対人支援に活かすネガティブ・ケイパビリティ―あえて答えを出さず、そこに踏みとどまる力-保留状態維持力 [単行本]
    • 対人支援に活かすネガティブ・ケイパビリティ―あえて答えを出さず、そこに踏みとどまる力-保留状態維持力 [単行本]

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対人支援に活かすネガティブ・ケイパビリティ―あえて答えを出さず、そこに踏みとどまる力-保留状態維持力 [単行本]



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出版社:日本能率協会
販売開始日: 2024/06/20
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対人支援に活かすネガティブ・ケイパビリティ―あえて答えを出さず、そこに踏みとどまる力-保留状態維持力 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ネガティブ・ケイパビリティとは「性急に答えを求めずに、不確かさや、疑念の中に留まっていられる能力」「自分の枠組みを外して他者を理解しようとする共感的想像力」。曖昧さを受け入れてこそ、人の本質が見えてくる。「わかったつもり」が人の理解を妨げ、身勝手な「よかれのひと言」になる。対人支援はもちろん、組織開発、リーダーシップ、教育など広く人とかかわる仕事に不可欠な力。
  • 目次

    第1章 さまざまな分野でのネガティブ・ケイパビリティ
    1 初めてのネガティブ・ケイパビリティ
    2 芸術、特に文学におけるネガティブ・ケイパビリティ
    3 宗教におけるネガティブ・ケイパビリティ
    4 哲学におけるネガティブ・ケイパビリティ
    5 社会構成主義とネガティブ・ケイパビリティ
    6 ビジネスなど他の分野へ広がりを見せるネガティブ・ケイパビリティ
    7 思考法に見るネガティブ・ケイパビリティとポジティブ・ケイパビリティ
    8 軍事戦略に見るネガティブ・ケイパビリティとポジティブ・ケイパビリティ
    9 ネガティブ・ケイパビリティとポジティブ・ケイパビリティのまとめ

    第2章 ネガティブ・ケイパビリティが必要になっている時代背景
    1 多様性の尊重による利益相反や矛盾
    2 新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大
    3 AIをはじめとする技術革新
    4 日本における人口減少・少子高齢社会と働き方・学び方の変化
    ① 日本人の働き方の変化
    ② 日本における学びの変化
    5 4つ事象の相互作用とネガティブ・ケイパビリティ

    第3章 対人支援とネガティブ・ケイパビリティ
    1 対人支援職の定義
    2 職業分類からみた対人支援職
    ① ホランドの人と職業の6つの分類方法
    ② プレディガーのワークタスクディメンジョン
    ③ 対人支援職のマッピング
    ④ 支援職と対象者以外のステークホルダーの存在
    ⑤ ステークホルダーがつくり出すネットワークとシステム論的アプローチ
    3 人が人を理解するとはどういうことか
    ① 支援職の人間観
    ② 対象者情報の限定性や不確かさの認識
    ③ 人の感情表現の複雑性と継時変化の認識
    ④ 人の多面性、多層性と環境依存の認識
    ⑤ 対象者の秘密や忖度と支援職のマイクロアグレッションの認識
    ⑥ 人(対象者)の固有性と尊厳の認識
    ⑦ 人間の可能性への認識
    4 人を理解することと、人に共感することについて
    ① 「理解する」とは
    ② 何のために対象者を理解するのか
    5 対人支援の場で何を理解するのか
    ① 主に客観的・科学的データを活用する支援
    ② 主に主観的・情緒的情報を活用する支援

    第4章 対人支援場面におけるネガティブ・ケイパビリティの発揮
    1 事前情報の扱い
    2 初対面から関係構築期
    3 支援を求めて来た経緯と対象者が置かれた状況の確認
    4 対象者への共感的理解
    5 対象者が解決したいことの共有
    ① 対象者が解決したいこと=対象者の問題か
    ② 問題の捉え方、問題は「悪い」ことか?
    6 対象者の課題認識の共有
    7 支援目標の共有
    8 目標の実現に向けた方策の実行について
    9 支援の終結

