土楼-円い空の下で暮らす福建客家の民族誌(人類学専刊) [単行本]

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土楼-円い空の下で暮らす福建客家の民族誌(人類学専刊) [単行本]



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価格:¥5,500(税込)
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出版社:風響社
販売開始日: 2024/04/01
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土楼-円い空の下で暮らす福建客家の民族誌(人類学専刊) の 商品概要

  • 目次

    まえがき
        一 土楼との出会い
        二 怠け者のフィールドワーカー
        三 「仲間」になること
        四 土楼と親族

    序章──方法としての/成果物としての民族誌
        一 本書の主題
        二 人類学において民族誌を書くこと
        三 人類学において親族を研究対象とすること
        四 本書の内容と各章の概要
        五 本書を読む上での基本的な情報

    ●第一部 土楼

    第一章 土楼・械闘・郷族──土楼をめぐる物語と社会人類学からの再考
        一 緒言――土楼前史
        二 土楼が「発見」されるまで
        三 改革開放政策と土楼の「再発見」
        四 土楼と械闘の歴史
        五 土楼と郷族――「族工」と「族商」
        六 小結――問題の再設定

    第二章 客家社会と閩南文化──分水嶺に位置する土楼
        一 緒言――土楼の中心で祀られる神
        二 「山の民」である客家、「平地の民」である閩南
        三 境界域における交通と定期市
        四 客家地域と閩南地域を越境する保生大帝
        五 保生大帝の「里帰り」
        六 小結――連続性と乖離

    第三章 宗族が造る家、家が創る宗族──円形土楼における空間の所有形態と宗族組織
        一 緒言――土楼の生理学
        二 調査対象とする土楼と宗族
        三 土楼内部の所有形態
        四 新たな土楼の建造のプロセス
        五 堅固な系譜意識と柔軟な居住形態
        六 小結――「生命体」としての土楼

    第四章 福建土楼と文化表象──土楼内部における「祖堂」の記述をめぐる学術表象の分析
        一 緒言――研究史によって創られた表象
        二 客家土楼から福建土楼へ――世界文化遺産にともなう変化
        三 ユネスコによって語られる福建土楼における「祖堂」の意義
        四 土楼民俗文化村において説明される「祖堂」
        五 現地社会からみた土楼中心部の小屋の意義
        六 客家土楼とメディア表象――日本のメディアの役割
        七 福建土楼を介し再創生される客家文化
        八 小結――表象と再創生

    ●第二部 親族

    第五章 社会的住所としての宗族──福建省客家社会における人物呼称の事例から
        一 緒言――指称と呼称
        二 調査地における宗族組織
        三 調査地における親族名称と人物呼称
        四 女性の「輩字」と名前の呼びかけ
        五 出来事(event)としての呼びかけ
        六 小結――社会的住所(Social Address)

    第六章 テクストとしての族譜──客家社会における記録メディアとしての族譜とそのリテラシー
        一 緒言――「現地の記述」をめぐって
        二 客家研究の系譜と「族譜」の位置づけ
        三 福建省永定県の客家社会における二つの祖先観
        四 動的テクストとしてのA氏族譜
        五 族譜の読まれ方──記録メディアとしての族譜
        六 小結――有文字社会の民族誌

    第七章 僑郷からの災因論──二一世紀における「典型的」な風水事例より
        一 緒言――華僑と僑郷をつなぐ風水
        二 風水という災因論
        三 華僑と僑郷のつながり
        四 僑郷からの災因論
        五 「災い」からはじまる華僑と僑郷の関係性
        六 小結――華僑による土楼建造、保全、再建の背景にあるもの

    第八章 福建客家と複数の聖地──歴史のなかの「聖地」と記憶のなかの〈聖地〉
        一 緒言―― 聖地を論じること
        二 客家社会と調査地L村における複数の聖地
        三 エスニックグループの「聖地」とクランの「聖地」
        四 記録としての祖先と記憶としての祖先
        五 調査地における〈聖地〉保生大帝廟
        六 D村の廟を中心とする保生大帝の「信仰圏」と信仰体験
        七 保生大帝を「信じる」ことと「知っている」こと
        八 保生大帝の神秘性と不確かさ
        九 小結――状況の生成

    終章――純正律的な響き合いを描く
        一 結論
        二 結論を結論とする背景
        三 いま民族誌的に「調査対象」を描くということ
        四 純正律と平均律というアナロジー
        五 土楼 天と地と人の響き合い

    あとがき
        一 円い空の下で暮らす「わたし」
        二 「生き生きとした現実」を求めて
        三 中国というフィールド
        謝辞
        初出一覧

    参照文献

    写真・図表一覧

    索引
  • 出版社からのコメント

    「宗族・客家が土楼を生み出した」という従来の発想を覆し、タテモノこそが彼らを創り出してきたのだとする、斬新な論考。

土楼-円い空の下で暮らす福建客家の民族誌(人類学専刊) の商品スペック

商品仕様
出版社名:風響社
著者名:小林宏至(著)
発行年月日:2024/04
ISBN-10:4894893428
ISBN-13:9784894893429
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:348ページ
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