正義と徳を求めて―実践理性の構成主義的説明(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
    • 正義と徳を求めて―実践理性の構成主義的説明(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

    • ¥4,620139 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003849109

正義と徳を求めて―実践理性の構成主義的説明(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥4,620(税込)
ゴールドポイント:139 ゴールドポイント(3%還元)(¥139相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2024/06/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

正義と徳を求めて―実践理性の構成主義的説明(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    正義と徳は対立するのか?本書は、普遍主義、コスモポリタンでリベラルな傾向を持つ正義論と、個別主義でコミュニタリアンな傾向を持つ徳倫理学との敵対関係について、カント主義の立場から調停を試みる。抽象的で普遍的な正義原理のみを提唱する人々と、有徳な生き方の特殊性のみを推賞する人々の間にある対抗関係に異議を申し立て、より穏当な倫理的推論の説明を提案する。
  • 目次

    緒言
    序論
    第1章 概論:正義と徳は対立するのか?
     1・1 普遍主義者と個別主義者――古代の起源
     1・2 普遍主義者と個別主義者――現在の対立
     1・3 近代、普遍主義者と個別主義者――いくつかのよくある筋書き
     1・4 近代、普遍主義者と個別主義者――代わりの筋書き
    第2章 実践理性:抽象化と構成
     2・1 抽象化と理想化
     2・2 倫理学における構成主義――ロールズのモデル
     2・3 実践理性の構成
     2・4 理性の構成と倫理の構成
    第3章 焦点:行為、理解可能性、原理
     3・1 結果への焦点化――理解可能性と結果
     3・2 行為の源泉への焦点化――徳と行為
     3・3 普遍性、画一性、差異
     3・4 空虚な形式主義、規則遵守、徹底した個別主義
     3・5 いくつかの帰結
    第4章 範囲:行為者と主体――誰を数えるのか?
     4・1 倫理的身分――普遍主義者と個別主義者
     4・2 倫理的関心の範囲を解釈する
     4・3 複数性、つながり、有限性を認めること
     4・4 複数性、つながり、有限性を否定すること
     4・5 コスモポリタンの範囲――遠くの見知らぬ人と将来世代
    第5章 構造:責務と権利
     5・1 原理と要請
     5・2 正義――権利が伴う責務
     5・3 要請される徳――権利が伴わない責務
     5・4 責務を真剣に受け止めること
     5・5 具体化された責務
    第6章 内容Ⅰ:すべての人のための原理――正義を求めて
     6・1 包括的な普遍的原理
     6・2 対立と一貫性
     6・3 普遍化可能性と傷害の拒絶
     6・4 正しい制度──傷害の拒絶
     6・5 正しい制度──直接的な傷害の拒絶
     6・6 正しい制度──間接的な傷害の拒絶
     6・7 正義を求めて──原理、設計、判断
    第7章 内容Ⅱ:すべての人のための原理――徳を求めて
     7・1 要請される徳と任意の徳
     7・2 社会的徳を正当化する――なぜ正義では足りないのか
     7・3 選択的なケアと配慮
     7・4 様々な社会的徳
     7・5 超義務と任意の卓越性
     7・6 徳を備えた正義を求めて

    普遍主義と個別主義の和解のために――訳者あとがきに代えて
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    本書は、普遍主義、コスモポリタンでリベラルな傾向を持つ正義論と、個別主義でコミュニタリアンな傾向を持つ徳倫理学との敵対関係について、カント主義の立場から調停を試みる。抽象的で普遍的な正義原理のみを提唱する人々と、有徳な生き方の特殊性のみを推賞する人々の間にある対抗関係に異議を申し立て、より穏当な倫理的推論の説明を提案する。

