子どもを初めて診る前に読む本 [単行本]
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子どもを初めて診る前に読む本 [単行本]



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出版社:メジカルビュー社
販売開始日: 2024/04/30
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子どもを初めて診る前に読む本 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    子どもを診るすべての人に!子どもとやさしく・楽しく・正しく関わるために知っておきたいことを全部。小児科研修医・元研修医100人へのアンケートから生まれました。
  • 目次

    序文に代えて 小児科はここがおもしろい
    I 子どもを診る前に知っておきたいこと
     発達を学ぶ目的 子どもがわかれば、人間がわかる
      発達は点ではなく、線で理解する
      4つのカテゴリー(身体的発達、知的発達、言語発達、社会情動的発達)で観察する
       [ちょこっとメモ]発達評価基準
       [ちょこっとメモ]発達のマイルストーン
     0~1 カ月児の発達 人生のなかで最も成長する時期
      体重増加、哺乳
       30~40±10 g/日増えていれば OK
       増えていないときに考えること:哺乳・吸収・疾患
      嘔吐、排便・排尿
       赤ちゃんには生理的な胃食道逆流がある
       哺乳後に排気(げっぷ)させる理由
       病的な嘔吐って?
     1~4カ月児の発達 赤ちゃんらしい可愛さが出てくる時期
      体の特徴
       体重増加が緩やかに(1 日 15~30 g 程度に)
       頭位よりも胸囲のほうが大きくなる
       腹臥位で頭を支えられるように
       原始反射はいつごろ消失する?
      身体的発達
       頸のすわり(定頸)は 4 カ月までに完成する
        〈これがコツ〉頸のすわりをチェックする方法
      知的発達
       コリック(colic):泣き止まない原因がわからないことがある
      言語発達
       クーイング(cooing):「あ~」「く~」と声を出す
      社会情動的発達
       笑顔が見られるようになる。 追視をするようになる
       3~4カ月児の視力は0.1ぐらいしかない
        〈これがコツ〉 追視をチェックする方法
       音源定位:音がする方向を振り向く
        〈これがコツ〉 聴覚をチェックする方法
     5~7カ月児の発達 一人での移動が始まる時期
      身体的発達
       原始反射がなくなる
       ずり這いが始まる
       座位がとれる
       ものを掴み舐めて確かめる
       腹臥位姿勢がしっかりする
       [ちょこっとメモ] 腹臥位は月齢によってどう変わる?
      知的発達、言語発達、社会情動的発達
       人見知りの始まり
        〈これがコツ〉 どうしたら赤ちゃんを泣かせないで診察できる?
       [ちょこっとメモ] 乳幼児突然死症候群
       事故が増える!
        〈これがコツ〉 虐待を疑うには
     8~11 カ月児の発達 つかまり立ちが始まり、小さなものが 摘めるようになる時期
      身体的発達
       四つ這い(はいはい)が始まる
       つかまり立ち・伝い歩きが始まる
        〈これがコツ〉 足底過敏がある赤ちゃんのケア
       指で小さなものを摘む(手指の巧緻運動)
      知的発達、社会情動的発達
       人見知り、後追いが始まる
        動作模倣:やって見せると真似をする
      言語発達
       「ママ」「マンマ」と発声する
     1~2歳児の発達 一人歩き、一人遊びが始まる時期
      身体的発達
       粗大運動:一人歩き(独歩)が始まる
        〈これがコツ〉 つま先歩行(toe-walking)があるとき
       微細運動:道具を使えるようになる
      知的発達
       応答したり、ごっこ遊びができる
      言語発達
       言語を理解して、意味のある言葉を発するように
       [ちょこっとメモ] 化膿性股関節炎? つま先歩行?
     2~3歳児の発達 やりとりが巧みになり、走る・跳ぶができる時期
      身体的発達
       粗大運動:「歩く」を応用した動きができる
       微細運動:服が脱げるようになる
      知的発達
       視覚による認知:ものの形がしっかり理解できるようになる
      言語発達(言語理解)
       主要な単語が理解できるようになる
       2つの指示を理解して行動できる
       絵本で「果物・動物」の指差しができる
       「もう一つ」がわかる 簡単な形容詞がわかる
      言語発達(言語表出)
       言葉が急激に増えることも
       YES が答えられるように
      社会情動的発達
       やりとりがさらにできる 自己中心的な「貴族時代」
       [ちょこっとメモ] 自閉症スペクトラム児とのやりとり
     3~4歳児の発達 人の気持ちがわかるようになってくる時期
      身体的発達
       粗大運動:「3」に掛けて覚える
       微細運動:自分でできるけれど、仕上げは親が
        〈これがコツ〉 微細運動を覚えるコツ
      知的発達
       ものの用途を理解できる
       時間や数字、形容詞の概念がわかる
       人の気持ちがわかるように
      言語発達
       3語文で具体的な会話ができる
        〈これがコツ〉 「人の表情や状況の理解」をみる
      社会情動的発達
       身の回りのことを自分でやりたがる
