教育とケアへのホリスティック・アプローチ―共生/癒し/全体性 [単行本]
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教育とケアへのホリスティック・アプローチ―共生/癒し/全体性 [単行本]

吉田 敦彦(編著)河野 桃子(編著)孫 美幸(編著)


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出版社:勁草書房
販売開始日: 2024/07/22
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教育とケアへのホリスティック・アプローチ―共生/癒し/全体性 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    混迷の時代に鍛え直す思想と実践。「ホリスティック」な教育やケアをキーワードに、現代の重要課題について、哲学思想、臨床教育、ESD(持続可能な開発のための教育)、多文化共生教育など、分野を超えた研究者=実践者が検討を行い、ホリスティック教育/ケアの現在地を明らかにする。
  • 目次

    はじめに[孫 美幸]

    第1章 ホリスティック・アプローチとは何か――定義,理論モデル,人類史的意義[吉田敦彦]
     1.はじめに
     2.「ホリスティック holistic」の定義
     3.「ホリスティック・アプローチ」の6つの理論モデルと研究事例
     4.ホリスティックな探究の人類史的意義

     Ⅰ 共生/ESD/多文化

    第2章 教育の人類中心主義を問い直す――再想像力ではぐくむ惑星意識[永田佳之]
     1.教育の人類中心主義
     2.開発至上主義のトーンダウン
     3.再想像の位相へ

    第3章 コモナリティから考えるホールスクール・アプローチ――社会変容をもたらす「共」のふるまい[曽我幸代]
     1.はじめに
     2.変容をもたらすホールスクール・アプローチ
     3.コモナリティ―「共」のふるまい
     4.ホールスクール・アプローチにみるコモナリティ
     5.おわりに―社会変容をもたらすために

    第4章 ホリスティックな多文化共生教育――脱植民地化の視点から考える[孫 美幸]
     1.はじめに
     2.日本のホリスティック教育と植民地主義
     3.SDGsの理念から考える多文化共生教育の脱植民地化――2000年代からの議論をアップデートするには?
     4.新たな多文化共生教育実践へ――排除の構造を見極め,土着性を大切にし,行動につなげる学び
     5.おわりに

     Ⅱ 癒し/対話/超越性

    第5章 対話主義は何を恢復するか――水平方向および垂直方向のポリフォニーの観点から[池田華子]
     1.はじめに
     2.二種類のポリフォニー
     3.人間経験の水平方向と垂直方向
     4.現代における対話への期待とその課題
     5.おわりに―対話主義は何を恢復するか

    第6章 「癒すこと」としての教育と調和――シュタイナー教育思想における「健康」概念に着目して[河野桃子]
     1.はじめに―調和に向かう「教育/ケア」の系譜
     2.シュタイナーによる「癒すこと」としての教育観
     3.「癒すこと」としての教育観がもつ危うさ
     4.同時代の「健康熱」とそれに対するシュタイナーの批判
     5.教育実践のなかの「癒すこと」
     6.おわりに―「癒すこと」の視点から見た「教育/ケア」の探求へ

    第7章 多様性の受容における超越性の意義――Ch.テイラーからみたR.シュタイナーの地平論[奥本陽子]
     1.はじめに
     2.テイラーの地平論
     3.シュタイナーの地平論
     4.おわりに

     Ⅲ 全体性/国家/平和

    第8章 「全体性」という困難――エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』を中心に[森岡次郎]
     1.はじめに――「全体性」には「外部」がない
     2.「近代」とホリスティック――室井麗子による批判的検討を手がかりに
     3.「全体性を志向する私」という様態
     4.「無限を志向する私」
     5.語り得ないものを語り尽くさないために

    第9章 教師が国家という「全体」と向き合うための一つのレッスン――戦中の木村素衞による「意味の争奪戦」の戦い方[西村拓生]
     1.はじめに―国家という「全体」と教育の問い方
     2.なぜ木村素衞か―国民教育論の文脈
     3.『国家に於ける文化と教育』の構成
     4.「国民」の教育,国家と教師
     5.おわりに―「意味の争奪戦」のアクチュアリティ