    図書館選書
    コスモポリタンでリベラルな傾向を持つ正義論と、個別主義でコミュニタリアンな傾向を持つ徳倫理学との対抗関係の調停をカント主義の立場から試みる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    オニール,オノラ(オニール,オノラ/O'Neill,Onora)
    1941年生まれ。ケンブリッジ大学名誉教授。英国貴族院議員。オックスフォード大学で哲学と心理学を学び、ハーバード大学でジョン・ロールズのもとで博士号を取得。コロンビア大学、エセックス大学、ケンブリッジ大学などで教鞭を執り、英国学士院院長、英国哲学会の初代会長などを歴任
  • 著者について

    オノラ・オニール (オニール オノラ)
    オノラ・オニール(Onora O’Neill)
    1941年生まれ。ケンブリッジ大学名誉教授。英国貴族院議員。オックスフォード大学で哲学と心理学を学び,ハーバード大学でジョン・ロールズのもとで博士号を取得。コロンビア大学,エセックス大学,ケンブリッジ大学などで教鞭を執り,英国学士院院長,英国哲学会の初代会長などを歴任。主な著作に,Acting on Principle: An Essay on Kantian Ethics (Columbia University Press, 1975), Faces of Hunger: An Essay on Poverty, Development and Justice (George Allen and Unwin, 1986), Constructions of Reason: Exploration of Kant’s Practical Philosophy (Cambridge University Press, 1989, 『理性の構成――カント実践哲学の探究』加藤泰史監訳,法政大学出版局), Bounds of Ju…

    髙宮 正貴 (タカミヤ マサキ)
    髙宮 正貴(タカミヤ マサキ) 翻訳担当:緒言,序論,第1章,第4章,第7章
    1980年生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(教育学)。大阪体育大学教育学部教授。教育哲学,道徳教育学。『J. S.ミルの教育思想――自由と平等はいかに両立するのか』(世織書房,2021年),『価値観を広げる道徳授業づくり――教材の価値分析で発問力を高める』(北大路書房,2020年),『道徳的判断力を育む授業づくり――多面的・多角的な教材の読み方と発問』(杉本遼との共著,北大路書房,2022年),ほか。

    鈴木 宏 (スズキ ヒロシ)
    鈴木 宏(スズキ ヒロシ) 翻訳担当:序論,第2章,第5章
    1984年生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(教育学)。上智大学総合人間科学部准教授。教育哲学。『カントの批判哲学の教育哲学的意義に関する研究』(風間書房,2017年),「「消極的平和」の枠を越えた平和教育の原理の探究――カントの平和論を手がかりに」(『教育学研究』第86巻2号,2019年),「平和という理念の実現に向けた道徳教育の哲学的基礎づけ――カントの平和論を手がかりに」(『道徳と教育』第338巻,2020年,日本道徳教育学会賞),ほか。

    櫛桁 祐哉 (クシゲタ ユウヤ)
    櫛桁 祐哉(クシゲタ ユウヤ) 翻訳担当:第3章,第6章
    1998年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍。日本学術振興会特別研究員(DC2,教育学)。教育哲学。「「抵抗」概念から見るカント教育学――「訓育」論を超えた「抵抗」論」(『教育哲学研究』第126号,2022年),「フーコーと「態度」としての啓蒙――「批判」「理性の公的使用」「未成年状態からの脱却」を巡って」(『研究室紀要』第49号,2023年),ほか。

正義と徳を求めて―実践理性の構成主義的説明(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

発行年月日 2024/06/28
ISBN-10 4588011707
ISBN-13 9784588011702
ページ数 358ページ
20cm
発売社名 法政大学出版局
判型 B6
Cコード 1310
対象 教養
発行形態 全集叢書
内容 哲学
分類 人文科学
他の法政大学出版局の書籍を探す
成年向け書籍マーク G
書店分類コード P200
書名サブシリーズ巻次 1170 
発売情報解禁日 2024/05/10
書籍ジャンル 哲学・宗教
再販商品 非再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
出版社名 法政大学出版局
著者名 オノラ オニール
髙宮 正貴
鈴木 宏
櫛桁 祐哉
その他 原書名: Towards Justice and Virtue:A constructive Account of Practical Reasoning〈O'Neill,Onora〉

    法政大学出版局 正義と徳を求めて―実践理性の構成主義的説明(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!