忘れられたアダム・スミス―経済学は必要をどのように扱ってきたか [単行本]
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忘れられたアダム・スミス―経済学は必要をどのように扱ってきたか [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2024/08/01
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忘れられたアダム・スミス―経済学は必要をどのように扱ってきたか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書で明らかにしたいことは、以下の三つである。第一に、主流派の経済学者たちが自分たちの起源だと主張する経済学の「始祖」たちの理論にとって、人間の必要はとても枢要な位置を占めていたこと。第二に、その「始祖」たちが彫琢した必要概念の持つ特徴。第三に、それらの特徴への着目が現在を生きる私たちにとって持つ意味。(略)もう一つのありうべき経済学を示唆するものであると同時に、現代社会における必要についての理論的展開でもある。―「序章」より抜粋。2017年ヨーロッパ進化経済学会William Kapp賞受賞論文をもとに書籍化。
  • 目次

    序 章

    第1章 スミスの「見えざる手」──必要の有限性
     1 はじめに
     2 『道徳感情論』における「見えざる手」の論理構造
     3 必要の有限性と経済学

    第2章 スミスの「革靴」──必要の間主観性
     1 はじめに
     2 亜麻布のシャツと革靴
     3 必要の認識論と存在論
     4 経済学における主観主義とスミス

    第3章 スミスの「未開人」──必要は静態的か進化的か
     1 「必要充足テーゼ」の理論
     2 「必要充足テーゼ」と事実認識
     3 一八世紀の賃金と必要についての言説
     4 「高貴な未開人」と「野卑な未開人」

    第4章 メンガーの「魔法の杖」──必要の認識論的限界と市場の限界
     1 はじめに
     2 『経済学原理』第二版
     3 『経済学原理』第一版
     4 『原理』第二版への理論的批判
     5 『原理』第二版への文献学的批判
     6 メンガーの「必要/欲求」の存在論と認識論再訪

    第5章 メンガーの遺産──経済の二つの意味・必要・エコロジー経済
     1 はじめに
     2 ポランニーと経済の二つの意味
     3 経済の二つの意味と必要/欲求概念
     4 K・W・カップと必要概念
     5 持続的開発と必要

    第6章 スミスの遺産──「相対的貧困」は無くならないのか
     1 はじめに
     2 「貧困の再発見」とピーター・タウンゼンド
     3 アマルティア・センによる相対的剥奪概念への存在論的批判
     4 すれ違う「論争」とその後
     5 タウンゼンドとセンの共通点とスミス的存在論と認識論
     6 相対的貧困をめぐる理論的混乱を解きほぐす

    第7章 「見えざるハート」──フェミニスト経済学と必要概念
     1 はじめに
     2 フェミニスト経済学の誕生
     3 フェミニスト経済学と必要概念
     4 必要とケイパビリティ再論

    終 章

    あとがき
    参考文献
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    アダム・スミスの理論に決定的役割を果たしていた「必要」という概念はなぜ忘れ去られたのか。概念の変遷を追い経済学の現在を問う。

    経済学の父、アダム・スミス。その理論において「人間の必要」は枢要な位置を占めていた。スミス、メンガーからポランニー、カップ、タウンゼント、セン、フェミニスト経済学まで、必要概念の意味を発展させようとしてきた今日につづく議論を追い、現代社会における必要についての理論的展開を示す。もう一つのありうべき経済学とは。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山森 亮(ヤマモリ トオル)
    1970年生。京都大学大学院経済学研究科修了。東京都立大学講師、ケンブリッジ大学研究員などを経て、同志社大学経済学部教授
  • 著者について

    山森 亮 (ヤマモリ トオル)
    山森 亮(やまもり とおる)

    1970年生。京都大学大学院経済学研究科修了。東京都立大学講師、ケンブリッジ大学研究員などを経て、現在は同志社大学経済学部教授。Cambridge Journal of Economics, Journal of Economic Methodology, Ethics and Social Welfare などに寄稿。日本語での著作に『ベーシック・インカム入門』(光文社新書、2009年)、『労働と生存権』(編著、大月書店、2012年)、『お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?』(共著、光文社新書、2018年)ほか。

忘れられたアダム・スミス―経済学は必要をどのように扱ってきたか の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:山森 亮(著)
発行年月日:2024/07/25
ISBN-10:432615487X
ISBN-13:9784326154876
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:296ページ
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