経済学の思考軸―効率か公平かのジレンマ(ちくま新書) [新書]
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経済学の思考軸―効率か公平かのジレンマ(ちくま新書) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2024/05/10
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経済学の思考軸―効率か公平かのジレンマ(ちくま新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経済学は、資源や財源など与えられた制約の中でどうやりくりするかという問題に絶えず直面し、解決策をひねり出そうとします。「拡大する格差を何とかするには」「全世代型社会保障は可能なのか」「市場メカニズムのカギを握る情報というファクター」「人口減少下におけるトレードオフの大命題」…難題の数々に、経済学の“ものの考え方”を駆使して、効率と公平という2本の評価軸をもとに、その発想と思考を交通整理します。「経世済民」をとことん突き詰め、社会全体の「幸せ」について追究する一冊。
  • 目次

    第1章 出発点はあくまでも個人  

    1 個人か社会か  
    …経済学なんて、どうせ「市場原理主義」なんでしょ…個人間の幸せはどうやって比べるのか…関連する2つの奇妙な概念――「パレート効率的」/「補償原理」…「まず経済成長を」と考えてしまう経済学…
    2 経済学の発想でどこまで突っ走れるか
    …経済学が夫婦別姓に賛成する理由…社会保障を「リスク回避」から考える経済学…働くと年金が削られる仕組みは正当化できるのか…個人はどこまで合理的なのか…
    3 経済学で「幸せ」を語れるか
    …「幸せ」研究から浮かび上がるもの…「幸せ」の持つ不思議な特徴…気になる他人の「幸せ」…将来世代の「幸せ」を考えると…
    【この章のメッセージ】  

    第2章 経済学の2本立て構造  
    1 効率性の観点からの問題提起  
    …評判の悪い消費税…消費税率は生活必需品こそ高くせよ?…「ラムゼーの命題」から抜け落ちるもの…一律の消費税率ではダメなのか?…消費税による所得再分配には無理がある…
    2 経済学は公平性をどう裏づけるのか  
    …「格差回避」を「リスク回避」に〝翻訳?する経済学…格差回避の度合いを〝逆算?する…格差そのものを回避する気持ち…個人によって異なる格差の受け止め方…
    3 せめぎ合う効率性と公平性  
    …効率性と公平性の「二分法」…「二分法」の落とし穴…トレードオフから抜け出す方法はあるのか…分配は成長のテコになるか…社会保障給付をベーシックインカムに置き換えるアイデアも…
    【この章のメッセージ】  

    第3章 教科書では教えない市場メカニズム  
    1 評判の悪い市場メカニズム  
    …経済学はなぜ市場メカニズムを重視するのか…市場メカニズムの良いところ ―― 消費者の立場から/経済全体にとって…教科書が説明する市場の「失敗」…
    2 医療保険の強制加入 ―― その奇妙な理由づけ  
    …なぜ医療保険は強制加入なのか…「逆選択」という説明…リスクに合った複数の保険が成立する…強制加入が必要な真の理由 ―― 公平性の観点…残された2つの問題…
    3 あまりにも特殊な教育市場 
    …教育に関する教科書的な説明…教育の「オプション・バリュー」…子供の能力を見極めていく教育…教育という情報収集装置に必要なコスト…公平性の観点から見た教育…
    4 情報収集をサボることのコスト  
    …市場メカニズムのカギを握る情報…成果主義を導入せよ、というけれど…「全世代型社会保障」の考え方…年金の支給開始年齢はなぜ存在するのか…情報収集をサボったことのツケ…「セカンドプライス・オークション」という工夫…
    【この章のメッセージ】  

    第4章 経済学は将来を語れるか  
    1 現在と将来をつなぐ架け橋  
    …議論の中に〝時間?を入れてみる…人口が順調に拡大していると経済学の出番はない…人口が減少すると事態は一変する…黄金律が成立する条件…黄金律は自動的には成立しない…
    2 人口減少下における政府の介入  
    …年金改革をめぐる伝統的な意見対立…誰もが同じ方向に向かっている…
    3 将来世代にどこまで思いを馳せられるか  
    …現在世代と将来世代のトレードオフ…「国民貯蓄」という尺度…図体の大きくなった経済は維持できるのか…瀬戸際に近づきつつある国民純貯蓄…限定的な「シルバー民主主義」の説明力…「対立」ではなく「協調」している高齢層と現役層…
    4 人口減少にどう立ち向かうか  
    …少子化の根本的な原因…社会保障の規模縮小は実現できるか…「現役層=支え手」「高齢層=支えられ手」という二分法は妥当か…経済学からの2つの政策提言…
    【この章のメッセージ】
  • 出版社からのコメント

    「個人の幸せ」を出発点としている経済学が「社会の理想」を議論できるのか。効率と公平の評価軸で人口減少下の経済運営を考え抜く。
  • 内容紹介

    「個人の幸せ」を出発点としている経済学が「社会の理想」を議論できるのか。効率と公平というせめぎ合う2本の評価軸で人口減少下の経済運営について考え抜く。

    市場メカニズム/格差/教育
    少子化/経済成長/リスク回避/黄金律……
    ソボクな誤解や疑いを 解きほぐす

    経済学は、資源や財源など与えられた制約の中でどうやりくりするかという問題に絶えず直面し、解決策をひねり出そうとします。
    「拡大する格差を何とかするには」
    「全世代型社会保障は可能なのか」
    「市場メカニズムのカギを握る情報というファクター」
    「人口減少下におけるトレードオフの大命題」
    ……難題の数々に、経済学の〝ものの見方〟を駆使して、効率性と公平性という2本の評価軸をもとに、原理原則から交通整理します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小塩 隆士(オシオ タカシ)
    1960年京都府生まれ。83年東京大学教養学部卒業。2002年大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)等を経て、一橋大学経済研究所特任教授。主な著書に『再分配の厚生分析』(日本評論社、日経・経済図書文化賞受賞)ほか
  • 著者について

    小塩 隆士 (オシオ タカシ)
    小塩 隆士(おしお・たかし):1960年京都府生まれ。83年東京大学教養学部卒業。2002年大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)等を経て、現在、一橋大学経済研究所特任教授。主な著書に、『高校生のための経済学入門[新版]』(ちくま新書)、『再分配の厚生分析』(日本評論社、日経・経済図書文化賞受賞)、『社会保障の経済学(第4版)』(日本評論社)、『公共経済学』(東洋経済新報社)、『くらしと健康』(岩波書店)、『日本人の健康を社会科学で考える』(日本経済新聞出版)ほか。

経済学の思考軸―効率か公平かのジレンマ(ちくま新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:小塩 隆士(著)
発行年月日:2024/05/10
ISBN-10:4480076182
ISBN-13:9784480076182
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:18cm
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