心理臨床における「あの世」のゆくえ [単行本]
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心理臨床における「あの世」のゆくえ [単行本]



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出版社:春秋社
販売開始日: 2024/09/18
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心理臨床における「あの世」のゆくえ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現代人の心と魂は、「あの世」とのつながりから再生される。シャーマニズム、ユング、井上亮、仏教は無意識の世界“あの世”との関わり方を探究し、心の問題を解決してきた。ダンマ・セラピー、ユング心理学、臨床心理学、アビダンマ仏教心理学のエキスパートが、現代社会で無視された「あの世」について存分に語り議論した注目の書。
  • 目次

    まえがき

    第一部 それぞれの「あの世」談義
    第一章 あの世の体験――父の死とシャーマニズム体験……石川勇一
     (1)あの世を意識してこの世を生きる
     (2)あの世の父に会う初夢
     (3)父の奇妙な行動と最後の会話
     (4)末期がんと緊急手術
     (5)父の死
     (6)死の直後に二人の夢に現れて同じ台詞を言う
     (7)死を語ることを拒絶される
     (8)修行中に師匠に父がいることを指摘されて回向する
     (9)父の死を通して学んだ三つのこと
     (10)アマゾンのシャーマニズム体験
     (11)憑依
     (12)自動運動と脱魂
     (13)天界
     (14)おとぎ話
     (15)修行の糸
     (16)あの世と共に生き、あの世と共に臨床に臨む

    第二章 「たましい」についてのユング派的考察……鈴木康広
     一 はじめに
     二 ユングの考える「死後の生命」――ユング自伝2より
     三 中有(中陰)Bardo
     四 能 Noh plays
     五 現今の時代精神 Zeitgeist(コロナ禍とウクライナ侵攻・ガザ紛争の渦中にて)

    第三章 他界の危機と回復……森岡正芳
     一 亡くなった人に出会える場所
     二 死者の力
     三 他界の危機――臨床的課題として
     四 他界のリアリティ
     五 死の内的感覚
     六 まとめ――事の領域へ

    第四章 あの世とこの世を共に生きる道……井上ウィマラ
     「あの世」について/いつ「私」になるのか/この世とあの世をともに生ききる道/ブッダの幸福感/『十地経』や『十住心論』の原型として/次第説法/梵天勧請から観世音菩薩へ/生まれ変わる世界における幸せ/四聖諦の構造/生まれることの苦しみ/語りうるものと語りえないもの/善悪を超える唯作心/「私」の創発と苦しみの始まり/瞑想体験における「私」意識の階層性/発達論的な視点から/抱っこ環境と万能感/万能感の残響と「私」/宇宙マイクロ波背景放射と基本的信頼/脱錯覚と悟り/いろいろな思い出し方/マインドフルネスと記憶/安心電池という贈り物 /鏡像段階から/分節化のもたらすものとして/マインドフルネスにおける間主観性/平等に漂わされる注意/反復強迫と隠蔽記憶/連想実験からコンステレーションへ/ミラーニューロン/雑念への対応法――気づきの作法/自責の念から学ぶ/身体で感じること/自分への優しさを養う/雑念は本当の自分からのサインかもしれない/雑念劇場/見張ることから見守ることへ/「私」が抜け落ちる時/誰のものでもない洞察とネガティブ・ケイパビリティ/誰でもなくなった時の「あの世」と「この世」/三明について/漏と宇宙の始まり/生命維持心/相互看病と看取り/臨終心路/真理と方便と思いやり

    第二部 ディスカッションを終えて
    第五章 あの世とこの世を貫くダンマ・セラピー……石川勇一
     (1)他界心理学のご提案
     (2)シャーマニズムの治療構造
     (3)シャーマニズム体験の特徴
     (4)シャーマニズム体験の心理的・霊性的な効果
     (5)シャーマニズムの危険性と自我が打ち砕かれることの意義
     (6)非日常的体験の学術的研究の意義
     (7)スピリチュアル・マイノリティ
     (8)神秘体験がもたらす危機とアセスメント
     (9)あの世の自然科学的研究
     (10)神秘体験は正常な超個的発達における出来事
     (11)ユング・無意識・あの世の存在者から受け取った多大な恩恵
     (12)この世とあの世と共に生きるのか、ともに捨て去るのか
     (13)ブッダの教えの目的は覚り
     (14)ブッダの教えは唯一の出世間法
     (15)覚りに必須の修行とその段階
     (16)この世とあの世を共に生ききること
     (17)世間法と出世間法を統合したダンマ・セラピーの可能性

