ことばの学習のパラドックス(ちくま学芸文庫) [文庫]
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ことばの学習のパラドックス(ちくま学芸文庫) [文庫]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2024/04/12
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ことばの学習のパラドックス(ちくま学芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    赤ちゃんはなぜことばを正しく理解できるようになるのか?この謎を解く鍵として1980年代に登場したのが「制約」理論だ。人間にはことばに関して正しいかどうかを判断する基準が生得的に備わっている、というのだ。しかし研究が進むにつれ、言語間でのカテゴリー化の違いなど、この理論だけでは説明のつかないことが出てきた。そこで著者が導いたのが「制約」は人間の発達の過程で外的状況や言語にあわせて柔軟にコントロールされる、という仮説だ。本書ではそのメカニズムが巧みな実験により明らかにされていく。認知科学の分野をリードしてきた著者の原点となるデビュー作。
  • 目次

    はじめに
    第1 章 ことばと意味の即時マッピングと制約理論
    1.1 子どもはことばの学習の天才である
    1.2 クワインの謎
    1.3 ことばの意味とは何か?
    1.4  外延と内包――ことばの学習のさらなるパラドックス
    1.5 ことばの学習における制約
    1.6  制約のタイプ――概念的制約とことばの意味についての制約
    第2 章 ことばの学習における概念的制約の役割
    2.1 概念的制約とは何か
    2.2 存在論的カテゴリー
    2.3  子どもがどのように存在論的カテゴリーを理解するか
    2.4 概念的制約の評価
    第3 章 言語領域特有の制約
    3.1 事物全体バイアスと事物カテゴリーバイアス
    3.2 形状類似バイアス
    3.3 相互排他性バイアスとコントラスト原理
    3.4 ことばの意味付与における制約と概念的制約の関係
    第4 章 形状類似バイアスと事物カテゴリーバイアス
    4.1 子どもにとって「同種のもの」とは何か?
    4.2  形状類似から分類学的基準への移行モデル――STS モデル
    4.3 STS モデルの実験的検討
    4.4 カテゴリー知識をチェックする実験
    4.5  2 つの実験からの考察――初期の形状類似バイアスの意義
    第5 章  形状類似バイアスから事物カテゴリーバイアスへの変化のメカニズム
    5.1 形状類似バイアスの意味
    5.2 意味付与の原則における変化のメカニズム
    5.3  3 歳児の形状類似バイアスと知覚類似性ブートストラッピング実験
    5.4  知覚類似性ブートストラッピング効果の発達実験
    第6 章 ラベルの学習とカテゴリーの属性の理解
    6.1 ことばの外延と内包の学習
    6.2 事物カテゴリーバイアスと属性の帰納的投影
    6.3 ラベル拡張と属性推論の比較実験
    6.4  ラベル拡張の際に子どもが属性推論より形状類似性に依存するのはなぜか?
    第7 章  形状類似バイアスと事物全体・カテゴリーバイアスの生得性と文化普遍性
    7.1  形状類似バイアス/事物全体・カテゴリーバイアスは発話の当初から適用されるか?
    7.2  制約の文化普遍性―乳児のことばの学習パターンの異言語比較データ
    7.3  日本人幼児とアメリカ人幼児のことばの意味付与の原則は同じか
    7.4 この章でわかったこと
    第8 章  形状類似バイアス/事物全体・カテゴリーバイアスの起源
    8.1 制約は学習の当初から働かなければならないか
    8.2  形状類似バイアス/事物カテゴリーバイアスが生まれる過程
    第9 章  内的制約と外的制約の均衡関係とことばの発達
    9.1 「内からの制約」と「外からの制約」
    9.2 ことばの学習における外的制約と内的制約
    9.3  助数詞文法と可算,不可算文法の作る言語的カテゴリーの違い
    9.4  ことばの学習における内的制約と外的制約の相互作用を示す研究――今井とゲントナーの実験
    第10 章 ことばと概念発達
    10.1 ことばの学習のメカニズム
    10.2 ことばと概念発達
    ちくま学芸文庫版あとがき
      
    解説  ことばの習得研究はどこからきてどこへいくのか(佐治伸郎)
      
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    赤ちゃんはなぜ、ことばがわかるようになるのか? 認知科学の第一人者である著者がこの謎に取り組んだデビュー作。待望の文庫化。解説 佐治伸郎

    認知科学の第一人者である著者が言語習得の謎に取り組んだデビュー作。待望の文庫化!  解説 佐治伸郎

    ===
    赤ちゃんはなぜことばを正しく理解できるようになるのか? この謎を解く鍵として1980年代に登場したのが「制約」理論だ。人間にはことばに関して正しいかどうかを判断する基準が生得的に備わっている、というのだ。しかし研究が進むにつれ、言語間でのカテゴリー化の違いなど、この理論だけでは説明のつかないことが出てきた。そこで著者が導いたのが「制約」は人間の発達の過程で外的状況や言語にあわせて柔軟にコントロールされる、という仮説だ。本書ではそのメカニズムが巧みな実験により明らかにされていく。認知科学の分野をリードしてきた著者の原点となるデビュー作。
    ===

    赤ちゃんはなぜことばがわかるのか
    著者独自の画期的な研究はここから始まった
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    今井 むつみ(イマイ ムツミ)
    1989年慶應義塾大学社会学研究科後期博士課程修了。1994年ノースウエスタン大学心理学博士。現在慶應義塾大学環境情報学部教授。認知科学、言語心理学、発達心理学の分野で長年にわたり研究をリードしてきた。近年は、人がどのように推論をして学ぶのか、学力不振でつまずく子どもをいかに手助けするか、といったテーマに力を入れている
  • 著者について

    今井 むつみ (イマイ ムツミ)
    今井 むつみ(いまい・むつみ):1989年慶應義塾大学社会学研究科後期博士課程修了。1994年ノースウエスタン大学心理学博士。慶應義塾大学環境情報学部教授。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。著書に、『親子で育てる ことば力と思考力』(筑摩書房)、『言葉をおぼえるしくみ』(共著、ちくま学芸文庫)、『ことばと思考』『英語独習法』(ともに岩波新書)、『言語の本質』(共著、中公新書)などがある。

ことばの学習のパラドックス(ちくま学芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:今井 むつみ(著)
発行年月日:2024/04/10
ISBN-10:4480512373
ISBN-13:9784480512376
判型:文庫
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:文庫
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:15cm
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