魔法のルビーの指輪 [単行本]

魔法のルビーの指輪 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  十一さいの誕生日の前日に、指輪を贈られたルーシー。その指輪は、おばあちゃんのそのまたおばあちゃんのおじさんにあたる、ジェームズおじさんから代々受け継がれてきたものだった…。１９９１年ビスト賞・最優秀新人賞受賞作品。

• 目次

  1.指輪のひみつ/2.ラングレーの館/3.指輪見つかる/4.真夜中にしのびこむ/5.ネリーの身の上話/6.過ぎ去った日々/7.万事休す/8.ひみつの階段/9.かべ板のすきまから/10.電気の実験/11.悪だくみ/12.指輪を取りもどせ！/13.友情は永遠に/訳者あとがき

• 出版社からのコメント

  誕生日の前日におばあちゃんから贈られたルビーの指輪。その指輪には願いを叶えてくれる魔法が備わっていたのだが…

• 内容紹介

  1991年のアイルランド。ルーシーが11歳の誕生日の直前におばあちゃんから贈られた高価な指輪。その指輪はおばあちゃんがそのまたおばあちゃんのおじさんにあたるジェームズおじさんから代々受け継がれてきたものだった。指輪には魔法の力があるという。その晩、ルーシーがうっかり指輪の小箱を落とすと中にある別の蓋が開き、魔法とは２つの願いを叶えてくれる魔法だと知る。本当に？試してみようか？　ルーシーは半信半疑で願いを唱えたが、願い事はルーシーが思った通りではない形で叶えられ…。アイルランドの歴史を背景に100年の時をまたぐ物語。
  
  図書館選書
  11歳の誕生日直前におばあちゃんから贈られた指輪。その指輪は代々受け継がれてきたものだった。指輪には2つの願いを叶えてくれる魔法が備わっていたが、ルーシーの願いは、思い通りでない形で叶えられ…。

• 著者について

  イヴォンヌ・マッグローリー (イヴォンヌ　マッグローリー)
  アイルランド共和国の児童文学作家。ドニゴール生まれ、ドニゴール育ち。3人の子どもたちの母親でもある。読書が大好きで、特に地元の歴史を知ることに興味をもっている。本書は1991年に出版された本で、著者の初めての本。本書で同年、アイルランドでその年に最も優れた処女小説に贈られるビスト賞を受賞した。
  
  加島　葵 (カシマ　アオイ)
  お茶の水女子大学文教育学部卒業。翻訳家。訳書に『魔少女ビーティ・ボウ』『キャリーのお城』（新読書社）『紙ぶくろの王女さま』『ぼくが犬のあとをつけた夜』（カワイ出版）、『ちきゅうはみんなのいえ』『ジャミールの新しい朝』（くもん出版）、『ウォンバットのにっき』（評論社）など多数。朔北社の本では「ゆかいなウォンバットシリーズ」『流砂にきえた小馬』や「こども地球白書」（抄訳）を手がけている。
  
  深山　まや (ミヤマ　マヤ)
  東京生まれ。2001年武蔵野美術大学空間演出デザイン科卒業。ベルギーの絵本作家キティ・クローザーより絵本製作を学ぶ。2015、2016年ボローニャ国際絵本原画展連続入選。インスピレーションは植物、精霊、音楽。妖精の国アイルランドに興味がある。

魔法のルビーの指輪 [単行本] の商品スペック