    第六章 「たましい」についてのユング派的考察……鈴木康広
     一 往還(往きと還り)の分かれ目
     二 「たましい」を心理臨床にいかすこと
     三 死と再生のイニシエーション――スピリチュアル・エマージェンシー再考
     四 結語 Closing Remarks

    第七章 他界から自己という存在の謎へ……森岡正芳
     (1)表象不能の他界
     (2)根源的ナルシシズムへの回帰
     (3)事例エピソード
     (4)自己という存在の謎
     むすびに

    第八章 サバイバル、解脱そして思いやりへ……井上ウィマラ
     お迎え現象/中間領域とサバイバルという視点/後悔を予防するものとしての戒の本質/生きることの痛みを知ること/慎み深くあること/親密さと安心感を通して相手の存在に敬意を払う/編集癖に気づく/何を忘れようとしているのかに注意を向ける/帰還のための命綱としての戒/集中力と心の輝き/神秘体験と魔境/ビルマでの神通力談義/集中力とその形/痛みの変容/観の汚染を超える/三門(解脱への入口)のくぐり方/覚醒と守破離/俯瞰性とスピリチュアリティ/苦の三様式と「わかっちゃいるけど止められない」こと/解脱と悟り/解脱の条件その(一)――有身見を超える/身体が消える体験と死の予期悲嘆/身体が波動の雲になる体験/解脱の条件その(二)――戒禁取見を超える/解脱の条件その(三)――疑を超える/旅路のふりかえり方について/阿闍梨の手紙/「思い通りにならないこと」の見え方/解脱の後で為すべきこと/思いやりが自らを守ってくれること/加持の初出経典として/感情的統合としての思いやり/自分自身への思いやりの大切さ/菩薩の誓いと行捨智/呼吸から、宇宙に生まれ進化の最先端を生きる試み/共感覚に触れて世界を感じる/いのちの階層性と非局在的な響き合い/スピリチュアルケアへ――「あの世」と「この世」の橋渡しとして生きる道/名前を呼ぶ息遣いのメッセージ――魂の栄養を捉まえるエクササイズ

    あとがき
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    今まで考察されてこなかった死後の世界をダンマ・セラピー、ユング心理学、臨床心理学、アビダンマ仏教心理学のエキスパートが語る。
  • 内容紹介

    現代人の心と魂は、「あの世」とのつながりから再生される。
    第一部では、今まで心理臨床の立場から考察されてこなかった死後の世界を、ダンマ・セラピー、ユング心理学、臨床心理学、アビダンマ仏教心理学のエキスパートがそれぞれ独自の視点から語る。第二部ではその考察を踏まえて、対話でその理解を深めていく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石川 勇一(イシカワ ユウイチ)
    1971年神奈川県生まれ。早稲田大学人間科学部卒、早稲田大学大学院人間科学研究科卒。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会前会長。病院(精神科/精神科)心理カウンセラー、学生相談室相談員等を経て現在法喜楽庵代表。修験道(熊野)、シャーマニズム(ブラジル)、上座部仏教短期出家修行(ミャンマー、タイ)を経験し、心理療法・瞑想・ダンマを統合した独自のダンマ・セラピー、瞑想会、リトリートを実践。臨床心理士、公認心理師、行者(修験道、初期仏教)。現在、相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授

    鈴木 康広(スズキ ヤスヒロ)
    1963年愛知県生まれ。京都大学医学部医学科卒業。博士(教育学)。吉田病院精神科勤務をへて、2002年、スイスのユング研究所CGJIZに留学し、2008年、ユング派分析家になる。帰国後、佛教大学特任教授(2011年まで)、鈴木クリニック院長(2013年まで)をへて、現在、佛教大学教育学部臨床心理学科教授(専任)、プラクシス鈴木主宰。国際箱庭療法学会ティーチングメンバー(CST‐T)

    森岡 正芳(モリオカ マサヨシ)
    1954年埼玉県生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学専攻)卒業。同大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学、京都大学)。京都大学助手、天理大学助教授、奈良女子大学教授、神戸大学教授、立命館大学教授を歴任

    井上 ウィマラ(イノウエ ウィマラ)
    1959年山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退。日本の曹洞宗で只管打坐と正法眼蔵を学び、ビルマの上座部仏教でヴィパッサナー瞑想、経典とその解釈学並びにアビダンマ仏教心理学を学ぶ。カナダ・イギリス・アメリカで瞑想指導のかたわらで心理療法を学ぶ。バリー仏教研究所客員研究員を終えて還俗。マサチューセッツ大学医学部のマインドフルネスセンターでMBSRのインターンシップを研修後に帰国。高野山大学でスピリチュアルケアの基礎理論と援助法の構築に取り組む。現在は、マインドフルライフ研究所オフィス・らくだ主宰
  • 著者について

