人間椅子(角川文庫 100分間で楽しむ名作小説) [文庫]

人間椅子(角川文庫 100分間で楽しむ名作小説) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  職人の男が丹精込めて作った大型の肘掛け椅子。床すれすれまで革が張られ、背面も肘掛けも重厚に作られたその内部に、職人はちょっとした細工を施し、自らが身を隠せるようにしてしまった。椅子に潜んで機を狙い盗みを働こうとした男はやがて、椅子となった自分に革一枚隔てて身を任せた女性に対し、名状しがたい熱情を抱くようになる―。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  人間椅子；目羅博士の不思議な犯罪；押絵と旅する男

• 出版社からのコメント

  倒錯する愛に戦慄する100分間。いつもより大きな文字で送る厳選名作

• 内容紹介

  職人の男が丹精込めて作った大型の肘掛け椅子。床すれすれまで革が張られ、背面も肘掛けも重厚に作られたその内部に、職人はちょっとした細工を施し、自らが身を隠せるようにしてしまった。椅子に潜んで機を狙い盗みを働こうとした男はやがて、椅子となった自分に革一枚隔てて身を任せた女性に対し、名状しがたい熱情を抱くようになる――。
  
  
  図書館選書
  椅子の中に潜む椅子職人の男は、椅子ごと若く美しい夫人の住む立派な屋敷に納品された。男は女を愛し始め、接触を試みる……表題作の他「目羅博士の不思議な犯罪」「押絵と旅する男」を収録。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  江戸川 乱歩(エドガワ ランポ)
  １８９４年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、１９２３年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。１９６５年没

• 著者について

  江戸川　乱歩 (エドガワ　ランポ)
  1894年三重県生まれ。1923年「二銭銅貨」でデビュー。明智小五郎シリーズなどを世に送る。1965年死去。

人間椅子(角川文庫 100分間で楽しむ名作小説) [文庫] の商品スペック