マンガ学部式 メディア文化論講義―絵と声と文字の相関から学ぶ [単行本]
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マンガ学部式 メディア文化論講義―絵と声と文字の相関から学ぶ [単行本]

姜 竣(著)


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出版社:青弓社
販売開始日: 2024/07/30
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マンガ学部式 メディア文化論講義―絵と声と文字の相関から学ぶ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    京都精華大学マンガ学部で人気のユニークなメディア論講義の書籍化。絵と声と文字という「言葉の三角形」の視点から、江戸時代の浮絵や眼鏡絵、明治の小説や錦絵新聞などの具体例をもとに、風景画と文学、言葉と国民国家形成との関係性を解説する。そして、紙芝居やマンガを事例にして、現代のメディア表現がよって立つ基盤をわかりやすくレクチャーする。
  • 目次

    はじめに

    第1部 理論篇

    第1講 言葉の三角形――絵と声と文字の相関
     1 見知らぬ木の実
     2 言葉の三角形
     3 記号の世界へのアプローチ――マンガのオノマトペ

    第2講 言語思想の二大潮流――ソクラテスからソシュールまで
     1 言葉に憑かれた人たち
     2 真の名と「ソクラテス問題」
     3 「アリストテレス問題」とソシュール
     4 幽閉された子どものテーマ

    第3講 幽霊が書いた文学
     1 カスパー・ハウザーの謎
     2 飲酒とドラッグの文学
     3 オカルトからシュルレアリスムまで
     4 幽霊が書いた文学
     5 疑似科学の意義

    第4講 メディア表現の考古学(ルビ:アルケオロジー)
     1 知の地殻変動
     2 思考の考古学(ルビ:アルケオロジー)
     3 読み書き能力の考古学(ルビ:アルケオロジー)
     4 文字に取り憑かれた人たち

    第2部 歴史篇

    第5講 風景描写の歴史と近代文体の起源
     1 言葉の三角形の歴史的変容
     2 俳句の風景
     3 浮絵と近代的風景の萌芽
     4 眼鏡絵と風景の革新
     5 写生画と写生文

    第6講 言文一致と近代文体の成立
     1 言葉の三角形の近代的変容
     2 錦絵新聞と毒婦の事件
     3 過熱化と規制
     4 傍聴筆記速記術の誕生

    第7講 俗語革命と国民国家
     1 俗語革命
     2 想像された共同体
     3 パトリーとネーション
     4 郷土と国家の矛盾
     5 郷土の解体と〈郷土〉の探求

    第8講 近代文体に抗う語り――柳田国男の『遠野物語』
     1 決別と始まりの過渡で
     2 アナザーストーリー
     3 神隠しの語り口(ルビ:ナラティブ)
     4 伝説と昔話、神話と「物語」

    第3部 実践篇

    第9講 単一言語と方言の壁の乗り越え方――宮沢賢治とイーハトーブ
     1 〈郷土〉の理想と限界――「常民」とは誰か
     2 方言の壁
     3 訛りを書く「あいぜん文字」
     4 エスペラントとイーハトーブ
     5 オノマトペは四度仕事をする

    第10講 二度目の言文一致とマンガの言葉
     1 メディアと言葉の現代化
     2 ハムサンドイッチ――近世/近代/現代のメディア編制
     3 言葉の戯れと言文一致の運命
     4 〈マンガ〉的な文学――吉本ばなな

    第11講 私のマンガ研究――〈絵〉の〈声〉の聞き方
     1 マンガになる/ならない
     2 墓場奇太郎の誕生と成長
     3 紙芝居というテクスト
     4 〈絵〉の〈声〉を聞く
     5 「コケカキイキイ」の行方

    第12講 〈描く〉こと(ルビ:ドローイング)と〈書く〉こと(ルビ:ライティング)――続・私のマンガ研究
     1 言葉の流れ
     2 描線の軌跡と文字の筆跡と声の痕跡
     3 近代的思考の乗り越え
     4 ラインの比較人類学
     5 マンガのなかの言葉の流れ――「マンガシンキング」
     6 メディア史の縮図と言葉の三角形の未来――結びにかえて

    おわりに
  • 内容紹介

    京都精華大学マンガ学部の人気授業から生まれた、言葉と表現の仕組みを読み解くユニークなメディア論講義の書籍化。近世から近代へ、近代から現代へと変容するメディアが私たちに及ぼした影響を、絵と声と文字という「言葉の三角形」の視点から解き明かす。
  • 著者について

    姜 竣 (カン ジュン)
    1966年、韓国生まれ。京都精華大学マンガ学部教授。専攻は民俗学、文化人類学、表象文化論。著書に『紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代』(青弓社)、共著に『ストリート人類学――方法と理論の実践的展開』(風響社)、『近代日本宗教史第5巻 敗戦から高度成長へ』(春秋社)、論文に「文学の根拠から越境する文学へ」(「ユリイカ」2019年2月号)、「スティグマのシンボルからアイデンティティのイコンへ――「マレビトの地理」が導く歓待の問い」(「口承文芸研究」第42号)など。

マンガ学部式 メディア文化論講義―絵と声と文字の相関から学ぶ の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:姜 竣(著)
発行年月日:2024/07/30
ISBN-10:4787235397
ISBN-13:9784787235398
判型:A5
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:341g
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