    第10章 「ホーリズム」再考――提唱者にして国連憲章前文の起草者スマッツに遡って[吉田敦彦]
     1.はじめに
     2.「ホーリズム」の提唱者スマッツの人と仕事
     3.21世紀の国連・ユネスコ――平和と持続可能性へのホリスティック・アプローチ
     4.結び――新しい普遍性へのホリスティックな問いかけ

     ◆教育・看護分野での動向◆

    【1】看護分野におけるホリスティック・アプローチの概観――国際動向を中心に[青木芳恵]
     1.はじめに
     2.医療分野におけるホリスティック・アプローチ
     3.ホリスティック・ナーシングの概観
     4.日本におけるホリスティック・ナーシング
     5.ホリスティック・ナーシングの展望と課題

    【2】日本を中心とした「ホリスティック教育」の30年[福若眞人]
     1.はじめに
     2.日本における「ホリスティック教育」をめぐる動向(年表)
     3.おわりに

    おわりに[河野桃子]
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    「ホリスティック」を鍵概念とし、哲学思想、臨床教育、オルタナティブスクール、多文化共生教育などの重要課題を多角的に検討する。

    「ホリスティック」(holistic)は、whole、heal、holyなどに共通するギリシア語holosを語源とし、一般に「全体的/包括的/総体的/全体論的」といった訳が充てられる。本書はホリスティック思想を歴史的に繙き解説しつつ、ホリスティック教育研究の現在地を多様な執筆陣が考察する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉田 敦彦(ヨシダ アツヒコ)
    京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(教育学)。現在:大阪公立大学現代システム科学域教育福祉学類教授

    河野 桃子(コウノ モモコ)
    東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育学)。現在:日本大学文理学部教育学科准教授

    孫 美幸(ソン ミヘン)
    立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在:文教大学国際学部准教授
  • 著者について

    吉田 敦彦 (ヨシダ アツヒコ)
    吉田 敦彦(よしだ あつひこ)

    京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。現在:大阪公立大学現代システム科学域教育福祉学類教授。主著:『教育のオルタナティブ―〈ホリスティック教育/ケア〉研究のために』(せせらぎ出版、2022)、『世界が変わる学び―ホリスティック/シュタイナー/オルタナティブ』(ミネルヴァ書房、2020)、『世界のホリスティック教育―もうひとつの持続可能な未来へ』(日本評論社、2009)、『ブーバー対話論とホリスティック教育―他者・呼びかけ・応答』(勁草書房、2007)、『ホリスティック教育論―日本の動向と思想の地平』(日本評論社、1999)。

    河野 桃子 (コウノ モモコ)
    河野 桃子(こうの ももこ)

    東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在:日本大学文理学部教育学科准教授。主著・主論文:『シュタイナーの思想とホリスティックな知』(勁草書房、2021)、『対話がつむぐホリスティックな教育―変容をもたらす多様な実践』(共編著、創成社、2017)、「ホリスティックな知がもたらす道徳的発達の可能性―R. シュタイナーによる「一体となって知ること(Sich-Einswissen)」を手がかりに」『ホリスティック教育/ケア研究』第23 号(日本ホリスティック教育/ケア学会、2020)。


    孫 美幸 (ソン ミヘン)
    孫 美幸(そん みへん)

    立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在:文教大学国際学部准教授。主著:『ともに生きやすい社会って? ―わが家の「師匠」たちと学ぶ』(解放出版社、2022)、『深化する多文化共生教育―ホリスティックな学びを創る』(明石書店、2020)、『日本と韓国における多文化共生教育の新たな地平―包括的な平和教育からホリスティックな展開へ』(ナカニシヤ出版、2017)。

教育とケアへのホリスティック・アプローチ―共生/癒し/全体性 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:吉田 敦彦(編著)/河野 桃子(編著)/孫 美幸(編著)
発行年月日:2024/07/20
ISBN-10:432625176X
ISBN-13:9784326251766
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:22cm
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