       まだまだ貴族時代。でも周りの状況がわかるように
      4~5歳児の発達 お兄さん・お姉さんらしく、自分一人でできる時期
      身体的発達
       粗大運動:大人と同じような行動ができる
       微細運動:きれいに複雑なことができる
      知的発達(知覚機能)
       視覚認知や状況理解が伸びる
      言語発達
       5W1H が使え、日常会話ができる
      社会情動的発達
       状況を判断して行動できる、我慢ができる
     5歳児の発達 就学前健診で評価すべきこと
      会話
      動作模倣
      協調運動
      概念
      行動制御
      子どもはみんなそれぞれの個性をもっている
     学童期の発達 さまざまな経験を通じて自尊心が育つ時期
      学童期前半(6~8 歳)
       子どもの経験を意味付けするのは保護者
       長女が 7 歳半のときに一人で飛行機に乗ったエピソード
      学童期後半(9~11 歳)
       自己判断して行動し、その責任をもつ
       足の痛みを訴える 10 歳の男の子のエピソード
     思春期の発達 自分とは何者かを知る時期
      前期思春期(11~14 歳)
      中期思春期(15~17 歳)
      発達についてのまとめ
     小児の救急診療 ABCDEの活かし方
      まずは緊急度の評価
      緊急度はぱっと見の第一印象と一次評価(ABCDE)で診る
        〈これがコツ〉 なぜ ABCDE か?
      一次評価(ABCDE)の診かた
       A 気道:特に緊急度が高い異常
       B 呼吸:SpO2 はだけで呼吸を評価しない
       C 循環:血圧が下がってからでは遅い
       D 神経:不機嫌は意識障害と考える
       E 全身観察:緊急度の高い紫斑・紅斑はあるか?
      一次評価(ABCDE)への介入
       A の異常への介入:安静、吸引、肩枕
       B の異常への介入:酸素投与
       C の異常への介入:輸液
       D の異常への介入:ブドウ糖投与、気管挿管
       E の異常への介入:C の安定化のために解熱薬投与
      二次評価:ABCDE の原因を検索する
       病歴聴取(SAMPLE)から鑑別疾患を絞る
        〈これがコツ〉 小児の救急診療まとめ
       小児救急の心構え:家族が緊急と思ったら緊急
        〈これがコツ〉 さらに勉強したい人のために:鉄原の編集した本
     小児の感染症診療 小児には感染症診療の原則が使いにくい
      小児感染症診療はなぜ原則通りに行われない?
       子どもの感染症第 1 位、風邪! 原因ウイルスはわからないことがほとんど
       では、風邪とは何か?
       自然軽快するのが風邪
       小児では培養検査施行が難しい
      小児感染症診療の原則
       成人では感染症診療の三角形がよく用いられる
       小児感染症では三角形が決まりにくい
       小児感染症は楽しい上質な即興ライブ!
      感染症診療における情報収集
       事前確率を想定する
       曝露情報の収集方法
        〈これがコツ〉 問診は最高の検査ツールの一つ!
       流行状況の情報収集方法
      Treat or not treat
       抗菌薬の必要性/不必要性
       各疾患で抗菌薬が必要になるときを理解するにはガイドライン!
        〈これがコツ〉 小児感染症の勉強方法
     小児のオンライン医療相談 手のひらに、小児科医
      妊娠、出産、子育ての安心を誰にでも、どこに住んでいても
       用語の確認「遠隔健康医療相談」とは?
       海外では小児科研修に遠隔医療が組み込まれ始めている
       なぜ診療ではなく、相談なのか
       [ちょこっとメモ] 産婦人科オンライン、小児科オンラインとは
      オンラインのコツは対面にも活かせます
      オンライン医療相談のコツ 7 選(全相談方法共通)
       ①相談開始時に自己紹介をしているか?
       ②相談者がどんなアドバイスを求めているか確認できているか?
       ③適切な共感の言葉を伝えているか?
       ④良い話し手よりも、良い聞き手を目指す
       ⑤適切な言葉遣い・わかりやすい言葉を用いているか?(難しい医学用語を羅列していないか?)
       ⑥十分な量の説明ができているか?
       ⑦相談者の不安の解消は確認できているか?
      オンライン医療相談のコツ(チャット編)
       チャットの返信はスムーズか?
       相槌や補足的な投げかけをしているか?
      オンライン医療相談のコツ(メール編)
       文字数は適切か?
       漢字を多用していないか?
       箇条書きや段落分けをうまく活用しているか?
      オンライン医療相談のコツ(音声通話編)
       声のトーンは少し上げる
       声の抑揚を意識する
      オンライン医療相談のコツ(ビデオ通話編)
       相手を見下ろす視線になっていないか?
       カメラに近づきすぎていないか?
       背景に生活感のあるものは映り込んでいないか?
       [ちょこっとメモ] オンライン医療相談で産後うつハイリスク者を 2/3 に減少 ―ランダム化比較試験―
      オンライン医療相談に寄せられる相談
       最多は育児相談
       レッドフラッグを見逃さない
      相談例と解答例のご紹介
       相談例①(メール相談)生後 9 カ月 男の子 離乳食についての相談
       相談例②(メール相談)生後 5 カ月 女の子 成長発達について
       相談例③(チャット相談)3 カ月 男の子 あざが消えない
       [ちょこっとメモ] オンライン医療相談でアトピー性皮膚炎の発症を押さえる可能性 -ランダム化比較試験-

