さらば南洋!さらば戦友!―パラオの「墓守」倉田洋二元二等兵 [単行本]

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さらば南洋!さらば戦友!―パラオの「墓守」倉田洋二元二等兵 [単行本]



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価格:¥3,850(税込)
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出版社:木魂社
販売開始日: 2024/07/16
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さらば南洋!さらば戦友!―パラオの「墓守」倉田洋二元二等兵 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ペリリュー・アンガウル戦80周年記念刊行。南洋の玉砕戦を自決せずに生還した元二等兵はこの地に移り住み、死の直前まで「戦友の御霊」を守り抜いた。元読売新聞写真記者が語る戦争を背負った男の鎮魂歌。
  • 出版社からのコメント

    ペリリュー・アンガウル戦80周年を記念する写真集
    元読売新聞写真記者が語る、戦争を背負った男の鎮魂歌
  • 内容紹介

    渾身の写真集
    ペリリュー・アンガウル戦80周年記念刊行

    南洋パラオの玉砕戦を辛くも生き延びた元二等兵は
    晩年この地に移り住み、「戦友の御霊」を守り抜いた
    元読売新聞写真記者が語る、戦争を背負った男の鎮魂歌

    ◉ 本書「倉田洋二の南洋」より
    少年時代から志を抱きはるばると渡った南洋の島を、多くの戦友が眠る南洋の島を、倉田は片時も忘れることはなかった。そして「戦友のそばに居たい、南洋に帰りたい」という思いを抑えきれず、ついに戦友の「墓守」としてパラオへの再移住を決断した。1996(平成8)年、69歳の時だった。

    ◉ペリリュー・アンガウル戦
    1944(昭和19)年9月、日本統治時代の南洋パラオに米軍が侵攻し、日米決戦の舞台となった。米軍の圧倒的な武力を前に日本軍は終始劣勢を強いられ、山肌険しい陣地で持久戦を続けたが玉砕。ペリリュー島で1万人以上、アンガウル島で1,000人以上の日本兵が戦死し、生還者は両島併せて90人に満たなかった。アンガウル戦の生還者・倉田洋二は、ペリリュー戦の生還者・土田喜代一(1920-2018)と共に、この南洋の戦争を語り続けたが、土田は2018(平成30)年に、倉田もまた2019(令和1)年に逝去し、今この戦争の記憶を風化させないことが求められている。戦闘から80年を迎える2024年現在、両島の日本人戦没者の遺骨は6,980柱が今もなおパラオの地に埋もれ、故郷の墓に納骨されておらず、厚労省が日本戦没者遺骨収集推進協会に委託し、遺骨収集の現地調査が行われている。

    ◉戦争を背負った男、倉田洋二(1927-2019)
    海洋生物が好きで南洋に憧れ、1941(昭和16)年、14歳の時に日本統治下のパラオへ移住。16歳で現地召集され、陸軍歩兵第59連隊(栃木県宇都宮より海外派兵)に配属。パラオ最南端アンガウル島の玉砕戦を辛くも生き延び、アメリカ本土の捕虜収容所で終戦を迎えた。戦後、東京都庁職員となりウミガメの放流ふ化事業を主導。小笠原水産センター、小笠原海洋センターの初代所長を歴任し、1978(昭和53)年退職。その後、JICAに派遣されて3年間、ミンドロワニの養殖を技術指導するためフィリピンに滞在した。1996(平成8)年、69歳にしてパラオに再び移住。アンガウル島で亡き戦友の追悼慰霊式をたったひとり催し、棄損される危機にあった「日本人戦没者慰霊公園」を生ある限り守り続けた。ウミガメ博士、海洋生物学者、小笠原諸島の自然を知り尽くした人物としても知られ、後年は環境活動家、水産学者、ダイビング愛好家らが「倉田詣で」に訪れた。編著に『小笠原 寫眞帳』『パラオ歴史探訪 倉田洋二と歩く南洋群島』『赤松俊子の描いた南洋群島』などがある。

    A4変横長判(縦222×横260ミリ)、糸かがり上製本、120ページ

    ブックデザイン 三村漢(niwanowa office) 
    プリンティング・ディレクション 髙栁昇 
    印刷 東京印書館
  • 著者について

    安斎 晃 (アンザイ アキラ)
    元読売新聞写真記者。1954年生まれ。1978~2019年読売新聞東京本社写真部、「週刊読売」編集部勤務。共著に『パラオ歴史探訪 倉田洋二と歩く南洋群島』(星和書店、2023年)、『赤松俊子の描いた南洋群島』(株式会社ニホンバレ、2020年)など。25年にわたり倉田洋二の晩年を取材し、その功績をまとめた本書が初の単著となる。

さらば南洋!さらば戦友!―パラオの「墓守」倉田洋二元二等兵 の商品スペック

商品仕様
出版社名:四月社
著者名:安斎 晃(著)
発行年月日:2024/07/31
ISBN-10:4877461213
ISBN-13:9784877461218
判型:規大
発売社名:木魂社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:写真・工芸
付録:有
言語:日本語
ページ数:120ページ
縦:23cm
横:27cm
厚さ:2cm
重量:867g
その他:カラー写真101枚に適宜キャプション添え。略伝「倉田洋二の南洋」、パラオ玉砕戦を綴る「ペリリューとアンガウルの戦い」、日本とパラオの交流を記した「近くて遠いパラオ」を収録。
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