分離独立と国家創設―係争国家と失敗国家の生態 [単行本]
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分離独立と国家創設―係争国家と失敗国家の生態 [単行本]
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分離独立と国家創設―係争国家と失敗国家の生態 [単行本]



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出版社:白水社
販売開始日: 2024/09/03
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分離独立と国家創設―係争国家と失敗国家の生態 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ソマリランドからイスラム国、満洲まで、国家とは何か、どのような条件が揃えば国家たり得るのか?未承認国家、事実上の国家、係争国家、失敗国家の事例研究が浮かび上がらせた、“さまざまな国のかたち”。
  • 目次

    序章 「すべての国家は平等か?」
    第一章 国際政治における国家性と分離独立
     国家とは何か?
     主権とは何か?
     「確定した領域」とは何か?
     国家となるには領域に最小限の人口が必要か?
     国家性の文脈において「政府」とはどういう意味か?
     他の国家と関係を取り結ぶ能力とはどういう意味か?
     国家はいくつあるか?
     国家と国の違いは何か?
     分離とは何か?
     国々が分離に反対する傾向があるのはなぜか?
     他の国々が分離に反対するのはなぜか?
     一方的独立宣言とは何か?
     一方的分離行為に対して親国家はどう反応できるか?
     世界にはいくつ分離派運動があるのか?
     領域や集団が分離を求めるのはなぜか?
     国家は分離を抑える目的で軍事力を使えるか?
     「救済的分離」とは何か?
     領土回復主義とは何か?
     独立を失った領域は、独立を再主張する権利を有するか?
     分離の当然の権利というものがあるべきか?
     分離を認める国はあるのか?
     国家は領域を切り離すことができるか?
     承認とは何か?
     承認はどのくらい重要なのか?
     非承認とは何か?
     集団的非承認とは何か?
     事実上の国家とは何か?
     失敗国家とは何か?
     ミクロ国家とミクロ・ネーションの違いは何か?
    第二章 旧ルール--分離独立と国家創設、一七七六─一九四五年
     近代的国家が出現したのはいつか?
     承認はどのように発展したのか?
     アメリカ合衆国の独立は国家創設をいかにかたちづくったか?
     ラテンアメリカはどのように独立を獲得したのか?
     ラテンアメリカ諸国の独立はなぜそれほど重要だったのか?
     アメリカの南北内戦は分離独立への態度をどう決定づけたか?
     十九世紀後半において国家創設はどう進展したのか?
     国家性のためのモンテヴィデオ基準はどう発展したのか?
     国家の領土保全の原則はいかに出現したのか?
    第三章 現代的ルール--自決と脱植民地化、一九四五─一九九〇年
     脱植民地化はどのように始まったのか?
     脱植民地化の過程はなぜそれほど重要だったのか?
     新たに独立した国家の国境はどのように決められたのか?
     自決と領土保全の原則はどのように折り合いがつけられたのか?
     一方的分離がこれほど受け入れられなくなったのはいつか?
     一九四五年以来、一方的分離の成功事例はあったのか?
     一方的な分離行為に対して国連はどう反応したのか?
     ローデシアの一方的独立宣言はなぜそれほど珍しかったのか?
     すべての植民地が独立したのか?
    第四章 ルール変更?--現代の分離独立、一九九〇年以降
     冷戦の終結は分離独立や国家性をどのように変化させたか?
     ソビエト連邦はどのように解体したのか?
     なぜいくつかのソビエト領域は独立を獲得しなかったのか?
     ユーゴスラビアはどのように解体したのか?
     なぜチェコスロバキアは平和的に分かれたのか?
     ドイツやイエメンをつくった合併はどのように起こったのか?
     ソマリランドはなぜ承認されないのか?
     エリトリアや南スーダンはどのように独立したのか?
     一九九〇年以降、軍事力によって抑え込まれた分離運動はあったか?
     その他のどの分離事例が力で抑え込まれ得るか?
     独立はしないが平和裏に解決された分離問題はあるか?
     モンテネグロは国連に加盟したのにコソボは加盟していないのはなぜか?
     国際刑事裁判所はコソボの一方的独立宣言について何といったのか?
     アブハジアと南オセチアはより広い承認を受けるだろうか?
     クリミアがロシアに併合される前に独立を宣言したのはなぜか?
     カナダとイギリスは分離独立の民主的モデルをつくったか?
     カタルーニャやクルディスタンが独立を勝ち取れなかったのはなぜか?
     台湾は分離独立の事例か?
     パレスチナはなぜ国連加盟国でないのか?
     イスラム国は純粋な意味で国家だったか?
     脱植民地化からさらに多くの国が現れるか?
     次に国連加盟国となると思われるのはどの国か?
    第五章 独立と国家性たらしめる機構
     新しい国家はどうつくられるのか?
     分離は解体や脱植民地化とどう異なるのか?
     自由連合とは何か?
     新しい国家をつくるためには住民投票が実施される必要があるのか?
     独立を問う住民投票はどのように準備されるのか?
     継続あるいは後続国家とは何か?
     新国家の国境はどう画定されるか?
     国家の資産や債務はどう分けられるか?
     誰が新国家の市民となるのか?
     新国家にはどのような機構が必要か?
     国家は機構を共有できるのか?
     国家には自国の通貨が必要か?
     国家には自国の軍隊が必要か?
     どのような国家の象徴が必要とされるか?
     独立するまでにどれくらいの時間がかかるか?
     国は独立後に名称を変えられるか?
     国家は国歌や国旗を変えられるか?
    第六章 国際社会に参加する
     承認はどのように起こるのか?
     国家は別の国家を承認するよう強制され得るか?
     集団的承認とは何か?
     承認は諸条件の影響を受けるか?
     国家は「脱承認」され得るか?
     国々はどのように外交関係を樹立するか?
     国は大使館や在外派遣団を有する必要があるか?
     なぜ国連の一員であることが重要なのか?
     国はどのように国連に参加するのか?
     国連の一員となることはいつか個別の承認と置き換えられ得るか?
     完全な国連加盟の地位に代わる選択肢は何か?
     国家はその他にどの国際機構に参加できるか?
     国際社会に参加するために他にどのような段階が必要とされるか?
     国々は分離した地域が承認されることをどのように防げるか?
     「台湾化」とは何か?
     国家はお互いに承認しなくてもやり取りできるのか?
    第七章 現代的課題と将来的方向性
     国家は存在することをやめられるのか?
     気候変動は国家消滅をもたらし得るか?
     ここでわたしたちは国家の二つのタイプ--事実上の国家と「本当の」国家--について
    考えられるか?
     一方的分離への反対について再考するときが来たか?
     わたしたちが「国家」のない世界を目の当たりにする未来があるか?
     国家性はまだ重要か?
     訳者解説
     索引/略語一覧/註/付録A:一九四五年以降の国連加盟国数の増加/付録B:国連総会決議第一五一四(XV)号、一九六〇年/お薦め文献
  • 出版社からのコメント