    II 小児科診療を始める前に知っておきたいこと
     診察を始める前の「準備」
      診察の流れ:「問診」→「身体診察」→「説明」
      診察を始める前の「準備」
       場面と目的の再確認
       鑑別疾患の想起「もしかするとこんなエピソードがあるかもしれない」
       フレームワークを利用する
       状況を俯瞰する
        〈これがコツ〉「VINDICATE」と「解剖学的アプローチ」
     問診(コミュニケーション)
      問診を通して信頼関係を構築する
      問診の型
       自己紹介:まずは関係を確立する
       来院に至った経緯:経過のグラフを描くことを目標に、Open question で始める
       そのほかの症状:Review of systems(ROS)
        〈これがコツ〉 「SIQORAAA シッコラー」
        〈これがコツ〉 「THENFRCSPUBSAWED ゼンフラクスパブソウド」
       そのほかの情報(既往歴、内服歴、社会歴など)
        〈これがコツ〉 「PAMHRFOSS パムエイチアールフォス」
     身体診察①:視診・聴診
      何より「視診」
      いよいよ診察のために子どもに近づく
       ①保護者に安心してもらう
       ②子どもに不必要なプレッシャーを与えない
      まずは聴診
       服(肌着)の上から
       決して子どものほうはみない
       診察中もなるべく保護者と会話を継続
     身体診察②:部位別診察方法(胸部)
      視診は大事
      触診+聴診:初見を立体的に捉える
        〈これがコツ〉 どんな音が、どこで最も強く聞こえるか
      打診:いつも同じように叩くことが大事
     身体診察③:部位別診察方法(腹部)
      まずは声掛け
      視診:平坦か膨隆か、発疹がないか
      聴診:何カ所に分けてある程度時間をかけて
      打診:臓器の位置関係や大きさ、腸管の分布をイメージ
      触診:痛いところは最後に
       [ちょこっとメモ] 反跳痛
        〈これがコツ〉 言語化する大切さ①
     身体診察④:部位別診察方法(鼠径・陰部・背部)
      「鼠径」は皮膚の膨隆や色を確認
      「陰部」も皮膚の色や左右差を確認
      「背部」は皮膚の色や脊椎や肩甲骨の位置関係などを視診と触診で確認
     身体診察⑤:部位別診察方法(四肢、神経)
      まず、何と言っても「視診」
     身体診察⑥:部位別診察方法(頭頸部)
     カルテ記載とプレゼンテーション
      プレゼンテーションの目的
        〈これがコツ〉 言語化する大切さ②
      よいプレゼンテーションとは?
       ①主訴(Opening statement & Chief Complaint)
       ②現病歴(History of Present Illness;HPI)
       ③既往歴(Past Medical History)
       ④生活歴(Social History)
       ⑤身体所見(Physical Examination)
       ⑥診断学的検査(Laboratory Data, Diagnostic Studies)
       ⑦まとめ(Summary)
       ⑧プロブレムリスト(Problem Lists)
       ⑨アセスメント/プラン(Assessment Plan)
       ⑩そのほか(the Others)
      プレゼンテーションのコツ
       決められた時間でまとめる 継続する

