ゴダール/映画誌 [単行本]
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ゴダール/映画誌 [単行本]



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出版社:草思社
販売開始日: 2024/04/20
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ゴダール/映画誌 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに――わがゴダール

    第1部 追悼ジャン=リュック・ゴダール

    さらばゴダール、さらば映画――幸福な映画と不幸な映画
    ゴダールもまた死す――息切れの友情のはてに
    ゴダール/映画のみ イカロスのように――シリル・ルティ監督『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』

    第2部 豊穣なる60年代ゴダール

    『勝手にしやがれ』
    『勝手にしやがれ』の即興撮影――ジャン=ポール・ベルモンドに聞く
    『小さな兵隊』
    『紹介あるいはシャルロットと彼女のステーキ』――声だけの夫婦共演
    『マクドナルド橋の恋人たち』新婚のゴダール/カリーナ夫婦共演
    『女は女である』
    『怠けの罪』――エディ・コンスタンチーヌ登場
    『女と男のいる舗道』
    『新世界』――『アルファヴィル』に向かって
    『カラビニエ』
    『立派な詐欺師』――シネマ・ヴェリテとは何か
    『軽蔑』
    『軽蔑』撮影ルポ――ジャック・ロジェ監督『パパラッティ』『バルドー/ゴダール』
    恐竜と赤ん坊――『軽蔑』をめぐるフリッツ・ラングVSジャン=リュック・ゴダール対談
    ヌーヴェル・ヴァーグによるヌーヴェル・ヴァーグ――『はなればなれに』撮影風景
    『はなればなれに』

    原作と映画化(1)fool’s gold/鳩が飛ぶ/はなればなれに
    『モンパルナスとルヴァロア』――『女は女である』から遠く離れて、『恋人のいる時間』
    限りなく近く
    『恋人のいる時間』
    『アルファヴィル』
    『気狂いピエロ』

    原作と映画化(2)――妄執/11時の悪魔/気狂いピエロ
    『男性・女性』
    『メイド・イン・USA』
    『彼女について私が知っている二、三の事柄』
    『未来展望』――最後のアンナ・カリーナ
    『中国女』
    『カメラ・アイ/カメラの眼』――集団オムニバス映画『べトナムから遠く離れて』の一篇
    『アモーレ』――オムニバス映画『愛と怒り』の一篇
    『ウイークエンド』

    付録――ゴダールVSトリュフォー喧嘩状
    終わりに
    索引
  • 内容紹介

    不世出の映画監督ジャン=リュック・ゴダールは2022年9月13日、91歳で自死を遂げた。本書はその追悼文から始まる。いかに彼が革新的な映画監督だったか。フランス・ヌーヴェル・ヴァーグのフランソワ・トリュフォーと並ぶ象徴的存在で、映画史に決定的な影響を与え、いかに多くの模倣者を生んだか。そして、1968年のフランス五月革命以降、二人は訣別し、ゴダールは暴走し、映画の破壊へと向かい、孤独の隘路に陥り、誰にも理解されない「不幸な映画」をいかに撮り続けることになったか。

    本書は映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」同人としてフランス現地で出会って二人をよく知る著者が、これまで書いてきたゴダール論を大幅に加筆改稿してまとめた集大成ともいえる大著。「さらばゴダール」ともいうべき哀悼の序章(「キネマ旬報」、「ユリイカ」等の追悼文を収める)から、2章以降、特に著者が愛してやまなかった1960年代ゴダール各作品をつぶさに論じた「映画誌」から成り立っている。「映画誌」というのは著者特有の言い方で、その作品にまつわるもろもろの事象、エピソード、雑感、作品背景、関係者の言葉、分析などを含めたすべてを言い、エッセイというか批評というか読みどころ満載の作品論である。

    1959年作品『勝手にしやがれ』から1967年作品『ウイークエンド』まで15本の長編作品、9本の短編作品を取り上げた。『勝手にしやがれ』は公開当初から、社会を震撼させ、若者たちを熱狂させた。これは映画技法の革命と言ってもいいほどの作品だった。山田宏一氏は1964年から1967年までフランスに留学し、その熱狂の中で映画を見続け、ゴダール、トリュフォーとも交友を結んだ。

    氏の初期評論集『私が映画についてについて知っている二、三の事柄』(1971年、三一書房刊)の第1章は「私がゴダールについて知っている二、三の事柄」から始まっている。そこから2020年刊の「増補新版 ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代」(ワイズ文庫)まで50年にわたってゴダールについて多くの文章を書き続けてきた。60年代のゴダールはすべてに輝かしく作品も素晴らしかった。アメリカの高名な女流映画コラムニスト、ポーリン・ケールは「豊穣の1960年代ゴダール」と呼んだ。

    本書の巻末に付録としてゴダールとトリュフォーの訣別喧嘩状がついている。1968年を境に二人は訣別し、その熱狂は冷めてしまった。著者ももうその後のゴダールに関してはあまり触れていない。

    本書は著者の愛してやまなかった60年代ゴダールとその後のゴダールへの愛憎半ばする総決算である。
  • 著者について

    山田 宏一 (ヤマダ コウイチ)
    山田 宏一(やまだ・こういち)
    映画評論家。1938 年、ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。1964 ~ 1967 年パリ在住、その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人。著書に「友よ映画よ〈わがヌーヴェル・ヴァーグ誌〉」「何が映画を走らせるのか?」「映画 果てしなきベストテン」「ハワード・ホークス映画読本」「フランソワ・トリュフォーの映画誌」「日本映画について私が学んだ二、三の事柄Ⅰ、Ⅱ」など。訳書に「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」(フランソワ・トリュフォー著、蓮實重彥と共訳)など。1999 年、第1回Bunkamura ドゥマゴ文学賞(「トリュフォー ある映画的人生」に対して)。2007 年、第5回文化庁映画賞(映画功労表彰部門)。2017年、第35 回川喜多賞。2022 年度日本映画ペンクラブ賞(功労賞)。

ゴダール/映画誌 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:山田宏一(著)
発行年月日:2024/04
ISBN-10:4794227213
ISBN-13:9784794227218
判型:A5
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:432ページ
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