世界の適切な保存 [単行本]

世界の適切な保存 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  見ることは、わたしを当事者にする。共に生きるひとにする。世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること―この世界と向き合うための哲学エッセイ。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  よくわからない話
  たまたま配られる
  誰かの記憶
  夏だから
  届く
  奥
  「はずでした」
  来て
  間違える
  枯れ葉
  哲学モメント
  いい感じ
  かわいい
  想像と違う
  かくれる
  適切な保存
  はらう
  余計な心配
  適切な説明
  書けない〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  『水中の哲学者たち』で話題沸騰！今最も注目を集める対話する哲学者・永井玲衣が綴る、この「世界」と向き合うための哲学エッセイ！

• 内容紹介

  ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰！
  対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊！
  
  見ることは、わたしを当事者にする。
  共に生きるひとにする。
  
  世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。
  この世界と向き合うための哲学エッセイ。
  
  
  
  わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、
  何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。
  
  ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。
  でも決してなくならないもの――。
  
  生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  永井 玲衣(ナガイ レイ)
  人びとと考えあう場である哲学対話を幅広く行っている。せんそうについて表現を通し対話する、写真家・八木咲との「せんそうってプロジェクト」、後藤正文らを中心とするムーブメント「Ｄ２０２１」などでも活動。第１７回「わたくし、つまりＮｏｂｏｄｙ賞」を受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き

• 著者について

  永井 玲衣 (ナガイ レイ)
  人びとと考えあう場である哲学対話を幅広く行っている。せんそうについて表現を通し対話する、写真家・八木咲との「せんそうってプロジェクト」、後藤正文らを中心とするムーブメント「D2021」などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』（晶文社）。第17回「わたくし、つまりNobody賞」を受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

世界の適切な保存 [単行本] の商品スペック