色彩から読み解く「源氏物語」 [単行本]
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色彩から読み解く「源氏物語」 [単行本]



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出版社:亜紀書房
販売開始日: 2024/06/18
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色彩から読み解く「源氏物語」 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    萌黄色、桜色、茜色、菫色、桔梗色…平安時代、貴族たちは衣装を自生の植物で染め上げ、それらをいくえにも重ねて身に纏っていた。その色のコーディネートは「重ね色目」と呼ばれ、桜重ね、紅梅重ね、柳重ね、蟬の羽重ね、紅葉重ね、雪の下重ね…四季折々の美しさに富んだ名を持つ。その様子をもっともよく今に伝えるのが「源氏物語」だ。物語は、登場人物たちのきらびやかな衣装、交わされる文、華やかな年中行事など、色彩に溢れている。女房として宮廷に仕えた紫式部は、確かな観察眼と天才的な色彩感覚で、それらの色に、女性たちの喜びや悲しみ、嫉妬、生きづらさを託している。
  • 目次

    一.『源氏物語』は色彩溢れるビジュアル小説
     ●紫式部は女君たちの衣装の色を意図的に描き分けている
     ●日本の伝統色の約七割は平安時代に作られた
     ●美しすぎる、光源氏の「桜重ね」
     ●チャームポイントは、襟元や袖口から覗く配色
     ●貴族社会における「禁色」というタブー
     ●鮮やか、艶やか! 驚きの『源氏物語』の色
     ●季節の移ろいに心を重ねた王朝人の美意識

    二.衣装の色が物語る、女君たちの愛と人生
     ●「紫のゆかりの物語」のはじまり
     ●光君に残された空蟬の薄衣はなに色だったか?
     ●夕顔の花から始まった、ひと夏のはかない恋
     ●『源氏物語』の時代、男たちはどんな色を着ていたのか?
     ●年齢とともに変化する紫の上のシンボルカラー
     ●色のない女性たち、葵の上と六条御息所
     ●おかしくて、やがて哀しい、末摘花の赤
     ●緑が象徴する明石の上のセルフコントロール力
     ●花散里が染める露草の青
     ●源氏をふった玉鬘の山吹重ね
     ●可憐なピンクをまとう女三宮の秘密
     ●天才的な色彩演出家、紫式部

    三.王朝文化を生んだ貴族たちの恋愛事情
     ●平安時代は、本当に一夫多妻制だった?
     ●待つ女・愛人たちの焦燥と嫉妬
     ●色彩が重要な役割を果たしたファーストコンタクト
     ●女房たちの心をわしづかみにしたラブレターの色は?
     ●色、香り、歌……王朝人が好む“ほのかな美”
     ●宮廷を彩るマスコット、女童たちの装い
     ●平安貴族はどのように喜怒哀楽を表現していたか
     ●心の深層へとつながる絵、音楽、夢

    四.色で辿る登場人物たちのその後
     ●女君たちのシンボルカラーが勢ぞろいした六条院のイベント
     ●源氏をめぐる女性たち、それぞれの後半生──明石の上、末摘花、玉鬘……
     ●成長しない姫君の変貌──女三宮
     ●源氏にもっとも愛された女性の幸と不幸──紫の上
     ●鈍色に見る、「出家」という解放
     ●光源氏、最後の一年
     ●色彩から見えた、紫式部の密かな企み

    五 紫式部からの問いかけは、千年の時を超え
     ●紫式部はなぜ色彩美あふれる物語を書けたのか
     ●紫式部の前半生──孤独な少女からシングルマザー、作家へ
     ●紫式部の後半生──道長とのウィンウィンな関係
     ●清少納言『枕草子』は輝いていた後宮へのオマージュ
     ●日向よりも陰に目がいく『紫式部日記』の憂鬱
     ●「宇治十帖」で示された女性たちの新たな選択
     ●色彩に託された紫式部のメッセージ

    あとがき
    参考文献
  • 内容紹介

    〈紫式部は色に何を託したのだろう?〉

     ●最愛の女、紫の上は赤紫と紅。
     ●ひと夏の恋の相手、夕顔はラベンダー色。
     ●よき相談相手、花散里は露草の青。
     ●出家をした藤壺、空蟬は墨のようなグレーの鈍色(にびいろ)。

    稀代の色彩コンダクター・紫式部が『源氏物語』に織り込んだ「色の謎」を読み解く!

    **********

    〈「紫のゆかりの物語」は色の玉手箱〉

    萌黄色(もえぎいろ)、桜色、茜色(あかねいろ)、菫色(すみれいろ)、桔梗色(ききょういろ)……。
    平安時代、貴族たちは衣装を自生の植物で染め上げ、それらをいくえにも重ねて身に纏っていた。

    その色のコーディネートは「重ね色目」と呼ばれ、桜重ね、紅梅重ね、柳重ね、蟬の羽重ね、紅葉重ね、雪の下重ね……四季折々の美しさに富んだ名を持つ。
    それらを今に伝えるのが「源氏物語」だ。

    **********

    〈『源氏物語』はビジュアル小説〉

    物語は、登場人物たちのきらびやかな衣装、交わされる文、華やかな年中行事など、色彩に溢れている。
    女房として宮廷に仕えた紫式部は、確かな観察眼と天才的な色彩感覚で、それらの色に女性たちの喜びや悲しみ、嫉妬、生きづらさを託している。

    本書は、紫式部が物語に織り込んだ色を、色彩学や心理学の観点から読み解き、1000年前の女性たちの実像に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    江崎 泰子(エザキ ヤスコ)
    長年、編集者として雑誌や単行本の企画・制作に携わった後、1988年、末永蒼生とともに(株)ハート&カラーを設立。色彩心理とアートセラピーの専門講座「色彩学校」の運営や講師を行うかたわら、色彩関係の出版企画、カラーデザインの仕事なども手がける。色彩の中でもとくに日本の伝統色に関心が高く、着物や歌舞伎、浮世絵などの日本文化を色彩を通して研究。平安の色に関しては、染織家・吉岡幸雄、装束研究家で作家・近藤富枝、『源氏物語』研究家・潮崎晴らに師事。『源氏物語』から江戸の流行色まで、色彩心理の視点も交え、その魅力を伝えている
  • 著者について

    江崎 泰子 (エザキ ヤスコ)
    長年、編集者として雑誌や単行本の企画・制作に携わった後、1988年、末永蒼生とともに(株)ハート&カラーを設立。色彩心理とアートセラピーの専門講座「色彩学校」の運営や講師を行うかたわら、色彩関係の出版企画、カラーデザインの仕事なども手がける。
    色彩の中でもとくに日本の伝統色に関心が高く、着物や歌舞伎、浮世絵などの日本文化を色彩を通して研究。平安の色に関しては、染織家・吉岡幸雄、装束研究家で作家・近藤富枝、『源氏物語』研究家・潮崎晴などに師事。『源氏物語』から江戸の流行色まで、色彩心理の視点も交え、その魅力を伝えている。
    末永との共著に『色彩学校へようこそ』(晶文社)、『色彩記憶──色をめぐる心の旅』(PHP研究所)、『色から読みとく絵画──画家たちのアートセラピー』(亜紀書房)などがある。

色彩から読み解く「源氏物語」 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:亜紀書房
著者名:江崎 泰子(著)
発行年月日:2024/06/30
ISBN-10:4750518441
ISBN-13:9784750518442
判型:B6
発売社名:亜紀書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:296g
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