ザトウムシ―ところ変われば姿が変わる森の隠遁者 [単行本]
    • ザトウムシ―ところ変われば姿が変わる森の隠遁者 [単行本]

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ザトウムシ―ところ変われば姿が変わる森の隠遁者 [単行本]



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出版社:築地書館
販売開始日: 2024/07/22
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ザトウムシ―ところ変われば姿が変わる森の隠遁者 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    森で見かける、クモのようでクモでない脚長の生き物、ザトウムシ。乾燥に弱く移動力が低いため、山や川を越えるだけで、同じ種でも体の色や形、染色体の数などに違いが生まれる。単為生殖をしたり、雄が子を守ったりする種類も。そんな不思議な生き物ザトウムシに、研究歴50年の著者が迫る。
  • 目次

    はじめに

    第1章 ザトウムシとは
    1 体のつくり(クモとはどこが違うか)
    【コラム1】 ザトウムシという名前の由来
    2 4つの亜目と各科の特徴
    【コラム2】 スベザトウムシ亜科とフシザトウムシ亜科
    【コラム3】 フシザトウムシ亜科分類の問題点
    3 古生代から脚は長いまま

    第2章 1年をどのように過ごすか
    1 越冬方法
    2 幼体と成体の区別
    【コラム4】 雌が早熟
    3 捕食者だが広い餌メニュー
    【コラム5】 ザトウムシのウンチ
    4 どのように呼吸するか
    5 室内での飼い方
    【コラム6】 飼育のあれこれ
    6 ザトウムシを捕食する動物と寄生者
    7 雌雄の区別
    8 XY型とZW型が混在する性染色体
    9 交尾は向かい合わせで
    10 交尾時に雄から雌へプレゼント
    11 交尾後に雌を守る雄
    12 産雌単為生殖と地理的単為生殖
    【コラム7】 ヒラスベザトウムシとタマヒゲザトウムシの産雌単為生殖
    【コラム8】 タマヒゲザトウムシとヒラスベザトウムシは4倍体
    【コラム9】 異常な高率で出現するザトウムシの雌雄モザイク
    【コラム10】 性の進化の問題は解けていない
    13 雄だけにある2タイプ
    14 動物では希有な保父行動
    【コラム11】 アキヤマアカザトウムシ(トゲアカザトウムシ科)の不思議
    15 集合性(ヒトハリザトウムシ)

    第3章 地理的変異と分布
    1 種をどのように認識するか
    【コラム12】 DNAと染色体と遺伝子
    【コラム13】 DNA情報と分類
    【コラム14】 地理的変異のパターンと亜種
    2 外部形態の地理的変異と交雑帯(ゴホンヤリザトウムシ)
    3 交尾器も地理的に変異する(ヒライワスベザトウムシ)
    4 寒冷地で小型化・短脚化(逆ベルクマン則)
    5 ミュラー型擬態?(ヒコナミザトウムシ・オオナミザトウムシ・アカサビザトウムシ)
    6 種内で変わる染色体数
    【コラム15】 染色体の数の変異と生殖隔離の関係
    7 染色体交雑帯
    8 B染色体(ヒトハリザトウムシ
    【コラム16】 ザトウムシで染色体が多様になる理由
    9 いっしょに住めない近縁2種
    10 形質置換
    11 中国地方で地理的分化が集中するのはどこか(区系生物地理学)
    12 隔離分布(東アジア・北米東部型、東アジア・北米西部型、ユーラシア温帯)
    13 種数標高関係、種数面積関係・ラポポート則
    14 外来種・国内移入種
    【コラム17】 火山にいないニセタテヅメザトウムシ科

    第4章 日本のザトウムシ研究の開拓者
    【コラム18】 私のザトウムシ研究のきっかけ
    【コラム19】 国際クモ学会議とザトウムシ研究

    第5章 ザトウムシ雑学
    1 ザトウムシの地方名
    2 文学、マンガ、絵画とザトウムシ

    第6章 採集の方法と標本のつくり方
    1 採集用具
    【コラム20】 大は小を兼ねないシフターのメッシュサイズ
    2 標本のソーティング

    第7章 日本産ザトウムシ30種のプロフィール

    ザトウムシの参考書
    おわりに
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    森で見かける、クモのようでクモでない脚長の生き物、ザトウムシ。

    乾燥に弱く移動力が低いため、山や川を越えるだけで、
    同じ種でも体の色や形,染色体の数などに違いが生まれる。
    単為生殖をしたり,雄が子を守ったりする種類も。

    そんな不思議な生き物、ザトウムシの研究に50年を捧げた
    世界的なザトウムシの権威による、ザトウムシの本。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鶴崎 展巨(ツルサキ ノブオ)
    1956年、愛媛県松山市に生まれる。広島大学理学部生物学科動物学専攻卒業(1978年)後、1984年に北海道大学大学院理学研究科博士課程(動物学専攻)修了。理学博士。1987年より2021年3月まで、鳥取大学教育学部助手、助教授、地域学部教授などを経て、農学部教授。この間、鳥取大学附属中学校校長(2015‐2019年)を併任。現在は、鳥取大学名誉教授。専門分野は動物分類学・動物生態学・集団細胞遺伝学で、おもにザトウムシ類の分類・地理的変異・染色体などを研究するかたわら、山陰地方の動物相調査や鳥取砂丘の昆虫の保全などにも従事した。日本蜘蛛学会会長(2006-2012年)、鳥取県生物学会会長(2003-2020年)、日本分類学会連合代表(2012-2013年)。日本土壌動物学会学会賞(2015年)、日本動物分類学会学会賞(2020年)、染色体字会学会賞(2023年)受賞
  • 著者について

    鶴崎展巨 (ツルサキノブオ)
    1956年、愛媛県松山市に生まれる。
    広島大学理学部生物学科動物学専攻卒業(1978 年)後、
    1984年に北海道大学大学院理学研究科博士課程(動物学専攻)修了。理学博士。
    1987年より2021年3月まで、鳥取大学教育学部助手、助教授、地域学部教授などを経て、農学部教授。
    この間、鳥取大学附属中学校校長(2015─2019年)を併任。現在は、鳥取大学名誉教授。
    専門分野は動物分類学・動物生態学・集団細胞遺伝学で、
    おもにザトウムシ類の分類・地理的変異・染色体などを研究するかたわら、
    山陰地方の動物相調査や鳥取砂丘の昆虫の保全などにも従事した。

ザトウムシ―ところ変われば姿が変わる森の隠遁者 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:鶴崎 展巨(著)
発行年月日:2024/08/02
ISBN-10:4806716677
ISBN-13:9784806716679
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:279g
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