シカゴ通信：科学者の見た世界，自然と文化，人と食 [単行本]

シカゴ通信：科学者の見た世界，自然と文化，人と食 の 商品概要

• 目次

  はじめに
  
  ◇1． アメリカ
  1.1 最後のフロンティアと呼ばれるアラスカ
  1.2 “地球の始まり”の残るアリゾナ
  1.3 自然と人工のバランスのグアム島
  
  ◇2． 中南米
  2.1 タンゴのアルゼンチンとエビータ・ペロン
  2.2 コスタリカのグループツアー
  2.3 驚くほど素晴らしいチリ
  2.4 パナマの“光と影”
  2.5 ペルー・インカのマチュピチュ遺跡
  
  ◇3． ヨーロッパ
  3.1 アイルランド・ダブリンのテンプル・バー
  3.2 大英帝国から続くイギリス
  3.3 ローマ時代から足跡を保つイタリア
  3.4 民主主義発祥のギリシャ
  3.5 スイスの見事な山岳
  3.6 異文化の共存繁栄するスペイン
  3.7 チェコの中世から残る華麗な街プラハ
  3.8 伝統と底力のドイツ
  3.9 ドナウ川とブダペストのハンガリー
  3.10 素敵なバルト3国：リトアニア，ラトビア，エストニア
  3.11 歴史に登場するバルカン半島諸国：クロアチア，スロベニア，ルーマニア，ブルガリア
  3.12 世界的人気のフランス
  3.13 海鮮料理のおいしいポルトガル
  3.14 キュリー夫人のポーランド
  
  ◇4． アジア・太平洋
  4.1 神秘的なインド
  4.2 神々が住むと言われるインドネシア
  4.3 石造り文化のカンボジア
  4.4 仏教の国タイランド
  4.5 南太平洋の美しい島タヒチ
  4.6 驚異的な歴史と自然の中国
  4.7 高層建築の密集する香港
  4.8 国作り途中のベトナム
  4.9 豊かな自然のニュージーランド
  
  ◇5． アフリカ・中近東
  5.1 古代エジプト最大の建造物ピラミッド
  5.2 南アフリカの素晴らしい自然と動物
  5.3 アラブ首長国連邦・ドバイ世界一の超高層ビル
  
  あとがき
  解説

• 内容紹介

  ☆研究者必見！ 在米55年，シカゴ大学名誉教授による旅・学問・人生の指南書
  ★国際学会の傍ら訪問した，世界約40地域のおススメ場所・料理・歴史などを紹介
  ☆カラー写真掲載300点以上。一流科学者の視点に迫る！
  
  本書は、米国シカゴ在住半世紀以上になる一人の科学者が、家族とともに訪れた世界各地の魅力を、多数の写真を交えて読者に親しみやすい語り口で紹介するものです。
  
  ペルーのインカ帝国の遺跡、中国の万里の長城、タヒチのサンゴ礁、南アフリカの自然動物地域、ヨーロッパ諸国の歴史と街並み、そしてその土地でしか味わえない食べ物など、世界は美と驚きに満ちていることを思い出させてくれます。
  
  本書は単なる旅行記ではなく、科学者としての視点から世界を探求し、多様な文化や自然環境に対する深い理解を促すものです。筆者のグローバルな生き方と世界の多様性に向き合う姿勢が、現代の閉塞感漂う社会に新たな視点を提供します。
  
  なお、本書の内容は、日本医学物理学会の機関誌『医学物理』に、2021～2023年の2年間にわたり掲載された連載コラムを再編したものです。

• 著者について

  土井邦雄 (ドイクニオ)
  早稲田大学理工学部応用物理学科卒業．工学博士．大日本塗料（株）勤務を経て，1969年にシカゴ大学放射線科へ移籍の後，1994年シカゴ大学生科学部ラルフ・ジェラード任命教授，1985～1998年医学物理学講座主任教授，1977年カート・ロスマン放射線画像研究所所長，シカゴ大学名誉教授．群馬県立県民健康科学大学前学長（2009～2015）及び名誉教授．日本放射線技術学会名誉顧問．日本医学物理学会名誉会員．
  
  受賞歴： 文部科学大臣「科学技術賞」，米国医学物理学会（AAPM）エディス・クインビー賞，国際放射線単位測定委員会（ICRU）グレイ・メダル
  著書：『学長の回顧録』 （インナービジョン、2014）

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