消費者と日本経済の歴史―高度成長から社会運動、推し活ブームまで(中公新書) [新書]
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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2024/08/19
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消費者と日本経済の歴史―高度成長から社会運動、推し活ブームまで(中公新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    SDGs、応援消費、カスハラなど、消費者にまつわる用語に注目が集まっている。背景にはどのような潮流があるのか。本書は、一九六〇年代の消費革命から、平成バブル、長期経済停滞、現在までを、消費者を通して読み解く。生産性向上運動、ダイエー・松下戦争、堤清二とセゾングループのビジョン、セブン‐イレブンの衝撃、お客様相談室の誕生などを論じ、日本経済の歩みとともに変貌してきた消費者の姿と社会を描き出す。
  • 目次

    まえがき

    序 章 利益、権利、責任、そしてジェンダー
    画期としての一九六〇年代/本書の観点


    第1章 消費者主権の実現に向けて―一九六〇年代~七〇年代初頭

    1 高度経済成長と消費革命
    経済成長のメカニズム/戦後日本社会の編成原理/消費革命という用語/変化にともなう不安と問題
    2 消費者主権という理念
    経済同友会の修正資本主義論/生産性向上運動とは何か/東西冷戦下の消費者主権/「消費者は王様である」/家政学者の実感を超えて
    3 日本消費者協会とかしこい消費者
    消費者団体の発足/日本消費者協会の商品テストと花森安治の眼差し/日本の消費者団体の特徴/かしこい消費者の育成/買物上手を教育で生み出す?/かしこい消費者の限界/権利なき主体化のゆくえ
    4 ダイエー・松下戦争の構図
    価格決定権をめぐって?/中内功の安売り哲学/松下幸之助の水道哲学/バリュー主義の行く末


    第2章 オルタナティブの模索と生活者―一九七〇年代半ば~八〇年代半ば

    1 石油危機後の日本経済と生活の質
    石油ショックから安定成長へ/消費水準の向上と中流意識の定着/社会的緊張に対する深い危機意識/高畠通敏の整理/食品公害のインパクト/消費者から生活者へ
    2 生活クラブの消費材
    創始者・岩根邦雄/起点としての牛乳/消費材とは何か/班別予約共同購入という方法/生き方を変える/フェミニズムからの批判
    3 大地を守る会と有機農業運動
    学生運動経験者たちによる設立/大地を守るという共同性/有機農業運動の価値体系/産消提携の思想/互恵的贈与関係の隘路/日本有機農業研究会からの批判/株式会社という選択と事業内容/運動とビジネスのあいだ
    4 堤清二のマージナル産業論
    セゾングループを築いた男/資本の論理と人間の論理/イメージ戦略と記号的消費/無印良品の歴史的前提/コンシューマリズムへの理解


    第3章 お客様の満足を求めて―一九八〇年代後半~二〇〇〇年代

    1 長期経済停滞への転換と消費者利益
    平成バブルから長期経済停滞へ/格差社会の不安と生きづらさ/規制緩和と消費者利益/求められる自己責任/消費者団体の戸惑い/消費者基本法が意味すること
    2 顧客満足の追求とそのジレンマ
    CS元年以降―ヤマト運輸からユニクロまで/サービス経済化の難題/お客様と消費者の違い
    3 セブン-イレブンにとってのお客様
    鈴木敏文の直感/日本型コンビニの革新性/POSシステムのデータ/お客様の立場の先鋭化
    4 お客様相談室の誕生
    ACAPの設立/消費者対応部門の設置とその課題/ACAPの組織と活動/消費者からお客様へ


    終 章 顧客満足と日本経済―二〇一〇年代~

    1 現代史から見えたもの
    消費者の時代/生活者の時代/お客様の時代
    2 新たな潮流―エシカル消費、応援消費、推し活
    カスハラなどの新たな問題/エシカル消費とSDGs/応援消費と推し活の隘路/顧客満足の社会的責任

    あとがき
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    消費者から生活者、そしてお客様へ――。時代とともに何が変わったのか?
  • 内容紹介

    応援消費やカスハラなど、消費者をめぐるニュースが増えている。本書は、消費革命をもたらした一九六〇年代から、安定成長期やバブル、そして長期経済停滞までを消費者の視点で描く。生産性向上運動、ダイエー・松下戦争、堤清二とセゾングループのビジョン、セブン‐イレブンの衝撃、お客様相談室の誕生などを通し、日本経済の歩みとともに変貌していく消費者と社会を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    満薗 勇(ミツゾノ イサム)
    1980年千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、立教大学講師などを経て、北海道大学大学院経済学研究院准教授。専攻は日本近現代史。著書『日本型大衆消費社会への胎動―戦前期日本の通信販売と月賦販売』(東京大学出版会、2014年/政治経済学・経済史学会賞)ほか
  • 著者について

    満薗勇 (ミツゾノイサム)
    満薗勇
    1980年千葉県生まれ.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了.博士(文学).日本学術振興会特別研究員,立教大学講師などを経て,北海道大学大学院経済学研究院准教授.専攻は日本近現代史.
    著書『日本型大衆消費社会への胎動――戦前期日本の通信販売と月賦販売』(東京大学出版会,2014年/政治経済学・経済史学会賞),『商店街はいま必要なのか――「日本型流通」の近現代史』(講談社現代新書,2015年),『日本流通史――小売業の近現代』(有斐閣,2021年),『消費者をケアする女性たち――「ヒーブ」たちと「女らしさ」の戦後史』(2022年,青土社).
    共著『日本経済の歴史――列島経済史入門』(2013年,名古屋大学出版会)ほか.

消費者と日本経済の歴史―高度成長から社会運動、推し活ブームまで(中公新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:満薗 勇(著)
発行年月日:2024/08/25
ISBN-10:4121028155
ISBN-13:9784121028150
判型:新書
対象:教養
発行形態:新書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:18cm
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