    III 小児科診療でよく出会う症候 top7
     発熱
      発熱とはどういうものか
       中枢温をモニタリングするのがリーズナブル
       発熱の定義は絶対値ではなく、「平熱よりも高くなること」
       fever と hyperthermia
      発熱の鑑別疾患
      SIQORAAA による問診
       発熱以外の随伴症状に気づくことが診断への近道
       Site(痛みの部位):発赤、腫脹、疼痛
        〈これがコツ〉 動きの観察で炎症部位を探る
       Intensity(痛みの強さ
  • 出版社からのコメント

    初期研修前に知っておきたいこと,研修中に困ったときに知りたいこと,この1冊でまるっと教えます!
  • 内容紹介

    小児科研修医・元研修医100人へのアンケートから、初期研修前に知っておきたかったこと,研修中に困ったときに知りたかったことをまるっと網羅して、みんながほしかった小児科診療の入門書を作りました。医師臨床研修指導ガイドラインで掲げられている、①子どもの特性を学ぶ、②小児診療の特性を学ぶ、③小児疾患の特性を学ぶがスムーズに身に付くように全体を構成しつつ、泣かせないように診るには? 頸のすわりをチェックするには?この月齢の赤ちゃんの特徴は?虐待を疑うには?など、「子どもとやさしく・楽しく・正しく関わるためのコツ」を随所に散りばめました。ゲスト執筆者の先生方も極意を伝授。「小児の救急診療:ABCDEの活かし方」(鉄原健一先生)「小児の感染症診療:小児には感染症診療の原則が使いにくい」(伊藤健太先生)「小児のオンライン医療相談:手のひらに、小児科医を」(橋本直也先生)。読み応え抜群!「小児科診療でよく出会う症候top7」では、診察から検査、治療の考え方をコンパクトにまとめました。診療前におさらいしておけばスムーズに診察できること間違いなし。小児科診療がもっと楽しくなること間違いなしの一冊です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    利根川 尚也(トネガワ ナオヤ)
    国立成育医療研究センター教育研修センター教育研修室長
  • 著者について

    利根川 尚也 (トネガワ ナオヤ)
    国立成育医療研究センター教育研修室 室長

    伊藤 健太 (イトウ ケンタ)
    あいち小児保健医療総合センター総合診療部 総合診療科 医長

    鉄原 健一 (テツハラ ケンイチ)
    福岡県立こども病院集中治療科 科長

    橋本 直也 (ハシモト ナオヤ)
    株式会社Kids Public代表取締役

    小川 優一 (オガワ ユウイチ)
    千葉県こども病院小児救急総合診療科 医長

    中村 俊貴 (ナカムラ トシキ)
    東京都立小児総合医療センター総合診療科

    諸岡 雄也 (モロオカ ユウヤ)
    諸岡小児科ちくし通りクリニック院長

子どもを初めて診る前に読む本 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:メジカルビュー社
著者名:利根川 尚也(編著)
発行年月日:2024/04/20
ISBN-10:4758313105
ISBN-13:9784758313100
判型:A5
発売社名:メジカルビュー社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:21cm
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