官僚制の作法 [単行本]
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官僚制の作法 [単行本]



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出版社:公職研
販売開始日: 2024/05/17
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官僚制の作法 [単行本] の 商品概要

  • 目次

     はじめに
     「国の司令塔がない」-橋本元総理の行革論

    第一章 臨調型行革の系譜
    1 行政整理の系譜
     戦後の行政整理
     異次元の「行政整理」/行政委員会の廃止と巧みな論理
     「行政整理」から「行政改革」へ/行政審議会での予算編成機構論議
     曖昧な予算編成権/内閣か大蔵か
     狡智な財政法-主任の大臣の「作製」と国庫大臣の「作成」という予算の編成
     勅令(会計規則)の法律化(財政法)
     「美しい誤解」
     予算編成機構論議の棚上げ
    2 臨調型行革
     臨調型行革のステージ
     臨調型行革モデルと行政管理庁
     第一次臨調の組織概要
     厳しい臨調の評価/「行革は政治過程の一環」
     臨調答申-大蔵省批判と「内閣機能の強化・総合調整機能の強化」論の登場
     大蔵省の反駁-「二つの大蔵省をつくることになる」
     大蔵省の本音-「内閣が調整すると言って、何をするのか」
     棚上げ・骨抜き・廃案の臨調答申
     事例その一 内閣補佐官制度
     事例その二 「首都行政の改革に関する意見」
     「政策の献立は各省にある」/第一次臨調が明らかにしたもの

    第二章 橋本行革と各省官僚制
     はじめに
    1 自治省→総務省
     レゾン・デートルの仕立て直し/脱「地方自治の省」
     総務省-メルティング・ポットかサラダ・ボールか?
     三日目の豹変
     キーパーソンの二人-水野清と石原信雄
     石原の「総務省」構想の文脈
     「総務省」の時代/地方分権の精算
    2 大蔵省→財務省
     財政と金融の分離
     与党の時代の到来と行政組織編成権
     「権力の真空」
     連立与党三党協議
     国税庁の分離-徴税一元化による揺さぶり
     第二の攻防/経済財政諮問会議の設置
     イメージ図のトリック/格下げの手法
     最終決着の一日/二六時の記者会見
     三党合意のペーパーを「読み直す」
     「本丸は預託の廃止」/郵貯の自主運用と財政投融資改革
     大蔵省理財局のシナリオ/「市場原理」の矛盾とその「吸収」の仕組み
     ドラフトの意味不明な文言
    3 通商産業省→経済産業省
     相反する「省名」へのこだわり
     「経済」の省へ
     通産省から「産業省(仮称)」へ/中間報告
     「経済」モデルはドイツの連邦経済省⁉
     水野清の経企庁分割案
     調整のステージへ―党内調整と与党協議会
     「産業省」の組織編成案
     「産業」という横串(省庁横断的調整)の挿入
    4 橋本行革の特記事項/中央省庁等改革基本法の戦略
     「何も足さない、何も引かない!」
     「最終報告の法律化」が抱えた難点と内閣府の位置付け
     二つの法律を附則の「別表」に落とし込む/基本法の仕掛け

    第三章 「省」 とは何か
    1 国務大臣・行政長官同一人制の道程
     はじめに
     省であることの「本音」
     「卿」の省と「大臣」の省
     参議の内閣と参議の省卿兼任/参議ポストの「空位化」
     「国政の実権」を省務に見出す│手足を持つこと
     「参議ノ輩ハ… …」/行政長官化
     昭和・平成の「空位化」/無任所国務大臣、特命担当大臣
     省の「原型」-明治四年太政官達第三八七号/卿の責任制と独立主義
    2 各省採用と「年次序列」
     各省採用のはじまり
     「後輩の席に座ることはない」-「年次序列」の掟
     上司の引き/公募なき昇進
     「社風」という遺伝子
     「役所の人事には手を出さないでいただきたい」
     「Ⅱ種の壁」

    第一章補論 総定員法-本則全二か条の智慧
     はじめに
     総定員法の特徴と「定員管理」
     「官吏の定員」から「職員の定員」へ
     戦後最大の人員整理と人事院の「戦線離脱」
     「定員外職員」という旧定員法の限界
     各省設置法による定員管理
     「最高限度」-総定員の抑制法
     定員管理制度の再考-数から質へ

    第二章補論 官邸支配の錫杖-内閣人事局の設置と任免協議
     はじめに
     「異動してもらう」
    1 梶山内閣官房長官の牽制
    2 「幹部職員の人事への内閣関与について」の諸案
     「諸案」のメリットと問題点
    3 官邸支配の黄金の錫杖│「任免協議」という拒否権
    4 合議制の内閣を出し抜く
     降任規定/見当たらない説明
    5 タテマエとホンネ-国会答弁と政権の運用の乖離
     法案のメリット⁉/縦割りの弊害の排除、日の丸公務員、キャリアパス
     真逆の運用
    6 「人事の秘密」⁉

    あとがき
    年表
  • 出版社からのコメント

    省庁半減という日本の行政史上画期的な橋本行革は、いかにして達成されたのか。関係者の証言、貴重な一次資料から検証する。
  • 内容紹介

    霞が関を敵に回す橋本行革は、いかにして達成されたのか。
    省庁半減をめぐる攻防の中で、省庁の存亡にかかる対処方針は異なる。
    行革反対で組織防衛を図る省庁もあれば、行革をチャンスと権限拡充を目指す省庁もある。
    これに族議員や圧力団体も絡む。行革は複雑な政治過程の一環である。
    本書は特に行革の「勝ち組」の総務省(自治省)、経済産業省(通産省)、財務省(大蔵省)を取り上げる。三省のしたたかな行革戦略がわかる。霞が関の省庁は一体ではない。
    霞が関は連合体であり、日本の官僚制は各省官僚制である。
    著者は関係者の証言や貴重な一次資料から橋本行革の経緯と意義を掘り起し、「省」とは何かを辿る。さらに全則2か条の総定員法の智慧、安倍・菅政権の官邸支配の錫杖を明らかにする。
  • 著者について

    岡田彰 (オカダアキラ)
    1945 年生。1974年法政大学卒業、博士(政治学)
    行政学、地方自治専攻
    主著:『現代日本官僚制の成立』(法政大学出版局、1994年)
    『GHQ民政局資料・国家公務員法』(丸善、1997年)
    『GHQ民政局資料・地方自治Ⅱ』(丸善、1998年、共著)
    『中央省庁改革』(日本評論社、2000年、共著)
    『信頼のガバナンス』(ぎょうせい、2006年、共著)
    『資料から読む地方自治』(法政大学出版局、2009年、共著)

官僚制の作法 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:公職研
著者名:岡田彰(著)
発行年月日:2024/05
ISBN-10:4875264496
ISBN-13:9784875264491
判型:B6
発売社名:公職研
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:322ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:427g
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