日常という謎を生きる―ウルフ、小津、三島における生と死の感触 [単行本]
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日常という謎を生きる―ウルフ、小津、三島における生と死の感触 [単行本]



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出版社:東京大学
販売開始日: 2024/05/28
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日常という謎を生きる―ウルフ、小津、三島における生と死の感触 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人間不在の空間へのこだわり、日常的事物がみせる異貌、戦争・災厄と裏腹の日常の不条理。20世紀小説・映画・戯曲を独自の視角からみる、日常の「存在論」の試み。
  • 目次

    断想(序に代えて)

    第一部 日常的事物と映画的知覚
    第一章 ヴァージニア・ウルフと日常的事物の存在論的知覚
    1『ダロウェイ夫人』における死の恐怖と事物への一体化/2日常的事物の存在の生々しさ/3人間不在の空間/4映画的知覚/5結び
    第二章 小津安二郎における映画的知覚と日常性
    1「枕ショット」における物の前景化と人間不在/2〈現実的なもの〉/〈潜在的なもの〉と映画カメラの本性/3反出来事性・反物語性と日常性/4反出来事性・反物語性と「随筆映画」/5.結び――再びヴァージニア・ウルフの方へ

    第二部 三島由紀夫と日常性の問題
    概論 三島由紀夫における日常的事物
    第一章 「スタア」と現実の転位
    1「現実の転位」/2演技と現実/3「スタア」における現実と虚構/結び
    第二章 『鏡子の家』論――戦後の虚無と日常性
    1 序/2清一郎における日常性の逆説/3収、峻吉、夏雄と日常性/4日常性から日常的事物へ/5結び
    第三章 『美しい星』論――核戦争の脅威と日常性
    1核と宇宙人――大衆文化史的背景/2核と日常性(一)/3世界の不統一感の問題(一)/4核と日常性(二)/5世界の不統一感の問題(二)/6結び

    第三部 破局・トラウマ・日常性
    第一章 サミュエル・ベケットの演劇における日常生活と破局
    1『勝負の終わり』と核戦争/2『しあわせな日々』とホロコースト/付論 タル・ベーラ『ニーチェの馬』とベケット
    第二章 イアン・マキューアン『土曜日』における日常性とテロの記憶
    1マキューアンにおける日常性の描写の特質/2『土曜日』における日常と非日常/3.結び――日常性とトラウマ

    あとがき
  • 内容紹介

    ヴァージニア・ウルフと小津にある人間不在の空間とモノへのこだわり、 三島の小説が見せる日常的事物の異貌...。さらに日常性はベケットやマキューアンが示唆するように核の脅威などの20世紀以降の災厄と裏腹でもあるらしい。 独自の視角から日常の「存在論」を試みる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田尻 芳樹(タジリ ヨシキ)
    東京大学教授、イギリス文学、ロンドン大学Ph.D.1964年生まれ
  • 著者について

    田尻 芳樹 (タジリ ヨシキ)
    東京大学大学院総合文化研究科教授、イギリス文学、ロンドン大学Ph.D.。
    1964年生まれ。著書にSamuel Beckett and the Prosthetic Body (Palgrave Macmillan, 2007)、『ベケットとその仲間たち――クッツェーから埴谷雄高まで』(論創社、2009年)、『J.M.クッツェー 世界と「私」の偶然性へ』(三修社、2023年)、共編著にSamuel Beckett and Trauma (Manchester University Press, 2018)、『カズオ・イシグロと日本』(水声社、2020年)、『三島由紀夫小百科』(水声社、2021年)、翻訳書にクッツェー『世界文学論集』(みすず書房、2015年)、『続・世界文学論集』(みすず書房、2019年)ほか。

日常という謎を生きる―ウルフ、小津、三島における生と死の感触 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:田尻 芳樹(著)
発行年月日:2024/05/24
ISBN-10:413080300X
ISBN-13:9784130803007
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:272ページ
重量:500g
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