ミチノオク [単行本]

ミチノオク [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  故郷東北を再発見する九つの旅で出会う、人の心のオク。様々な禍福の中で、曲折に満ちた人生を紡ぐ人々。安穏をセンリツせしめる静かな命のセンリツを私小説作家が綴る、新しい紀行文学。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  西馬音内
  貞山堀
  飛島
  大年寺山
  黄金山
  月山道
  苗代島
  会津磐梯山
  遠野郷

• 出版社からのコメント

  故郷東北を再発見する九つの旅で私小説作家が出会う、天変地異の歴史と、そこで生きる人の心のオク。様々な人生の曲折を描く小説集。

• 内容紹介

  震災から十余年、故郷東北を再発見する旅で出会う、歴史と人の心のオク。数々の天変地異に見舞われながら、ミチノクの人々はひたむきに生き、確かな文化や習俗を育んできた。西馬音内、黄金山、苗代島、遠野郷――生まれ育った仙台で執筆を続ける私小説作家が辿る、現代の「おくのほそ道」。東北で生きる人々の人生の曲折を、還暦を迎えた自身のこれまでと重ね合わせて描く、九つの紀行小説集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐伯 一麦(サエキ カズミ)
  １９５９年、宮城県仙台市生れ。仙台第一高校卒。雑誌記者、電気工など様々な職に就きながら、１９８４年「木を接ぐ」で「海燕」新人文学賞を受賞し、作家デビュー。１９９０年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、１９９１年『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞、１９９７年『遠き山に日は落ちて』で木山捷平文学賞、２００４年『鉄塔家族』で大佛次郎賞、２００７年『ノルゲＮｏｒｇｅ』で野間文芸賞、２０１４年『還れぬ家』で毎日芸術賞、『渡良瀬』で伊藤整文学賞、２０２０年『山海記』で芸術選奨文部科学大臣賞を、それぞれ受賞

ミチノオク [単行本] の商品スペック