身体と魂の思想史―「大きな理性」の行方(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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出版社:講談社
販売開始日: 2024/06/13
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身体と魂の思想史―「大きな理性」の行方(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「わたしはどこまでも身体であり、それ以外の何物でもない」と、近代理性の影である身体にこそ「大きな理性」を見たニーチェ。それに呼応するかのようにフロイトやライヒが着目した症状と性、メルロ=ポンティの説いた「受肉した意識」としての身体、さらに身体のイメージへと、影であった身体が探求される。二〇世紀終盤には身体性認知科学が、身体と環境の「あいだ」に拡がる心を見出し、脳神経の科学と技術は拡張身体を描き始める。「大きな理性」としての身体、その発見の歴史と未来を考察する。
  • 目次

    序 章 大きな理性としての身体
    第1章 精神分析における身体――フロイトの洞察
    第2章 性と聖を結ぶ身体――フロイトからライヒへ、ライヒから現代へ
    第3章 身体の思想としての実存主義――サルトルを超えて
    第4章 身体を取り戻した心――メルロ=ポンティと身体性認知
    第5章 身体イメージと現代――「付き合いにくい存在」か「大きな理性」か?
    第6章 脱身体から拡張身体へ――脳科学から見る身体の近未来
  • 出版社からのコメント

    ニーチェに「大いなる理性」と言わしめた身体。20世紀以降の哲学と科学は身体の新たな姿を描き出す。心のありようと身体の関係とは
  • 内容紹介

    ニーチェは、19世紀の終わりに「身体はひとつの大きな理性だ」という印象的な表現を残している。近代的な理性による啓蒙が重視された時代背景と対照させて考えるなら、ニーチェは啓蒙主義的な理性を「小さな理性」、それに対抗して到来すべき身体を「大きな理性」ととらえていたと思われる。小さな理性を重視する合理的主体ではなく、生命のはたらきを内蔵する「大いなる理性」としての身体こそ、来るべき20世紀を生きる主体だと見ていたに違いない。
    ニーチェに呼応するかのように、フロイトやライヒの「症状」あるいは「性」への着眼から、メルロ=ポンティが示した「受肉した意識」としての身体、さらに認知科学の展開へと、身体の意味が探求されてゆく。20世紀終盤には身体性認知科学が興隆、身体と環境の「あいだ」に拡がる心を見出し、いっぽう脳神経科学は拡張身体の可能性を探ることになる。
    本書では、まず(1)フロイトと精神分析の思想、(2)精神分析から派生したライヒの生命思想、(3)サルトルの実存主義における精神と身体をめぐる議論を紹介する。続く20世紀半ばから現在にかけて展開する身体の思想としては、(4)メルロ=ポンティによる身体論と身体性認知科学を取り上げ、その展開として、(5)現代における身体イメージとその病理をめぐる議論、(6)脳神経科学と技術を通じて見えてくる「拡張身体」の姿を見定め、合わせて心の科学に関連する広範囲の文化現象を通じて、人びとの身体と心がどのような未来に向かいつつあるのかを考察するものである。

    [本書の内容]
    序 章 大きな理性としての身体
    第1章 精神分析における身体――フロイトの洞察
    第2章 性と聖を結ぶ身体――フロイトからライヒへ、ライヒから現代へ
    第3章 身体の思想としての実存主義――サルトルを超えて
    第4章 身体を取り戻した心――メルロ=ポンティと身体性認知
    第5章 身体イメージと現代――「付き合いにくい存在」か「大きな理性」か?
    第6章 脱身体から拡張身体へ――脳科学から見る身体の近未来
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 彰吾(タナカ ショウゴ)
    1971年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。ハイデルベルク大学客員研究員、東海大学現代教養センター教授等を経て、現在、東海大学文明研究所所長および理化学研究所客員研究員。身体性の観点から心の科学を刷新することを目指し、自己・知覚・他者理解等のテーマに取り組む
  • 著者について

    田中 彰吾 (タナカ ショウゴ)
    1971年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。ハイデルベルク大学客員研究員、東海大学現代教養センター教授等を経て、現在、東海大学文明研究所所長および理化学研究所客員研究員。身体性の観点から心の科学を刷新することを目指し、自己・知覚・他者理解等のテーマに取り組む。
    著書に『生きられた〈私〉をもとめて――身体・意識・他者』(北大路書房)、『自己と他者――身体性のパースペクティヴから』(東京大学出版会)、共著に『身体の知』(ビイング・ネット・プレス)、共訳書に『現象学的心理学への招待』(新曜社)、『現象学入門』(勁草書房)などがある。

身体と魂の思想史―「大きな理性」の行方(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:田中 彰吾(著)
発行年月日:2024/06/11
ISBN-10:4065235197
ISBN-13:9784065235195
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:19cm
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