    石川 勇一 (イシカワ ユウイチ)
    1971年神奈川県生まれ。早稲田大学人間科学部卒、早稲田大学大学院人間科学研究科卒。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会前会長。病院(精神科)心理カウンセラー、学生相談室相談員等を経て現在法喜楽庵代表。修験道(熊野)、シャーマニズム(ブラジル)、上座部仏教短期出家修行(ミャンマー、タイ)を経験し、心理療法・瞑想・ダンマを統合した独自のダンマ・セラピー、瞑想会、リトリートを実践。臨床心理士、公認心理師、行者(修験道、初期仏教)。現在、相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授。主な著書に『欲ばらない練習』(近刊予定)、『ダンマセラピー宣言』(近刊予定)、『ブッダの瞑想修行――ミャンマーとタイでブッダ直系の出家修行をした心理学者の心の軌跡』、『心を救うことはできるのか〈新装版〉』(ともにサンガ新社)、『スピリチュアリティ研究の到達点と展開――日本トランスパーソナル心理学/精神医学会ニ十周年記念論文集』(代表編者)、『修行の心理学――修験道、アマゾン・ネオ・シャーマニズム、そしてダンマへ』、『新・臨床心理学事典――心の諸問題・治療と修養法・霊性』(いずれもコスモス・ライブラリー)など。

    鈴木 康広 (スズキ ヤスヒロ)
    1963年愛知県生まれ。京都大学医学部医学科卒業。博士(教育学)。吉田病院精神科勤務を経て、2002年、スイスのユング研究所CGJIZに留学し、08年、ユング派分析家になる。帰国後、佛教大学特任教授(11年まで)、鈴木クリニック院長(13年まで)を経て、現在、佛教大学教育学部臨床心理学科教授(専任)、プラクシス鈴木主宰。国際箱庭療法学会ティーチングメンバー(CST-T)。著書に『個性化プロセスとユング派教育分析の実際』(遠見書房)、『宗教と心理学――宗教的啓示と心理学的洞察の対話』(創元社)、『砂の癒し・イメージ表現の力――トラウマ,発達障害,ADHDをもつクライエントとの箱庭療法』(監修・共著、ナカニシヤ出版)、分担執筆した書に Jungian Dimensions of the Mourning Process, Burial Rituals and Access to the Land of the Dead-Intimations of Immortality (Routledge)、『仏教心理学入門』(晃洋書房)、『内観法・内観療法の実践と研究』(朱鷺書房)などがある。

    森岡 正芳 (モリオカ マサヨシ)
    1954年埼玉県生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学専攻)卒業。同大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学、京都大学)。京都大学助手、天理大学助教授、奈良女子大学教授、神戸大学教授、立命館大学教授を歴任。著書に『臨床ナラティヴアプローチ』(ミネルヴァ書房)、『うつし 臨床の詩学』(みすず書房)、『物語としての面接――ミメーシスと自己の変容』(新曜社)、『ナラティヴと情動』(共著、北大路書坊)、『語りと騙りの間』(共編著、ナカニシヤ出版)、『心理臨床と宗教性』(共編著、創元社)、“Jungian and Dialogical Self Perspectives”(共編著、Macmillan)などがある。

    井上 ウィマラ (イノウエ ウィマラ)
    1959年山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退。日本の曹洞宗で只管打坐と正法眼蔵を学び、ビルマの上座部仏教でヴィパッサナー瞑想、経典とその解釈学ならびにアビダンマ仏教心理学を学ぶ。カナダ・イギリス・アメリカで瞑想指導のかたわら心理療法を学ぶ。バリー仏教研究所客員研究員を終えて還俗。マサチューセッツ大学医学部のマインドフルネスセンターでMBSRのインターンシップを研修後に帰国。高野山大学でスピリチュアルケアの基礎理論と援助法の構築に取り組む。現在はマインドフルライフ研究所オフィス・らくだ主宰。著書に『子育てから看取りまでの臨床スピリチュアルケア』(興山舎)、『楽しく生きる、豊かに終える』(春秋社)、『呼吸による気づきの教え』(佼成出版社)、共著に『私たちはまだマインドフルネスに出会っていない』(日本評論社)、『瞑想脳を拓く』(佼成出版社)、『スピリチュアルケアへのガイド』(青海社)などがある。

心理臨床における「あの世」のゆくえ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:石川 勇一(著)/森岡 正芳(著)/鈴木 康広(著)/井上 ウィマラ(著)
発行年月日:2024/09/20
ISBN-10:439336127X
ISBN-13:9784393361276
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:260ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:2cm
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