遠藤周作短篇集(岩波文庫) [文庫]

遠藤周作短篇集(岩波文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  遠藤周作（１９２３‐１９９６）は、「沈黙」等の長篇小説で知られる。しかし、短篇小説でこそ、人間の弱さ、信仰をめぐる葛藤、母への想い、病と死などに関わる人間の真実を、自分の実人生を凝視しながら追求した。遠藤文学の動機と核心がここにある。「イヤな奴」「その前日」「学生」「指」など、様々なテーマ、文体による１５篇を精選。

• 目次

  船を見に行こう
  イヤな奴
  その前日
  私のもの
  札の辻
  帰　郷
  学　生
  指
  五十歳の男
  幼なじみたち
  箱
  白い風船
  母と私
  合わない洋服――何のために小説を書くか
  吉満先生のこと
  
  　解説……………山根道公
  　遠藤周作略年譜

• 内容（「BOOK」データベースより）

  船を見に行こう；イヤな奴；その前日；私のもの；札の辻；帰郷；学生；指；五十歳の男；幼なじみたち；箱；白い風船；母と私；合わない洋服―何のために小説を書くか；吉満先生のこと

• 出版社からのコメント

  遠藤周作は、人間の弱さ、信仰、母、病と死をテーマに、短篇小説とした。様々なテーマ、文体の作品から15篇を精選。

• 内容紹介

  遠藤周作は、「沈黙」「海と毒薬」等の長編小説で知られる。短篇小説には、追求したテーマ(人間の弱さ、信仰をめぐる葛藤、母、病と死)を、自分の実人生での体験に即しながら、再構成した作品が多い。遠藤文学の根本的動機と核心がある。「イヤな奴」「学生」「指」など、様々なテーマ、文体の作品から15篇を精選。

• 著者について

  遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)
  遠藤 周作
  小説家。「第三の新人」の一人として戦後文学に登場。主要作の海外での翻訳は多数。『遠藤周作文学全集』(新潮社)。長崎市に遠藤周作文学館。
  
  山根 道公 (ヤマネ ミチヒロ)
  山根 道公
  1960年生。日本近代文学専攻。ノートルダム清心女子大学教授。『遠藤周作文学全集』(全15巻、新潮社、1999、2000年)解題担当。『遠藤周作事典』(2021年、鼎書房)等。

遠藤周作短篇集(岩波文庫) [文庫] の商品スペック