    第5章 対人支援職エキスパート10人のインタビューから見えるネガティブ・ケイパビリティ
    1 小林佳代子さん(元・幼稚園教諭・保育士)
    2 山本絢子さん(元・私立中学高校一貫校教諭)
    3 永田陽子さん(通信制高校教員、教育関連会社役員)
    4 小川耕平さん(精神科クリニック院長)
    5 米沢宏さん(精神科医)
    6 浅村由美子さん(看護師、仮名)
    7 松本桂樹さん(臨床心理士、EAP提供企業所属)
    8 笠島康弘さん(柔道整復師・大学教員、仮名)
    9 佐藤英子さん(訪問介護員・ホームヘルパー、介護福祉士)
    10 伊藤純子さん(元・国際線チーフパーサー)

    第6章 対人支援職の中のネガティブ・ケイパビリティ(第5章のインタビューのまとめとして)
    1 対象者観
    ① 対象者は「善なる存在」
    ② 対象者は「成長する力を持っている」
    ③ 対象者は「かけがえのない固有で理解できない存在」
    2 対象者の理解の仕方(みたて方)
    ① 事前情報・第一印象からのみたてと、それに対する疑問(みたての保留)、そして随時更新
    ② 一般論や支援者の枠組みで対象者を評価することの回避
    ③ 自己バイアス(身につけてきた先入観など、ものの見方考え方の傾向)の認識
    3 対象者とのかかわりや関係性
    ① 緊急時における支援職の即断と主導的かかわり
    ② 上下関係の回避や配慮
    ③ 強みの承認からの成長と失敗から教訓からの成長
    ④ 想定外を受け容れ、結果を急がない姿勢
    ⑤ マニュアルの活用とそれに縛られない対応
    4 対象者以外の関係者とのかかわりやその中にある利益相反
    ① 際限のない支援の範囲や深さと自分ができることの葛藤(業務範囲と支援職の葛藤)
    ② 対象者の家族や職場などの意向と対象者個人の意向の葛藤(環境と対象者の葛藤)
    ③ 支援職の職場の意向と支援職個人の意向の葛藤(所属組織と支援職の葛藤)
    ④ 全体最適と対象者の意向の尊重の葛藤
    ⑤ チーム支援
    5 支援の終了や評価
    ① 支援終了後の心残りと切り替え
    ② 評価は対象者の中
    6 支援職の自己理解など熟達化に関係していそうなこと
    ① 自己バイアスの具体的把握と影響の排除
    ② 「役に立ちたい」という有能感と「役に立てない」という無力感の共存
    ③ 失敗体験からの学び、先輩などからの指導、対象者からの学び

    第7章 ネガティブ・ケイパビリティを身につけるための研修とその結果(キャリアコンサルタント対象)
    1 研修の目的
    2 研修の内容
    3 研修の前後で実施したアンケート内容と分析結果
  • 出版社からのコメント

