熊野オオカミ伝説 [文庫]

熊野オオカミ伝説 [文庫] の 商品概要

• 目次

  ①まえがき②栗須孫総の生い立ち③山伏としての修行④伊勢の国の尼との結婚⑤妖怪「ヒトツダタラ」とオオカミ⑥あとがき⑦参考文献・資料

• 出版社からのコメント

  熊野オオカミ伝説

• 内容紹介

  紀州熊野地方に伝わる話です。室町時代に山伏の栗須孫総が妖怪ヒトツダタラに襲われた。寸前のところでオオカミの群れに助けられた。孫総は、自分の死骸と子孫の死骸をオオカミに与えると約束した。しかし、死の間際になってオオカミに食べられるのは嫌だから敷地の庭に墓を作るように命じた。だが、埋葬された次の朝には、墓は掘り返され亡骸は持ち去られていた。一方、妖怪ヒトツダタラは、つわものの狩場刑部三衛門によって退治された。彼は、熊野三山より膨大な褒章をもらった。

• 著者について

  吉田司 (ヨシダツカサ)
  1951年5月15日生まれ。出身地、和歌山県。1974年東京大学工学部建築学科卒業、1984年大阪公立大学医学部卒業。1974年～1977年旧建設省勤務。1984年～1985年大阪公立大学医学部附属病院神経精神科勤務。1985年～2003年北野病院精神科などに勤務。2003年なら新大宮クリニック（精神科）開設。2023年株式会社ハート書房設立。現在に至る。著書、「精神科医の涙」（文芸社）、「もてる男もてない男」（ハート書房）、「七つの顔をもつ女」（ハート書房）。
  
  なし (ナシ)
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