黒人法典―フランス黒人奴隷制の法的虚無(世界人権問題叢書) [全集叢書]
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黒人法典―フランス黒人奴隷制の法的虚無(世界人権問題叢書) [全集叢書]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2024/06/27
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黒人法典―フランス黒人奴隷制の法的虚無(世界人権問題叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代が生み出したもっとも「怪物的な法文書」、待望の邦訳。黒人奴隷を規定・管理するためにつくられた「黒人法典」。何百万もの人々が苦しみ、奪われ、測定不能なほど破壊された奴隷制はどうして続いたのか?白人中心の聖書解釈による正当化、奴隷をモノとして扱う冷徹な法律、自由と平等を謳いながら奴隷制を無視する啓蒙思想家たち…。
  • 目次

     凡例

    序論

    第一部 黒人法典 偏見の光のもとで

     第一章 始まりの呪い
     第二章 人間? それとも獣?
     第三章 人間未満の獣 獣化した人間
     第四章 神学者たち 白人=聖書主義と単一起源説、精神の堕落と身体の醜悪
     第五章 哲学者たち 複数起源説、肌の色、自然奴隷説、白人=聖書主義
     第六章 単一は平等にあらず 黒人の魂は何色か
     第七章 彼らを救おう 〈天国〉への貿易によって
     第八章 黒人法典
     第九章 記憶と忘却 復刻の理由を説明する

    第二部 黒人法典 本文と註釈

     一 前文
     二 カトリシズム 奴隷にとって唯一にして義務である宗教(第一~七条)
     三 同棲、結婚、奴隷に対するその民法上の帰結(第八~一三条)
     四 奴隷の埋葬(第一四条)
     五 奴隷制の日常 移動についての規定(第一五~二一条)
     六 奴隷制の日常 奴隷の食事と衣服(第二二~二七条)
     七 所有権に関する奴隷の無能力(第二八~二九条)
     八 司法上の奴隷の無能力(第三〇~三一条)
     九 刑法上の奴隷の責任(第三二~三七条)
     一〇 逃亡と隠匿の罪(第三八~三九条)
     一一 奴隷に対峙する司法と奴隷主(第四〇~四三条)
     一二 商品としての奴隷(第四四~五四条)
     一三 解放とその帰結(第五五~五九条)
     一四 結語(第六〇条)

    第三部 黒人法典 啓蒙の影のもとで

     第一章 奴隷たちが発言する ル・モア=ラック、クゴアーノ
     第二章 自由の蜃気楼 「復帰法」
     第三章 モンテスキューの飾言
     第四章 ルソー 言い知れぬ奴隷制
     第五章 レナルとその他の者たち 別の黒人たちに別の物言いを
     第六章 「黒人の友」たちの詭弁
     第七章 エピローグ ナポレオンからシェルシェールへ

     第一三版へのプロローグ
     第一二版へのプレリュード
     カドリージュ叢書初版への序文
     プラティック・テオリック叢書第七版へのまえがき

     年表

     訳者解説 未来のラス・カサス
     訳者あとがき

     書誌
     主要人名索引
  • 内容紹介

    1685年からビジネスのため黒人を厳格に管理・所有するための法律が世界に先駆けてフランスで制定された。聖書を都合よく解釈し黒人を物品として扱い、1848年まで続いた黒人法典の存在を無視したルソーやモンテスキューら啓蒙思想家たちを苛烈に糾弾した問題作が待望の刊行。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    サラ=モランス,ルイ(サラモランス,ルイ/Sala-Molins,Louis)
    カタルーニャ出身の哲学者。ローマ、パリ、フライブルクに学び、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチの指導下、ラモン・リュイ(ライムンドゥス・ルルス)についての研究で博士号を取得。ジャンケレヴィッチを継いでパリ第1大学、また、トゥールーズ第2大学で教鞭を執った。異端審問史の研究、また、法・法哲学批判の作業を経て、1987年の本書刊行後はとりわけ黒人法典と黒人奴隷制の研究に注力し、数々の関連著作を刊行している
  • 著者について

    ルイ・サラ=モランス (ルイ サラ モランス)
    カタルーニャ出身の哲学者。ローマ、パリ、フライブルクに学び、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチの指導下、ラモン・リュイ(ライムンドゥス・ルルス)についての研究で博士号を取得。ジャンケレヴィッチを継いでパリ第1大学、また、トゥールーズ第2大学で教鞭を執った。異端審問史の研究、また、法・法哲学批判の作業を経て、1987年の本書刊行後はとりわけ黒人法典と黒人奴隷制の研究に注力し、数々の関連著作を刊行している。日本語の訳書として『ソドム――法哲学への銘』馬場智一・柿並良佑・渡名喜庸哲訳(月曜社)がある。

    中村 隆之 (ナカムラ タカユキ)
    早稲田大学法学学術院教員。東京外国語大学大学院博士課程修了。フランス語を主言語とする環大西洋文化研究、批評と翻訳。著書に『環大西洋政治詩学』(人文書院)、『第二世界のカルトグラフィ』(共和国)、『魂の形式 コレット・マニー論』(カンパニー社)、訳書にE・グリッサン+P・シャモワゾー『マニフェスト』(以文社)、A・マバンク『アフリカ文学講義』(共訳、みすず書房)などがある。

    森元 庸介 (モリモト ヨウスケ)
    東京大学大学院総合文化研究科教員。パリ西大学大学院博士課程修了。フランスを中心とする思想史。著書にLa Légalité de l’art(Cerf)、訳書にG・ディディ=ユベルマン『ニンファ・モデルナ』(平凡社)、J.-P.デュピュイ『経済の未来』(以文社)、P・ルジャンドル『ルジャンドルとの対話』(みすず書房)など。

黒人法典―フランス黒人奴隷制の法的虚無(世界人権問題叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ルイ サラ=モランス(著)/中村 隆之(訳)/森元 庸介(訳)
発行年月日:2024/06/30
ISBN-10:4750357618
ISBN-13:9784750357614
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:488ページ
縦:19cm
その他: 原書名: LE CODE NOIR OU LE CALVAIRE DE CANAAN〈Sala-Molins,Louis〉
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