自転車で勝てた戦争があった―サイクルアーミーと新軍事モビリティ [単行本]
    • 自転車で勝てた戦争があった―サイクルアーミーと新軍事モビリティ [単行本]

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自転車で勝てた戦争があった―サイクルアーミーと新軍事モビリティ [単行本]
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自転車で勝てた戦争があった―サイクルアーミーと新軍事モビリティ [単行本]



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出版社:並木書房
販売開始日: 2024/05/08
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自転車で勝てた戦争があった―サイクルアーミーと新軍事モビリティ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    先の大戦での戦没日本兵165万人のうち37パーセントを占めるといわれる“広義の餓死者”。だが、1950年代のベトナム兵たちが主用したような「押して歩く自転車」を、兵糧輸送と患者後送の手段として役立てる着想があったなら、餓死者数はゼロにおさえられた可能性がある。ではなぜ帝国陸軍のエリート参謀たちにはそれができなかったのか?これまで誰も答えてくれなかった疑問を、本書はひとつひとつ解き明かす。古今の自転車技術を探り、“追試実験”によって確かめられた真実…。日本兵は“餓死”する必要はなかった!
  • 目次

    目 次

    序 1


    第1章 インパール作戦──「置き去り」にしたかどうかで決まった「餓死者数」23

     インドとビルマの間は、広い不毛の密林山脈が「自然国境」を成していた 23
     陸上から補給を受けない長駆侵攻の手本を牟田口に示した「チンディッツ」部隊とは? 26
     インパール作戦の思いつき 37
     3つの師団が糧食を運搬しようとした方法 40
     さまざまな困難 46
     遅延発生後の、崩壊のタイムライン 49
     患者を後ろへ退げられないとき、食糧も前へ行かない 53
     歩兵は命令すれば歩いてくれるが、物資は命令を出しても歩いてくれない 60
     遺棄を防ぐ道具の要件 《1人の健全兵で、1人の重患者と、装備・糧食2人分も運べること 62
     プッシュバイクで、師団の馬や自動車を完全に代置できたか? 66
     秣も燃料も、「世話係」も獣医も不要だった自転車/スクーター 69
     コンゴ人の大発明──材木と山刀だけで自作できる陸上運搬機「Chukudu」72


    第2章 日露戦争は「自転車にとってのタイミング」が悪かった 80

     そもそも自転車はいつ「兵器化」されたのか? 80
    「始祖鳥」としてのドライジーネ 81
     第2次ボーア戦争よりも前の自転車は、依然として《高額なオモチャ》だった 84
    「安全型」自転車がデビュー 87
     南アフリカの地政学 89
     ダニエル・テロンの自転車コマンドー戦術 90
     19世紀軍隊の「騎兵」の地位を20世紀に継承したのは何か? 96
     対露戦争に日本陸軍は自転車を持ち出す計画はあったか? 100
     日露戦争前夜の自転車世相 102
    「自動車」が「自転車」のライバルとして登場したタイミングの悪さ 105



    第3章 なぜ「マレー進攻作戦」だけが「銀輪」活用の成功例となってしまったのか? 108

     日本の自転車工業と幕末人力車の縁 108
     西南戦争で田原坂が攻防の焦点になったわけ 111
     日清戦争以前の国内自転車メーカー 114
     日本で最初に「セーフティー型」自転車を製作したのは……? 117
     日清戦争と自転車 119
     第1次世界大戦前の日本国内の自転車事情 127
     日露戦争後に、宮田が主導した自転車のマスプロ生産が本格化した 130
     第1次世界大戦(1914~18年)と自転車の海外市場 131
    「統制官僚」たちによる《計画経済》──対英米戦争前夜の自転車産業 135
     マレー電撃戦の前夜 140
     開戦劈頭の南方進攻作戦と自転車 141
     生ゴムの自転車チューブは頻繁にパンクしたが、大きな問題にならなかった 145
    「銀輪部隊」のディテール──岩畔豪雄による証言 148
    『戦史叢書』が教えてくれる知恵 152
     米政府も自転車関連の物資は統制していた 156
     国内自転車メーカーの南方占領地サービス 157
     対米戦争後半の内地自転車事情 158
     終戦直後の自転車事情 161


