愚か者の石 [単行本]
    • 愚か者の石 [単行本]

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愚か者の石 [単行本]



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出版社:小学館
販売開始日: 2024/05/29
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愚か者の石 [単行本] の 商品概要

  • 内容紹介

    生きることは、まだ許されている。

    明治18年初夏、瀬戸内巽は国事犯として徒刑13年の判決を受け、北海道の樺戸集治監に収監された。同房の山本大二郎は、女の話や食い物の話など囚人の欲望を膨らませる、夢のような法螺ばかり吹く男だった。明治19年春、巽は硫黄採掘に従事するため相棒の大二郎とともに道東・標茶の釧路集治監へ移送されることになった。その道中で一行は四月の吹雪に遭遇する。生き延びたのは看守の中田、大二郎、巽の三人だけだった。無数の同胞を葬りながら続いた硫黄山での苦役は二年におよんだ。目を悪くしたこともあり、樺戸に戻ってきてから精彩を欠いていた大二郎は、明治22年1月末、収監されていた屏禁室の火事とともに、姿を消す。明治30年に仮放免となった巽は、大二郎の行方を、再会した看守の中田と探すことになる。山本大二郎は、かつて幼子二人を殺めていた。

    「なあ兄さん。
    石炭の山で泣いたら
    黒い涙が出るのなら、
    ここの硫黄の山で涙流したら、
    黄色い涙が出るのかねえ」


    【編集担当からのおすすめ情報】
    直木賞受賞(『ともぐい』新潮社刊)後、第一作!

    「地獄に光が差したとして、仮初めであってもお前はそれに手を伸ばすのか」
    ――河崎秋子

    ブレイク作『絞め殺しの樹』に連なる、大河巨編!
    河崎節が冴え渡る、圧巻の長編監獄小説!


    図書館選書
    明治18年初夏、瀬戸内巽は徒刑13年の判決を受け北海道の樺戸集治監に収監された。翌春、巽は相棒・山本大二郎とともに道東の釧路集治監へ移送される。樺戸に帰還後、大二郎は屏禁室の火事と共に姿を消す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河﨑 秋子(カワサキ アキコ)
    1979年北海道別海町生まれ。2012年「東陬遺事」で第四六回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)、14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、15年同作でJRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第二一回大藪春彦賞、20年『土に贖う』で第三九回新田次郎文学賞を受賞。24年『ともぐい』で、第一七〇回直木三十五賞を受賞

愚か者の石 [単行本] の商品スペック

発行年月日 2024/06/03
ISBN-10 4093867216
ISBN-13 9784093867214
ページ数 352ページ
20cm
書籍形式 日本の小説
発売社名 小学館
判型 B6
Cコード 0093
対象 一般
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発行形態 単行本
内容 日本文学小説
分類 文芸
書店分類コード V520
発売情報解禁日 2024/04/08
書籍ジャンル 文芸
言語 日本語
出版社名 小学館
著者名 河﨑 秋子

    小学館 愚か者の石 [単行本] に関するレビューとQ&A

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