我が家に天使がやって来た 小学生編 [単行本]

我が家に天使がやって来た 小学生編 [単行本] の 商品概要

• 目次

  目次
  
  序••••••3
  楽園••••••11
  
  Ⅰ章 周と歩む日々
  
  祝い酒••••••14
  旅立ちの日に••••••16
  地球ノ時間••••••18
  夜明けの散歩••••••20
  盲目のひと••••••23
  キャッチボール••••••25
  電球のひと••••••28
  子守歌••••••30
  日々の土産••••••33
  将来の夢••••••36
  慈雨••••••38
  息子へ―十才の誕生日に寄せて••••••41
  矢口祭••••••43
  
  Ⅱ章 風の吹く道
  
  蒲公英の種••••••48
  花を生ける••••••50
  ひび••••••52
  日々のあいさつ―洗足池にて••••••54
  街の公園にて••••••56
  風の道••••••60
  すすき野原••••••62
  柿の知らせ••••••64
  風の伝言••••••66
  深夜の日記••••••68
  
  Ⅲ章 鼓動を聴く
  
  道しるべ••••••72
  Ａｖａｎｔｉ••••••73
  Ｓｌｏｗ Ｂｏａｔ••••••77
  お告げの鐘••••••80
  芋と言葉••••••83
  ししゃも••••••85
  鎌倉日和••••••87
  写楽••••••89
  円周率の旅••••••91
  Ｔｈｕｍｂｓ ｕｐ••••••94
  ―追悼朗読会にて••••••98
  灯台ノ道••••••106
  
  解説―ゆげの昇った言葉たち••••••107

• 出版社からのコメント

  ダウン症をもつ息子の成長を、愛情に溢れた筆致で描いた詩集。カトリックの信仰者の視点から、存在の深みへと読者を誘う。

• 内容紹介

  ダウン症を持つ息子が小学校を卒業する。暖かい眼差しで、非常にゆっくりしたその成長を「地球ノ時間」ととらえる。作者はカトリックの信仰をもち、ゆるぎない信頼をもって一人の詩人としての人生を歩んでいる。平明な言葉を紡ぎつつ、読者を存在の深みに到達する地点へとごく自然に導いていく詩篇である。挿入されている9枚のイラストは鉛筆画（市原多嘉雄）。単純な具象画だが精神性が香りたっており、内容によくマッチしている。

• 著者について

  服部 剛 (ハットリ ゴウ)
  1974年10月31日生まれ。1998 年より詩作・朗読活動を始める。
  2006年 詩集『風の配達する手紙』（詩学社）。
  2009年 詩集『Familia』（詩遊会出版）。
  2012年 詩集『あたらしい太陽』（詩友舎）。
  
  2006 年から2011年まで、東京・高田馬場のBen‘ｓCafeにて『笑いと涙のぽえとりー劇場』を主宰。 2016年白百合女子大学にて、ダウン症をもつ息子についての 講演・朗読を行う。同年、長年勤めた介護職を辞し、 詩人・文人・表現者（朗読・司会など）に専念する。
  
  2020年 写真詩集『天の指揮者』（ドン・ボスコ社）。
  2021年 YouTubeに詩の番組『ぽえとりーサロン』を開設。　
  
  現在、ニッポン放送『心のともしび』にて、月に 1 回 エッセイを連載中（HP等にも掲載）。
  
  日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員、日本現代詩人会会員、四季派学会会員、横浜詩人会理事。 詩誌『カナリア』主宰。詩誌『トンボ』、『反射熱』同人。

我が家に天使がやって来た 小学生編 [単行本] の商品スペック