入門・環境社会学―現代的課題との関わりで(「入門・社会学」シリーズ〈5〉) [全集叢書]
    • 入門・環境社会学―現代的課題との関わりで(「入門・社会学」シリーズ〈5〉) [全集叢書]

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入門・環境社会学―現代的課題との関わりで(「入門・社会学」シリーズ〈5〉) [全集叢書]

牧野 厚史(編著)藤村 美穂(編著)川田 美紀(編著)


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出版社:学文社
販売開始日: 2024/05/02
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入門・環境社会学―現代的課題との関わりで(「入門・社会学」シリーズ〈5〉) の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    第1章 水から何をみるのか(牧野 厚史)
     1 環境社会学の視点
     2 今,世界と日本の水はどうなっているのか
     3 水と人との関係の疎遠化が引き起こす環境問題
     4 「水がある」状態はどのように維持されてきたのか
     5 現代コミュニティの水利用とその課題
     6 流域という広がりで「水がある」状態はいかに維持されるか

    第2章 アジア途上国の水問題の諸相(Ariyawanshe I.D.K.S.D,森本 実穂,藤村 美穂)
     1 アジア社会と水
     2 辺境の少数民族が経験する水問題(ラオス)
     3 移民の村の水問題(インドネシア)
     4 伝統的な水のシステムが直面する問題(スリランカ)
     5 外部からの変化の波
     6 水問題研究の課題

    第3章 流域社会の現在(藤村 美穂)
     1 水と流域社会
     2 水のない川が生み出す水社会
     3 農民の水の使い方
     4 水社会変容の背景
     5 量の視点・質の視点
     6 水社会から流域社会へ

    第4章 上流社会が抱える課題(牧野 厚史)
     1 上流からの呼びかけ
     2 川の環境問題における上流社会の位置
     3 下流からのテーマ化を相対化しNPO化する上流社会
     4 上流社会の向かう方向

    第5章 労働からみる水と人のかかわり(川田 美紀)
     1 2種類の労働
     2 労働を通じた環境とのかかわりの変化と環境問題
     3 農業を通した水とのかかわり
     4 水利用施設を維持するための労働
     5 家事労働を通した水とのかかわり
     6 意図せざる結果として失われた労働
     7 その地の暮らしに根差した固有の労働がつくる社会

    第6章 観光地化を目指さないアクアツーリズム(野田 岳仁)
     1 マスツーリズムを問い直す
     2 「舟屋のまち」の観光地化
     3 地域を揺るがしたホテル建設計画
     4 「漁業のまち」から構想される観光
     5 水辺景観の保存と観光地化への懸念
     6 重要文化的景観選定の受け入れの論理
     7 伊根浦と針江集落のアクアツーリズムからみえてくるもの

    第7章 水環境ガバナンス―市民参加の制度化とその限界(帯谷 博明)
     1 水環境をめぐる社会課題
     2 水への注目とSDGs
     3 ガバナンス概念の登場と展開:統治の場の「広がり」と「プロセス」の重視
     4 水とガバナンス:多様なセクター/アクターの相互作用
     5 日本の河川管理の特徴と変化
     6 ガバナンスの変化1.:住民活動の登場
     7 ガバナンスの変化2.:ネットワーキングの形成とNPO
     8 ガバナンスの変化3.:計画決定過程の開放と参加の制度化
     9 ガバナンスの変化4.:市民活動の衰退と制度の形骸化・変更
     10 市民参加の制度化の限界

    第8章 地域社会におけるリスクと人びとの対応(五十川 飛暁)
     1 環境変化にどう対応するのか
     2 計算可能な危険としてのリスク
     3 リスクの複雑化と普遍化
     4 リスクマネジメントによる予防とその限界
     5 近代河川行政の考え方とリスク対応
     6 河川敷における重層的,可変的なつきあいと不確実性
     7 離島の観光対応にみる生活経験の応用
     8 人びとの経験に基づいた暮らしの更新

    第9章 利用価値の変化にともなう水環境との関係の再構築(楊 平)
     1 水のある環境を利用し続けること
     2 住民と北川の付き合いの歴史
     3 川の管理を担う地域組織
     4 住民にとっての北川という存在
     5 水環境を大切にしている琵琶湖湖西の地域
     6 まちづくりと地域の水環境
     7 変化のないかかわり
     8 地域の水環境の新たな可能性

    第10章 水と人の関係は何を教えるのか(牧野 厚史・藤村 美穂・川田 美紀編)
     1 環境社会学のフィールドワーク
     2 人間にとって環境とは何か(牧野 厚史)
     3 複数のアクターの相互作用とそのプロセスをとらえる(帯谷 博明)
     4 スケールを考える(藤村 美穂)
     5 不合理にみえる人びとの合理性に光を当てる(野田 岳仁)
     6 人びとの判断から考える(五十川 飛暁)
     7 ルールを考える(川田 美紀)
     8 継続的かかわりを考える(楊 平)
     9 アジアの村の現場から考える(Ariyawanshe I.D.K.S.D)
     10 水と人との関係の未来

    索 引
  • 内容紹介

    環境、とくに水に関わる人々の悩みに焦点を当て、
    身近な世界から水をテーマに、環境社会学の見方、問題の調べ方を紹介する。

    日本の水の課題やアジアの水環境、「流域社会」についてとりあげ、
    過疎地の多い上流と下流との関係、労働、ツーリズムという、
    現代日本社会の水利用と関連する各トピックスを紹介。
    水環境ガバナンス、災害リスク回避、地域づくりといった
    水の政策と関連する社会の動向も論じていく。
    水の問題を調査する人に向けて参考になる指摘も掲載。


    【執筆者】
    牧野厚史、藤村美穂、川田美紀、Ariyawanshe I.D.K.S.D、森本美穂、野田岳仁、帯谷博明、
    五十川飛暁、楊 平
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    牧野 厚史(マキノ アツシ)
    兵庫県生まれ、熊本大学大学院人文社会科学研究部教授。専攻、環境社会学、地域社会学

    藤村 美穂(フジムラ ミホ)
    大阪府生まれ、佐賀大学農学部教授。専攻、環境社会学、農村社会学

    川田 美紀(カワダ ミキ)
    栃木県生まれ、大阪産業大学デザイン工学部准教授。専攻、環境社会学、農村社会学
  • 著者について

    牧野 厚史 (マキノ アツシ)
    (まきの あつし)熊本大学大学院人文社会科学研究部・文学部総合人間学科(地域科学コース)教授。


    藤村 美穂 (フジムラ ミホ)
    (ふじむら みほ)佐賀大学農学部生物資源科学科(国際・地域マネジメントコース)教授。


    川田 美紀 (カワタ ミキ)
    (かわた みき)大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科准教授。

入門・環境社会学―現代的課題との関わりで(「入門・社会学」シリーズ〈5〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:牧野 厚史(編著)/藤村 美穂(編著)/川田 美紀(編著)
発行年月日:2024/04/10
ISBN-10:4762032573
ISBN-13:9784762032578
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:216ページ
縦:21cm
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