学問で平和はつくれるか? [単行本]
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学問で平和はつくれるか? [単行本]



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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2024/06/04
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学問で平和はつくれるか? [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生命の真のリアリズムで平和=理想論に抗する。世界について語りたがる“わけ知り顔のリアリズム”のただなかで、私たちは新しい平和学を、宇宙物理学から微生物学までに至るあらゆる学問を素地とするものとして構想する。共生知をもとめて越境するアカデミックの最前線からのメッセージ。
  • 目次

    カラー口絵

    序 章 新しい平和学のために--「わけ知り顔のリアリズム」を超えて
    [細見和之]
     はじめに
     1 新しい平和学をもとめて
     2 カントが考えた「永遠平和」
     3 ホロコーストと原爆
     4 わけ知り顔のリアリズムを超えて

    PART I 非日常のものさしを得る--宇宙のなかの地球
    Introduction
    第1章 ビッグバンに至る道--20世紀宇宙観の変遷
    [阪上雅昭]
     1 宇宙の拡がりを実感しよう
     2 遠くの銀河、遠ざかる銀河
     3 膨張宇宙の発見
     4 ビッグバン宇宙
     5 ハッブル・ルメートルの法則
     6 視点の行き来を目指して
    第2章 地球が地球になるまで--私たちが存在できる理由
    [小木曽哲]
     1 海を持つ惑星の誕生
     2 陸の存在意義
     3 初期の生命とプレートテクトニクス
     4 生命進化と大陸
     5 海水量の謎
     6 私たちが存在できる理由
    第3章 地球の営み--南極から眺める現在と過去
    [石川尚人]
     1 南極はどれほど寒いか
     2 南極大陸
     3 南極氷床
     4 南極氷床から得られる氷期-間氷期変動の情報
    第4章 宇宙と人の〈あいだ〉--交通論で考える
    [篠原資明]
     はじめに 交通とは
     1 四つの交通様態
     2 宇宙旅行の場合
     3 空海の場合
     4 西行と月
     5 地中海の空
     6 足穂と彗星
    ColumnⅠ アインシュタインの相対性理論とエネルギー公式
    [森成隆夫]
    研究の原点(1)

    PART II 地球のなかの生命
    Introduction
    第5章 住み込み共生が育む海の生物多様性
    [加藤 眞]
     1 陸上生態系で進行した植物と昆虫の多様化
     2 プランクトンとその濾過食者が卓越する海の生態系
     3 住み込み共生
     4 カイメンの共生者
     5 ナマコの消化管に住む二枚貝
     6 スツボサンゴをめぐる住み込み共生
     7 内湾のサンゴ礁生態系
    第6章 両生類から環境を測る
    [西川完途]
     1 「中庸的」な動物、両生類
     2 両生類の代表カエル
     3 両生類の祖先の体型をしたサンショウウオ・イモリ
     4 頭と胴だけのアシナシイモリ
     5 環境の指標生物としての両生類
    第7章 菌類研究はなぜ難しいのか
    [佐藤博俊]
     1 ユニークな生物、菌類
     2 菌類の数を把握するのは難しい
     3 注目される菌類の多様化
     4 菌類の多様化のメカニズムを探る
     5 困難に立ち向かう
    第8章 藻類
    [宮下英明]
     1 お刺身1切れ=藻類〇kg?
     2 たった一度の偶然で
     3 藻類から未来を考える
    第9章 生物多様性はどう認識されてきたか
     --微生物から見る生物進化の認識における変遷
    [神川龍馬]
     1 博物学から五界説まで
     2 モネラと原生生物の崩壊
     3 ミトコンドリアの多様性
    第10章 スターチャイルド考
    [木下千花]
     1 はじめに
     2 「誕生以前の生命のドラマ」
     3 日本における受容
    Column Ⅱ ゲノミクス時代におけるダーウィン進化論
    [阪口翔太]
    研究の原点②

    PART III 生命としての人類
    Introduction
    第11章 不確かな世界に生きる迷い方
     --自然知能に学ぶ、意思決定の在り様
    [小村 豊]
     1 意思決定と迷い
     2 霊長類の意思決定を測る
     3 意思決定と確信度のシミュレーション
     4 確信度の脳内表現
     5 自然・生命・知性の連なり
    第12章 実験ネズミが食べ過ぎてしまう話
    [林 達也]
     1 分かっちゃいるけどやめられねぇ
     2 飼養箱でネズミは食べ過ぎになる
     3 飼養箱でネズミを運動させると
     4 長寿のためには運動は要らない?
     5 飼養箱に似てきた先進社会
     6 実験動物を通じて人間を知る
     7 動物実験の限界と人間の現実
     8 だからみんなでホンダラダホイホイ
    第13章 言語進化の謎に挑む
    [藤田 耕司]
     1 生成文法・生物言語学の視点
     2 人間言語の構造依存性
     3 併合の運動制御起源仮説
     4 認知考古学的考察
     5 組み合わせる知性-進化的観点と平和学
    第14章 意図的に子どもを作り出せる生物としての人間
     --TNR、反出生主義、『消滅世界』
    [青山拓央]
     1 子どもを作り出すという〈行為〉
     2 猫のTNRとの比較
     3 不確定性と非行為性
     4 反出生主義を論じる前に
    第15章 〈思考停止平和戦争国家〉でどう生きるか
    [小倉紀蔵]
     1 「戦争メタファー」の韓国
     2 「戦争メタファー」を嫌悪する日本
     3 われわれは〈戦争〉をしている
     4 ソフト・パワーからソフト・ウォーへ
     5 日本型〈戦争〉の時代
     6 思考停止する〈戦争〉国家
     7 生の日本的苦しさ
     8 バイオフリーダム(生自由)へ
    Column Ⅲ 健康の未来
    [船曵康子]
    研究の原点(3)