    ネガティブ・ケイパビリティとは、対人支援の場で、答えの出ない、対処しようのない事態に状況に留まり続けることができる能力である
  • 内容紹介

    ネガティブ・ケイパビリティは、人間の能力や創造性の一環として、未知の状況や矛盾した感情、曖昧さ、不確実性に直面し、それらを受け入れる能力を指す。これは、固定された思考パターンや既存の概念やルールにとらわれることなく、新たなアイデアや洞察を生み出すために必要な能力である。
    ネガティブ・ケイパビリティを持つ人は、矛盾や不確実性に対して耐えることができ、それを創造的な可能性として捉えることができる。彼らは自分の意識を開放し、複数の視点や相反する考えを同時に受け入れることができるため、より深い洞察や理解に至ることができる。
    対人支援の現場にはいくつもの曖昧さや葛藤がある。代表的なものをあげると、
    ・相談者、クライエント、患者など支援を受ける側の人(以下、相談者)を取り巻く、時に相談者と利益相反する関係者の存在
    ・相談者(の可能性)に対する信頼と懐疑
    ・相談者の固有性と類型化による見(診)立て
    そして、もっとも悩ましいのが、支援者の万能感(いつでも相談者の役に立てる存在でありたい)の保持と、無力感(役に立てないことがある自分)の受容である。言うまでもなく、1人の相談者であっても、すべての側面で長期にわたり(極端に言えば亡くなるまで)支援することはムリである。対人支援には物理的な限定性があるし、1人ですべてを担うのは難しい。にもかかわらず、それをしようとするのは、相談者に対して不誠実である。支援者は自分の支援の限界を受け入れながらも、できるだけ役に立とうと努力し続けるのである。
    しかし、そもそも人はすぐに感じていること、考えていることをありのままに表現することは少ない。見方には、いくつものバイアスがかかっている。鵜呑みにすることは、漏れなく何らかの色のついたメガネをかけているのである。
    ネガティブ・ケイパビリティとは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中に留まり続けることができる能力」である。

    図書館選書
    ネガティブ・ケイパビリティとは、「曖昧さを受け入れ、状況に耐える」「型にはめて答えを出さない」といった視点から、問題を解決しようとする力である。対人支援の場で、ストレスフルな状況に耐える力と捉える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 稔哉(タナカ トシヤ)
    メーカーで人事(採用・教育・労務・人事企画)業務に携わった後、コンサルティング会社にて新規事業開発、関連会社経営に従事。中小企業の採用支援、就職氷河期の大学生の就職支援事業の立ち上げを経て、日本マンパワー入社。キャリアカウンセラー(CDA)養成講座の開発、大学・高校向けキャリア教育プログラム開発、行政機関への雇用対策事業の提案・企画・運営、ジョブカフェのチーフカウンセラーなどの業務を経験し、キャリアコンサルティング事業、公的就業支援・雇用対策事業、中小企業診断士養成事業の担当取締役を経て、現在は代表取締役会長。キャリアコンサルティング協議会副会長、全国産業人能力開発団体連合会理事。実務教育学修士(専門職)。公認心理師。精神保健福祉士。1級キャリアコンサルティング技能士。国家資格キャリアコンサルタント。CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。所属学会:日本キャリアカウンセリング学会、日本実務教育学会、日本マイクロカウンセリング学会
  • 著者について

    田中 稔哉 (タナカ トシヤ)
    メーカーで人事(採用・教育・労務・人事企画)業務に携わった後、コンサルティング会社にて新規事業開発、関連会社経営に従事。中小企業の採用支援、就職氷河期の大学生の就職支援事業の立ち上げを経て、日本マンパワー入社。キャリアカウンセラー(CDA)養成講座の開発、大学・高校向けキャリア教育プログラム開発、行政機関への雇用対策事業の提案・企画・運営、ジョブカフェのチーフカウンセラーなどの業務を経験し、キャリアコンサルティング事業、公的就業支援・雇用対策事業、中小企業診断士養成事業の担当取締役を経て、現在は代表取締役会長。キャリアコンサルティング協議会副会長、全国産業人能力開発団体連合会理事 
    ・実務教育学修士(専門職)
    ・公認心理師
    ・1級キャリアコンサルティング技能士
    ・国家資格キャリアコンサルタント
    ・CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
    ・精神保健福祉士
    所属学会:日本キャリアカウンセリング学会、日本実務教育学会、日本マイクロカウンセリング学会

対人支援に活かすネガティブ・ケイパビリティ―あえて答えを出さず、そこに踏みとどまる力-保留状態維持力 の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本能率協会マネジメントセンター
著者名:田中 稔哉(著)
発行年月日:2024/06/30
ISBN-10:4800592348
ISBN-13:9784800592347
判型:A5
発売社名:日本能率協会マネジメントセンター
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:21cm
横:15cm
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