縫い目のほつれた世界―小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史 [単行本]
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縫い目のほつれた世界―小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史 [単行本]



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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2024/04/26
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縫い目のほつれた世界―小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    気候変動がもたらした混沌。16~17世紀に世界を襲った寒冷化と、それに伴う飢饉、疫病、戦争―。生きようともがく人々の営みから、技術と社会の革新が生まれ、宗教と科学のせめぎ合いから、新たな文化と思想が開花した。近代への転換点となった“氷の時代”を描く一大歴史絵巻。
  • 目次

    プロローグ──冬景色

    「神はわれらを見捨てられた」──ヨーロッパ、一五七〇~一六〇〇年

     逃亡の修道士
     神の風と波と
     凍てつく寒さ、灼熱する太陽
     動乱時代と火を噴く山
     巡礼と空腹
     葡萄酒に秘められた真実
     葡萄酒とウィーンの人々
     翳りゆく星
     魔女と腐った収穫物
     星に真理を読む
     ファウストゥス博士
     書斎の塔

    鉄の時代

     植物園
     革命を呼ぶ地
     子どもを喰らう都市
     青かびチーズの魔術
     大転換
     世界の姿
     無駄話と作り話
     警告と改善のよすがに
     涙 滂沱たり
     火縄銃の銃身から生まれた革命
     外国貿易の黒字
     機械としての国家
     有利な取引
     銀の宿命
     退役士官
     学者共和国の破壊力
     驚異のドイツ人
     美徳と溺殺房
     レビヤタン
     道徳の目録

    天界の光──彗星その他

     賤民の迷妄
     反キリスト者
     メシアと娼婦
     氷上の歳の市
     新しい自然
     王家御用室内装飾師
     公衆と悪徳蜜蜂
     浮遊する師

    エピローグ──蜜蜂の寓話への補説

     鳴禽と草鞋虫と珊瑚のように
     自由と贅沢
     遺産としての妥協
     大きな夢
     夢の市場での競争
     集団の彼岸
     危機に瀕しているもの

      謝辞
      原注
      訳注
      訳者後記
      図版
      文献
      人名索引
  • 出版社からのコメント

    16世紀ヨーロッパを襲った小氷期を乗り越え人々は近代社会の扉を開いた。新たな文化と思想が開花する革新の時代を描いた歴史絵巻!
  • 内容紹介

    16世紀後半に世界を襲った小氷期により、飢饉、疫病、戦争がはびこるヨーロッパ。しかし、未曾有の危機を生き抜くための人々の創意工夫は、やがて技術と社会の革新に結実する。農業革命、重商主義、世界貿易へと続く近代の扉が開かれ、宗教と科学の拮抗のなかで新たな文化、新たな思想が開花する〈氷の時代〉を描いた一大歴史絵巻にして、現代の環境破壊・気候変動に警鐘を鳴らす問題提起の書。

    図書館選書
    16世紀ヨーロッパを襲った小氷期による飢饉、疫病、戦争を乗り越え、人々は近代社会の扉を開いた。新たな文化と思想が開花する革新の時代を描いた歴史絵巻!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ブローム,フィリップ(ブローム,フィリップ/Blom,Philipp)
    1970年、ハンブルク生まれ。歴史学博士。歴史家、作家、ジャーナリスト。翻訳家としては、英語の自著をドイツ語に訳しているほか、オペラ台本などの翻訳も手がける。著書多数。ほかに長編小説、新聞・雑誌の論説、ラジオ番組など、多方面で活躍し、環境、政治など現代の問題にも積極的に発言している。ベストセラー作家の一人で、グライム文学賞はじめ受賞歴も豊富

    佐藤 正樹(サトウ マサキ)
    1950年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。広島大学名誉教授。博士(文学)。ドイツ文学・文化史
  • 著者について

    フィリップ・ブローム (ブローム フィリップ)
    フィリップ・ブローム(Philipp Blom)
    1970年、ハンブルク生まれ。歴史学博士。歴史家、作家、ジャーナリスト。翻訳家としては、英語の自著をドイツ語に訳しているほか、オペラ台本などの翻訳も手がける。『手に入れることと死蔵すること 蒐集家と蒐集の秘史』(2002年)、『世界を啓蒙する 百科全書、歴史の流れを変えた本』(2005年)、『立ちくらむ歳月 西欧の変動と文化1900-1914年』(2008年)、『邪悪な哲学者 パリのサロンと啓蒙主義の忘れられた遺産』(2011年)、『裂け目 西欧の暮らしと文化1918-1938年』(2014年)、『たがの外れた世界 1570年から1700年までの小氷期および近代世界成立の歴史、ならびに現代の気候に関する考察若干』(2017年、本訳書の原著)、『あるイタリア紀行 300年前にわたしのヴァイオリンを作った移民の足跡を尋ねて』(2018年、翻訳『あるヴァイオリンの旅路』の原著)、『大世界舞台 変革の時代における想像力について』(2020年)、『征服 人間による自然支配の起源と終焉』(2022年)、『闇路を下りゆく時代の啓蒙』(2…

    佐藤 正樹 (サトウ マサキ)
    佐藤 正樹(サトウ マサキ)
    1950年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。広島大学名誉教授。博士(文学)。ドイツ文学・文化史。訳書に、ビルクナー編『ある子殺しの女の記録』(人文書院)、ファン・デュルメン『近世の文化と日常生活』(全3巻、鳥影社)、コンゼンツィウス編『大選帝侯軍医にして王室理髪師ヨーハン・ディーツ親方自伝』(白水社)、ボラージオ『死ぬとはどのようなことか』(みすず書房)、ブローム『あるヴァイオリンの旅路』(法政大学出版局)など、共訳書に、ビルショフスキ『ゲーテ』(岩波書店)、マン『日記』(紀伊國屋書店)、デッカー『教皇と魔女』(法政大学出版局)、フロイント『冒険のバロック』(同)などがある。

縫い目のほつれた世界―小氷期から現代の気候変動にいたる文明の歴史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:フィリップ ブローム(著)/佐藤 正樹(訳)
発行年月日:2024/04/25
ISBN-10:4588352377
ISBN-13:9784588352379
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:414ページ
その他: 原書名: Die Welt aus den Angeln〈Blom,Philipp〉
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