アーリヤ人の誕生―新インド学入門(講談社学術文庫) [文庫]
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出版社:講談社
販売開始日: 2024/06/13
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アーリヤ人の誕生―新インド学入門(講談社学術文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    インドとヨーロッパに広がる言語には共通の起源があるのではないか―。植民地インドでのサンスクリット語「発見」を端緒に、起源の言語の話し手として生み出された「アーリヤ人」は、瞬く間にナチス・ドイツの人種理論に繋がる強固な像を手に入れた。言語学誕生の歴史を追跡し、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代西欧を克明に浮かび上がらせる!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 インド学の誕生―十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ(ウィリアム・ジョーンズと言語学の誕生;ベンガル・アジア協会とウィリアム・ジョーンズに対する評価)
    第2章 東洋への憧憬―十九世紀前半のヨーロッパ(オリエンタル・ルネッサンスをになった人々;印欧比較言語学の確立)
    第3章 アーリヤ人侵入説の登場―十九世紀後半のヨーロッパ(系統樹説と印欧語族の故郷;マックス・ミュラーと「アーリヤ民族」)
    第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭―二十世紀のインド(インダス文明の発見と南アジア考古学の発達;一九九〇年代以降の反「アーリヤ人侵入説」とヒンドゥー・ナショナリズム)
    第5章 私のインド体験―多様性との出会い(インド少数民族研究;私のムンダ語・ムンダ文化発見)
    補章 出版二十年後に
  • 出版社からのコメント

    「紀元前15世紀、インドにアーリヤ人が侵入した」のは真実か? 答えは近代言語学誕生の歴史にあった。世界史の常識の虚実に迫る!
  • 内容紹介

    ヨーロッパのラテン語・ギリシア語とインドのサンスクリット語に共通の祖となる、失われた起源の言語――。そんな仮想の言語の話し手として「アーリヤ人」は生み出された。そして、それは瞬く間にナチス・ドイツの人種論に繋がる強固な実体を手に入れる。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。
    言語学誕生の歴史から、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代ヨーロッパの姿が克明に浮かび上がる!

    「インド学」はインドで発達した学問ではない。18世紀末からサンスクリット語文献を集めてきたヨーロッパを中心に発達してきた。私たち日本人が抱く「インド」イメージもまた、近代ヨーロッパという容易には外しがたい眼鏡を通して形成されている。
    植民地インドで「発見」された古典語サンスクリットの存在は、ラテン語やギリシア語との共通性から、ヨーロッパとインドに共通する起源の言語の存在を想像させた。類稀な語学の才に恵まれたイギリス人ウィリアム・ジョーンズ(1746-94年)によるこの「発見」によって、近代言語学は誕生する。同時にオリエンタリズムがヨーロッパを席巻し、『シャクンタラー姫』をはじめとするサンスクリット語文献が次々にヨーロッパで翻訳された。
    その奔流のなかで『リグ・ヴェーダ』を英訳したのが、ドイツ出身で英国オックスフォード大学に職を得たフリードリヒ・マックス・ミュラー(1823-1900年)である。彼は比較言語学の成果から、『リグ・ヴェーダ』の成立年を紀元前1200年頃と推定し、「アーリヤ人の侵入」を紀元前1500年頃とした。日本の教科書でもよく知られる記述の源は、ここにある。
    19世紀ヨーロッパで言語学とともに誕生した「アーリヤ人」は、20世紀にはナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を生み、さらにはインダス文明が発見されたインドに逆流して、考古学的成果と対峙しながらさらなる波紋を生んでいく――。
    近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。なぜ言語は常に民族という概念を呼び寄せずにいられないのか。言語学誕生の歴史をひもとくことで「起源」というロマンに取り憑かれ、東洋を夢見た西洋近代の姿を克明に描き出す。インドの実像に目を開く一冊。(原本:『新インド学』角川書店、2002年)

    【本書の内容】
    第1章 インド学の誕生ー―十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ
    第2章 東洋への憧憬ー―十九世紀前半のヨーロッパ
    第3章 アーリヤ人侵入説の登場ーー―十九世紀後半のヨーロッパ
    第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭――二十世紀のインド
    第5章 私のインド体験ー――多様性との出会い
    補 章 出版二十年後に
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長田 俊樹(オサダ トシキ)
    1954年生まれ。ラーンチー大学(インド)Ph.D.取得。総合地球環境学研究所名誉教授及び神戸市外国語大学客員教授
  • 著者について

    長田 俊樹 (オサダ トシキ)
    1954年生まれ。ラーンチー大学(インド)Ph. D. 取得。総合地球環境学研究所名誉教授及び神戸市外国語大学客員教授。主な著書に、A Reference Grammar of Mundari, 『ムンダ人の農耕文化と食事文化』、『ムンダ人の農耕儀礼』、『インダス文明の謎』、『上田万年再考』、『日本語「起源」論の歴史と展望』(編)などがある。

アーリヤ人の誕生―新インド学入門(講談社学術文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:長田 俊樹(著)
発行年月日:2024/06/11
ISBN-10:4065359260
ISBN-13:9784065359266
旧版ISBN:9784047021235
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:15cm
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