いばらの髪のノラ〈3〉世界の器 [単行本]
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いばらの髪のノラ〈3〉世界の器 [単行本]
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いばらの髪のノラ〈3〉世界の器 [単行本]



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出版社:童心社
販売開始日: 2024/08/29
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いばらの髪のノラ〈3〉世界の器 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    神炉のかたちが光の繊維になった。何千条という光の糸になって、ぴったりとリンゴをつつみこむ。燦然とかがやきながら、音楽のように、たなびいて、消えた。ノラの心臓は痛いほど暴れている―。はじめて神炉の恵みをうけた“あかつき”の町で、ノラは父が書き残した本のなかに“黄金の心臓”の手がかりを探す。魔女と人間が共に生きるその道筋は―。シリーズ完結。
  • 出版社からのコメント

    2023年「火狩りの王」シリーズ(ほるぷ出版)で読者を広げ、アニメ化されるなど話題を集めた日向理恵子の新シリーズ、完結編。
  • 内容紹介

    ノラに〈黄金の心臓〉を手に入れることはできない。だから、棲み家にも帰れない。棲み家にいても、地面の上でも、だれに会ってもノラは、失敗することしかできない。心臓が暴れている。こんなにおどろきつづけているのだから、とっくに魔法は起きていていいはずだった。けれどもノラの心臓は、まともに脈を打つことすら、できないでいた。起こりかけてはねじまがり、消えてはよみがえる魔法が、ノラのなかで行き場を求めて吹き荒れる。
    「……ああああぁあ」地面に顔をすりつけて、ノラは泣いた。涙で魔法がみんな溶けてしまえばいいと思った。そうすればもうノラは、どこにも行けなくなる。なにも望むことができなくなる。(ごめんなさい。最初から、なにもほしいなんて思わなければよかった。なんにも、しなければよかった)棲み家の北の塔で、じっとしていればよかった。足首の鈴が鳴ることがないように、じっといつまでも、息をひそめていればよかったのだ。そうしたら、なにも起こらずにすんでいたのに。
    ……大きな魔法が働いて、ノラたちは〈あかつきの町〉の僧院にいた。言葉を話すゾウたちの僧院で、ノラは父の墓と、父が書き残した本がここにあることを知る。この町は、神炉の火をたくわえる研究をしていた人間たちの町だった。図書館で父の本を見つけるが、書かれていたことに打ちのめされるノラ。
    ――ノラ。すべての魔女は、世界の器になる。器が必要になろうとしている。
    おだやかなのに、その声はとても厳しかった。その響きは似ていた、〈ラ〉に、セムに、キサラに、ミダに、ホゥカに、ウラナさんに。たくさんの声に似ていて、けれども、だれとも似ていなかった。
    ――あなたの歩いてきた世界の入れ物に、あなたはなる。その器が、世界を新しくする。
    どういう意味なのか、ノラにはわからない。ただ、知らない響きのその声が、苦しくなるほどなつかしかった。
    ――さあ、行かなくては。
    ノラの肩を見えない手が押す。その力は、悲しくなるほどかすかだ。
    食べものをもとめて暴走する神炉は、〈あかつきの町〉を破壊しながら、ゾウたちの僧院をめざす。生け贄になることから逃げ出した男の子・モモがいるのだ。リンゴはモモを守るために、神炉の前に立ちふさがる。そして、神炉は光の束となってリンゴを取りこんでしまう。リンゴは神炉に食べられてしまった。絶望するノラだが、シュユ・シンの助言により、リンゴを助けるためのただ一つの方法を選ぶ。
    人間が飼いならすことはできない神炉。もう、神炉がいない世界を選ぶことはできない。でも、魔女が再び地上に戻り、人間と力を合わせることができれば。人と魔女がもう一度、話し合いを重ねながら、共生の道を考え続けることを始めよう――魔法の力をすべて失ったノラは、リンゴとソンガ、三人の姉たちと、再び旅を始める。地上で出会った人たちに、自分が何を見て、何を考えたかを伝えるために。それこそが魔女の仕事なのだ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    日向 理恵子(ヒナタ リエコ)
    1984年兵庫県生まれ

    吉田 尚令(ヨシダ ヒサノリ)
    1971年大阪府生まれ。絵本や書籍の挿画などを手がける
  • 著者について

    日向理恵子 (ヒナタリエコ)
    1984年兵庫県生まれ。主な作品に「雨ふる本屋」シリーズ(童心社)2023年にアニメ化された「火狩りの王」シリーズ(ほるぷ出版)『ネバーブルーの伝説』(角川書店)『迷子の星たちのメリーゴーラウンド』(小学館)『星のラジオとネジマキ世界』(PHP研究所)『魔法の庭へ』(童心社)などがある。

    吉田尚令 (ヨシダヒサノリ)
    1971年大阪府生まれ。絵本や書籍の挿画などを手がける。おもな作品に「雨ふる本屋」シリーズ(童心社)絵本『希望の牧場』『悪い本』(共に岩崎書店)星につたえて』『ふゆのはなさいた』(共にアリス館)『はるとあき』(小学館)などがある。

いばらの髪のノラ〈3〉世界の器 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:童心社
著者名:日向 理恵子(作)/吉田 尚令(絵)
発行年月日:2024/08/27
ISBN-10:4494028452
ISBN-13:9784494028450
判型:B6
発売社名:童心社
対象:児童
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:20cm
横:13cm
その他:世界の器
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