    第4章 「東部ニューギニア」と「ガダルカナル」の悪戦を、自転車は変えられたか? 164

     なぜオーエンスタンレー山脈を歩いて越えようとしたか? 164
     東部ニューギニアの道無き山脈に「プッシュバイク」は通用したか? 168
     なぜガダルカナル島は重視されたか? 177
     一木支隊のガ島上陸と攻撃失敗 180
     川口支隊のガ島上陸と攻撃失敗 186
    「第2師団」のガ島上陸と攻撃失敗 191
     非効率的だった「ドラム罐」補給 199
     補給点に物資が堆積していても、前線では飢えてしまう仕組み 203
     総撤収 205
     そこに自転車を持ち込んでいたなら、何が改善されたか? 207


    第5章 ベトナム人だけが大成功できた理由は? 210

     ディエンビエンフーの大勝利 210
     荷物運搬自転車のディテール 213
    「ブチル・ゴム」チューブと 「インドシナの独立」は、関係がある? 217
     ブチル・ゴムは第2次大戦後に自転車用チューブの定番素材になった 221
     インドシナの仏領植民地に多かったプジョー製の自転車 223
     第2次インドシナ戦争=いわゆる「ベトナム戦争」227
     ベトコンの強さの秘密を見抜いた大物ジャーナリスト 231
     自転車の全盛時代を終らせたのは、米軍ではなくホンダのカブであった 234


    第6章 自転車は「エネルギーと食糧の地政学」をこれからも左右する 240

     欧州の道路は、自転車にも自動車にも好都合だった 240
     ヒトラーは自転車を推せなかった 242
     鉄道と自転車には、相通ずるところがあり、それは中世の「駱駝」と比べられる 247
    「自動車化」は、軍隊を半「奴隷化」した 251
     イタリア軍の先進的な考え方 256
     スイス陸軍の実践 260
     手押しスクーターは、非常時の食料・肥料・薪炭の配分に大活躍する 264




    [コラム]
    水牛は役に立たなかったのか? 48
    実験リポート ゴム無し車輪のプッシュバイクで本当に使い物になったか? 237
    自転車歩兵部隊を乗馬歩兵部隊と比べた長所と短所は何か? 254


    「あとがき」にかえて 268

    学ぶにしくはなし 268
    自転車は、乗るばかりが能ではない 270
    少子高齢化社会に向き合いつつ、周辺国からの侵略に強靭に対処するには 272
  • 出版社からのコメント

    令和のクラウゼヴィッツこと軍師!兵頭二十八 渾身の書き下ろし!!この発想があれば日本は確実に生き残れる!
  • 内容紹介

    先の大戦での戦没日本兵165万人のうち37パーセントを占めるといわれる《広義の餓死者》。だが、1950年代のベトナム兵たちが主用したような「押して歩く自転車」を、兵糧輸送と患者後送の手段として役立てる着想があったなら、餓死者数はゼロにおさえられた可能性がある。ではなぜ帝国陸軍のエリート参謀たちにはそれができなかったのか? これまで誰も答えてくれなかった疑問を、本書はひとつひとつ解き明かす。古今の自転車技術を探り、《追試実験》によって確かめられた真実……。日本兵は〝餓死〟する必要はなかった!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    兵頭 二十八(ヒョウドウ ニソハチ)
    1960年長野市生まれ。陸上自衛隊北部方面隊、月刊『戦車マガジン』編集部などを経て、作家・フリーライターに。現在は函館市に住む
  • 著者について

    兵頭 二十八 (ヒョウドウニソハチ)
    兵頭 二十八(ひょうどう にそはち)
    1960年長野市生まれ。陸上自衛隊北部方面隊、月刊『戦車マガジン』編集部などを経て、作家・フリーライターに。既著に『米中「AI」大戦』(並木書房)、『有坂銃』(光人社FN文庫)など多数。現在は函館市に住む。

自転車で勝てた戦争があった―サイクルアーミーと新軍事モビリティ の商品スペック

商品仕様
出版社名:並木書房
著者名:兵頭 二十八(著)
発行年月日:2024/05/10
ISBN-10:4890634487
ISBN-13:9784890634484
判型:B6
発売社名:並木書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:301g
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