広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ [単行本]
    • 広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003821532

広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:築地書館
販売開始日: 2024/05/18
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    国土の1/3を森林に覆われたフランス。その木々のうち、7割は広葉樹である。修道院による大開墾や度重なる戦火によって荒廃し、一時は10%台まで低下した森林率を、フランスはいかにして取り戻し、植生の多様性を大切にした、本来の自然を模倣する森づくりを成し遂げたのか。ヨーロッパの歴史と森林政策、伝統から未来へとつなぐフランス林業のあり方、人々の広葉樹への愛と、拡大造林の影響が続く日本との比較から、全体最適の森に向けた広葉樹林業を紹介するフランス「森林の書」。
  • 目次

    はじめに

    Ⅰ  知られざる森林立国─ガリアの魂とフランス林業
    オークでよみがえったノートルダム・ド・パリ
    ビストロの看板も、パン工房の木炭も
    自由・平等・緑愛
    キーストーンの世界戦略
    聖女伝説にさかのぼる水・森林管理
    意識の古層のガリア、ケルト─失われた森を求めて
    樹木信仰とユビキタス
    気がつけば森林国─一人あたりの森林面積は日本以上
    モザイク国土が生んだ「適地適木」
    山脈の地質にはぐくまれ─フランスのおもな樹種
    極相林(クリマ)を生かした林業経営
    複層林でつらぬく「広葉樹林業」
    国有林は地域色のパレット
    アーボリストのたゆまぬ修練
    脱力系サスティナブルな私有林
    地方分権を林業プログラムの追い風に
    採算性と保全の両立
    ブランディングで国産材消費を伸ばす
    森と海をつなぐ夏緑樹(かりょくじゅ)─牡蠣養殖の日仏協力
    変貌するパリ─都市改造と17万本の新緑
    フランス人のエコ感覚

    Ⅱ  千年樹が見た日々─フランス森林再生史
    密林が覆う氷河期明けの大地
    恵みの森、シェルターの森
    栽培、交易、祭祀─すべては森のはずれ(リジエール)から
    収奪に始まり、荒れ地を残したローマンとゲルマン
    萌芽更新で根絶やしをまぬがれる
    林地を切り裂く「膨張エンジン」
    大地と資源のナショナリズム
    シカ追う者も森を守る─皆伐・乱伐・盗伐との闘い
    大番頭コルベールの「森林大勅令」
    モンバールの森で─ビュフォン博物学の原風景
    時代を画す林学書が流行
    時間と土地を解放したフランス革命
    「われわれは伐り倒されても生えてくる」─植民地奴隷がつくった国ハイチ
    森林科学の最高学府がナンシーに
    戦火のたびに林種転換─ドイツ林業との確執
    柔軟に、しかし執拗に─照査法の発展とギュルノー事件
    衛星からも見える広域砂防林
    植物社会を究め、人間社会と格闘─フラオーの生涯
    対岸の火事だったナチスの自然保護
    「雑木林」という名の抵抗
    復興期に生まれた国立公園
    放置林への打開策─広葉樹で良材を育てる
    EUとはつかず離れず─フランスの農林政策
    モンマルトルの樹木争議
    20世紀最悪のサイクロン、そして森林法典改正へ
    新しい森林レジームの時代

    Ⅲ  ユーラシアの東と西で─森と林業の日仏比較
    「弓」と「盾」
    山河の森、平原の森
    海洋性と大陸性、寒帯と亜熱帯の気候クロスロード
    変質土壌も木々の苗床に
    バリエーションに富む日仏の植物群落
    「温帯林」にニュアンスの差も
    照葉樹林国ニッポン
    ギャップダイナミクスと病害虫
    下草の違いと原生自然
    伝統木造家屋の比較─「ハーフティンバー」vs「数寄屋造り」
    乾燥気候ゆえの山火事
    国有・私有・公有林に見る森の素描
    日仏でシンクロしていた破壊と再生の歴史
    薪炭つながり─製塩から線香花火まで
    親仏外交路線の興亡
    欧州使節団から始まった「針葉樹一択」
    有能すぎた日本のスギ
    日仏の明暗を分けた拡大造林
    ふたつの教訓─「放置私有林」と「荒廃国有林」
    21世紀の林業転換
    「環境知性(エコゾフィー)」をはぐくむ現代の森づくり
    国内の低開発、海外の乱開発
    帳尻合わせの造林支援を避けるには
    今後は日仏の国際林業協力も
    再生の決め手はいまも広葉樹

    おわりに
    樹種名一覧
    図表出典
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    まさかの森林大国。
    一人当たりの森林面積では日本を超えたフランス林業、奇跡のカムバックを描く!

    国土の1/3を森林に覆われたフランス。その木々のうち、7割は広葉樹である。
    修道院による大開墾や度重なる戦火によって荒廃し、
    一時は10%台まで低下した森林率を、フランスはいかにして取り戻し、
    植生の多様性を大切にした、本来の自然を模倣する森づくりを成し遂げたのか。

    ヨーロッパの歴史と森林政策、伝統から未来へとつなぐフランス林業のあり方、
    人々の広葉樹への愛と、拡大造林の影響が続く日本との比較から、
    全体最適の森に向けた広葉樹林業を紹介する。
    日本初のフランス「森林の書」。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    門脇 仁(カドワキ ヒトシ)
    1961年浦和市生まれ。慶應義塾大学卒。「国連持続可能な開発委員会」の理念にもとづく国際援助専門誌を経て、1994年に渡仏。日仏の森林生態系と林業についての比較研究で、フランス国立ヴァンセンヌ・サン=ドニ大学(パリ第8大学)大学院人間生態学研究科上級研究課程を修了。在仏中、フランス環境ジャーナリスト・作家連盟(JNE)加盟。帰国後、環境省所轄の公益法人を経て独立。現在までエコロジー、生態学史、ネイチャーライティングなどの著述、翻訳(英・仏)、講義・講演多数
  • 著者について

    門脇仁 (カドワキヒトシ)
    1961年浦和市生まれ。慶應義塾大学卒。
    「国連持続可能な開発委員会」の理念にもとづく国際援助専門誌を経て、1994 年に渡仏。
    日仏の森林生態系と林業についての比較研究で、フランス国立ヴァンセンヌ・サン= ドニ大学(パリ第8大学)
    大学院人間生態学研究科上級研究課程を修了。
    在仏中、フランス環境ジャーナリスト・作家連盟(JNE)加盟。帰国後、環境省所轄の公益法人を経て独立。
    現在までエコロジー、生態学史、ネイチャーライティングなどの著述、翻訳(英・仏)、講義・講演多数。

広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:門脇 仁(著)
発行年月日:2024/05/30
ISBN-10:4806716650
ISBN-13:9784806716655
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:303ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:354g
他の築地書館の書籍を探す

    築地書館 広葉樹の国フランス―「適地適木」から自然林業へ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!