バケモノのきみに告ぐ、(電撃文庫) [文庫]

バケモノのきみに告ぐ、(電撃文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ここはどこかの薄暗い部屋。少年・ノーマンは拘束されていた。俺はこれから尋問される。語るのは、心を異能に換える能力者“アンロウ”について。そして、４人の少女とバケモノに立ち向かった想い出。「とっとと倒して、ノーマン君。帰ってイチャイチャしましょう」「…いや、君にも頑張ってほしいんだけど？」全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。これこそが俺の使命―のはずだった。だが、いまや俺はこの街を混乱に陥れた大罪人。魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されない。でも、希望はある。なぜかって？―この“告白”を聞けばわかるさ。第３０回電撃小説大賞銀賞受賞作。

• 出版社からのコメント

  バケモノに恋をしたこと、きみにはあるか？　或る少年の追想と告白。

• 内容紹介

  　城壁都市バルディウム、ここはどこかの薄暗い部屋。
  　少年・ノーマンは拘束されていた。
  　どうやら俺はこれから尋問されるらしい。
  
  　語るのは、感情を力に換える異能者《アンロウ》について。
  　そして、『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』。名を冠した４人の美しき少女とバケモノに立ち向かった想い出。
  
  「とっとと倒して、ノーマン君。帰ってイチャイチャしましょう」
  「……いや、君にも頑張ってほしいんだけど？」
  
  　全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。
  　これこそが俺の真なる使命――――のはずだった。
  
  　だが、いまや俺はバルディウムを混乱に陥れた大罪人。
  　魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されないようだ。
  　でも、希望はある。どうしてかって？
  
  　――この〈告白〉を聞けばわかるさ。
  
  　第30回電撃小説大賞最終選考会に波紋を呼んだ、異色の伝奇×追想録。
  　ラスト、世界の均衡を揺るがす少年の或る〈告白〉とは――。
  
  図書館選書
  尋問を受けている。語るのは、心を異能に換える《アンロウ》の存在。そして４人の少女と共に戦った記憶について。いまや俺は街を混乱に陥れた大罪人。でも、希望はある。なぜか？――この『告白』を聞けばわかるさ。

• 著者について

  柳之助 (リュウノスケ)
  第30回電撃小説大賞《銀賞》受賞

バケモノのきみに告ぐ、(電撃文庫) [文庫] の商品スペック