日本怪奇物語(河出文庫) [文庫]

日本怪奇物語(河出文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  明治、大正、昭和戦前の怪談、奇談、不思議話、猟奇事件を、当時の新聞、雑誌、著者の伝聞から全百八十五話収録。あの時代の、世相・民衆の心情が色濃くうかがえる貴重な稗史の民俗資料ともいえる。戦争の幽霊譚からタクシーの怪まで、元祖・実話の宝庫集。巻末付録「近代猟奇年表」。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  明治篇（生首が転がっていた大江戸と怪盗斬殺奇異；僧侶はチョン髷の鬘をかぶって伊勢参拝；七日七夜、逆立ちの難行苦行を志した奇人　ほか）
  大正篇（蚕を喰い荒らす土竜のような尾の裂けた怪獣；毎日豆腐五丁ずつで生きている奇妙な男；死んだ女が十人も子を産んでいる怪事件　ほか）
  昭和篇（神告で発掘された観音像の霊異と女行者；笑うと体がグニャリと海月のようになる女；顔が人間に似ている一つ目の不思議な馬　ほか）

• 出版社からのコメント

  戦前の同名書を、新字新仮名遣いにして初文庫化。明治以降の新聞、雑誌、伝聞から、怪談、猟奇、不思議、珍談を収集。貴重な民俗譚。

• 図書館選書

  戦前の原著の明治～昭和篇を新字新仮名遣いにして初文庫化。当時の新聞、雑誌、伝聞から、怪談、猟奇事件、不思議話、珍談を収集。時代の諸相を知る、貴重な民俗譚の記録集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  富岡 直方(トミオカ ナオカタ)
  生没年・詳細不明。怪奇、犯罪、猟奇、宗教研究家。皷川（鼓川）号で、少年少女小説も執筆した

• 著者について

  富岡 直方 (トミオカ　ナオカタ)
  生没年、詳細不明。号・皷川。怪奇、猟奇、犯罪、宗教研究家。著書に、『散華の手記』『山岡鉄舟言行録』『灯ともし頃』『日本猟奇史』（本書と同内容）、編著に『江戸猟奇犯罪考』など。

日本怪奇物語(河出文庫) [文庫] の商品スペック