後宮の黒猫金庫番〈3〉(富士見L文庫) [文庫]

後宮の黒猫金庫番〈3〉(富士見L文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  後の伝説となる「黒猫金庫番」こと蔡月花は、左遷先で「捨て猫窓際番」と呼ばれていた。事の起こりは、妃が発注した国内の名窯の磁器と西加琉王国産の磁器が取り違えられたことだった。その際、西加琉磁器の方が出来が良く、技術の流出が疑われたのだ。月花は宦官の路易と共に、西加琉王国の商館のある海雲州への潜入調査を皇帝に命じられる。けれどその直前に婚約者の偉光と喧嘩別れをしてしまい、海雲州では「皇帝の不興を買って左遷された」という噂が広まり、針のむしろの待遇で―黒猫金庫番、最大の危機！

• 目次

  第一章　捨て猫は、地方に左遷される
  
  第二章　皇子の誕生と、妃嬪の死
  
  第三章　皇城から来た金庫番は、歓迎されない
  
  第四章　海雲州への出向は、命がけ
  
  第五章　見合いの結末

• 出版社からのコメント

  蔡月花、「黒猫金庫番」改め「捨て猫窓際番」に!?

• 内容紹介

  　後の伝説となる「黒猫金庫番」こと蔡月花（さい　げっか）は、左遷先で「捨て猫窓際番」と呼ばれていた。
  　事の起こりは、妃が発注した国内の名窯（めいよう）の磁器と西加琉（シーガル）王国産の磁器が取り違えられたことだった。
  　その際、西加琉磁器の方が出来が良く、技術の流出が疑われたのだ。
  　月花は宦官の路易（るい）と共に、西加琉王国の商館のある海雲州への潜入調査を皇帝に命じられる。
  　けれどその直前に婚約者の偉光（いこう）と喧嘩別れをしてしまい、海雲州では「皇帝の不興を買って左遷された」という噂が広まり、針のむしろの待遇で――
  　黒猫金庫番、最大の危機！
  
  
  図書館選書
  後宮で起きた妃たちのゴタゴタがきっかけで、南の州に左遷されることになった月花。けれどそれは表向きで、実情は密命を受けて技術の流出について探りに行くというものだった。けれど出立前から前途多難で……。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岡達 英茉(オカダチ エマ)
  東京都出身の蠍座。「王宮の至宝と人質な私」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）にてデビュー

後宮の黒猫金庫番〈3〉(富士見L文庫) [文庫] の商品スペック