および日本電気株式会社にて,半導体の電子デバイス関連の研究開発業務に約25年間従事。 第39回「大河内記念賞」受賞。 その後,知的財産の発明・特許業務に20年間従事。 駒澤大学仏教学部に2年間在籍。 現在,哲学の思索と著述業に従事。 著書に『進化融合論』(牧歌舎,2018年)がある。

進化の中の人間―ヒトの意識進化を哲学する [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:坂本 充(著)
発行年月日:2024/03/15
ISBN-10:4862854036
ISBN-13:9784862854032
判型:B6
発売社名:知泉書館
対象:教養
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:310ページ
縦:20cm
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