    PART IV 自明性を疑う 文明の歴史
    Introduction
    第16章 文字から文明社会を見る
     --読み書きの現在と〈文字圏の衝突〉
    [鵜飼大介]
     1 読み書きという基礎的技能
     2 読み書きの習熟はそれほど容易ではない
     3 帝国的な社会と文字
     4 宗教と文字の多様なつながり
     5 近代世界における識字化・ラテン文字化と〈文字圏の衝突〉
    第17章 大航海時代は文明史上どのような意味を持つのか
    [合田昌史]
     1 大航海時代とはなにか
     2 グローバル化の第一波
     3 コロンブスの交換
     4 近代世界システム
     5 長篠合戦の世界史
     6 「財政=軍事国家」論
     7 宇宙大航海時代
     8 「ステイタス」を求めて
     9 「世界分割」と「世界布教」
    第18章 グローバリゼーション時代の芸術作品
    [武田宙也]
     1 グローバリゼーション
     2 根をめぐって
     3 クレオール化と暴力
     4 ラテンアメリカ、アフリカ、日本の事例から
     5 グローバルな美術史記述へ
    第19章 文明と科学あるいは技術
    [戸田剛文]
     1 概念の曖昧さ
     2 科学と真理、科学と科学技術
     3 現代における表現
     4 人の善さ
     5 文明の進歩と平和
     6 傷の舐め合い
    第20章 風景と文明0空間・時間・記憶の構造を見出す
    [中嶋節子]
     1 はじめに
     2 風景の発見
     3 風景の客体化・装置化
     4 媒体としての風景 土地と人間とをつなぐ
     5 風景の喪失と回復/奪還
     6 重層する風景とその不連続性
     7 おわりに 見えない風景/実態のない風景の未来
    Column Ⅳ ホロコーストを問いなおす
    [細見和之]
    研究の原点(4)

    PART V 未来からふり返る 地球と人類の未来
    Introduction
    第21章 世代間正義の哲学0〈近代の内破〉という課題
    [安部 浩]
     1 世代間正義という難題
     2 新しい社会契約とロールズの『正義論』の難点
     3 仮想将来世代の制度と『正義論』との関係
     4 仮想将来世代の制度化の過程
     5 DP(格差の原理)の説明の一解釈
     6 〈LP→FEO→DP〉なる順位の所以とロールズへの批判
     7 近代の内破-自己責任概念の極大化による世代間責任の可能性
     8 結語に代えて
    第22章 《ガザ》から展望する世界と文明の未来
    [岡 真理]
     1 過ちは繰り返されなかったか
     2 繰り返される悲劇
     3 信仰の人種化
     4 ダーバン宣言
     5 これが人間か
     6 私には夢がある
    第23章 10億分の1の世界から見る人類の未来
    [髙木紀明]
     1 新しい研究分野
     2 ナノテクノロジー・ナノサイエンスとは?
     3 ナノテクノロジーの成果
     4 現代文明のレベル評価
     5 現代文明の発展と未来
    第24章 身体運動から紐解く共生の未来0人類と地球、そして宇宙へ
    [萩生翔大]
     1 膨大の数の筋が織りなすチームワーク
     2 歩くためのカギは重力を知ること
     3 宇宙で過ごすと歩けなくなる?
     4 重力への適応から考える人類が共生し続ける未来
    第25章 過去を振り返って未来を感じてしまった人類
    [石村豊穂]
     はじめに
     1 未来を描くために過去を知る
     2 環境変動の要因-リズム・イベント・ゆらぎ
     3 時間スケールと「未来」の定義
     4 人類が感じる未来への期待と不安
     5 地球の現状把握と2030年~2100年の可視化
     6 21世紀-世界の協働と混沌
     7 未来の広がり
     8 おわりに
    Column Ⅴ 地球環境の未来
    [浅野耕太]
    研究の原点(5)

    座談会 新しい「平和学」をもとめて (2023年10月2日収録)
    補 稿 座談会への追記 [細見和之]

    あとがき [細見和之]

    索  引
    執筆者一覧
  • 出版社からのコメント

    緊迫する世界情勢。私たちの新しい平和学は、宇宙物理学から微生物学まであらゆる学問を素地とする。学究に携わる人々へのメッセージ
  • 内容紹介

    緊迫する世界情勢。世界はこういうものだと語りたがる〈わけ知り顔のリアリズム〉のただなかで、新しい平和学を、宇宙物理学から微生物学までに至るあらゆる学問を下地とするものと構想する。共生知をもとめて越境するアカデミックの最前線からのメッセージ。

    図書館選書
    緊迫する世界情勢。世界はこういうものと語る〈訳知り顔のリアリズム〉のただなかで、新しい平和学を、宇宙物理学から微生物学までに至るあらゆる学問を下地とするものとして構想する。学究に携わる全ての人へのメッセージ。

学問で平和はつくれるか? [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会
著者名:京都大学大学院人間・環境学研究科(編)
発行年月日:2024/06/05
ISBN-10:4814005202
ISBN-13:9784814005208
判型:A5
発売社名:京都大学学術出版会
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:334ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:470g
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