    ソマリランドからイスラム国、満洲まで、国家とは何か、どのような条件が揃えば国家たり得るのか? 100の問いで考える。
  • 内容紹介

    グローバル化の進展とともに、人びとは国境を容易に越えられるようになり、「国家の衰退」が一時さかんに論じられた。しかし、国家は国際関係論や国際法の中心的アクターであり続けており、現在でも国際社会から国家として独立の承認を求める領域がある。
    どのような要素や条件が国家たらしめるのか?
    なぜある領域は分離独立後すぐに国際社会から承認を得られるのに、領域によっては長期間にわたって分離独立を追求しても叶わないのか?
    中東では長らくパレスチナ問題があり、またトルコ、イラク、イラン、シリアなどにまたがって存在するクルド人たちは国家を持つことを約束されながら裏切られた悲劇の民としてよく論じられる。
    あるいは、同じ中東に出現したイスラム国(IS)は、「国」と謳いながらも、現在国際社会に共有されている国家体系とは異なるかたちを実現しようとするなど、分離独立と国家創設にまつわる話題は尽きない。
    ソマリランドからイスラム国、はては満洲まで、あるいは未承認国家から事実上の国家、そして係争国家まで、さまざまな〈国のかたち〉を網羅した決定版国家論! 国連加盟国リストつき!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    カー=リンゼイ,ジェイムズ(カーリンゼイ,ジェイムズ/Ker-Lindsay,James)
    英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)欧州研究所研究員。バルカン半島と東地中海における紛争、平和、安全保障(特にキプロス問題、ギリシャ・トルコ関係、コソボ)、EU拡大、国際政治における分離と承認などを研究テーマとする。欧州連合、欧州評議会、国連など、多くの政府や国際機関のアドバイザー/コンサルタントを務めている。自身のYouTube番組「紛争と国際関係の分析」を運営し、各15分未満の番組は日本語の字幕解説がついたものもあるなど、日本への情報発信も意識している

    ファブリー,ミクラス(ファブリー,ミクラス/Fabry,Mikulas)
    米ジョージア工科大学准教授。トロント大学で国際関係学の学士号を、バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学で政治学の修士号と博士号を取得。正統な国家、政府、領土の主張と紛争を規制する国際規範を中心に研究している。現在、国際関係における領土保全規範の理念と歴史的実践をテーマとした書籍プロジェクトを進めている

    小林 綾子(コバヤシ アヤコ)
    1985年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科准教授。在スーダン日本大使館専門調査員、米ハーバード・ケネディ・スクール研究員などを経て現職。専門は、国際政治学、紛争・平和研究、国際機構論、グローバル・ガバナンス
  • 著者について

    ジェイムズ・カー=リンゼイ (ジェイムズ カー リンゼイ)
    James Ker-Lindsay
    英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)欧州研究所研究員。バルカン半島と東地中海における紛争、平和、安全保障(特にキプロス問題、ギリシャ・トルコ関係、コソボ)、EU拡大、国際政治における分離と承認などを研究テーマとする。欧州連合、欧州評議会、国連など、多くの政府や国際機関のアドバイザー/コンサルタントを務めている。自身のYouTube番組「紛争と国際関係の分析」(https://www.youtube.com/@JamesKerLindsay/)を運営し、各15分未満の番組は日本語の字幕解説がついたものもあるなど、日本への情報発信も意識している。著書に『キプロス問題』(Oxford UniversityPress,2011、未邦訳)がある。

    ミクラス・ファブリー (ミクラス ファブリー)
    Mikulas Fabry
    米ジョージア工科大学准教授。トロント大学で国際関係学の学士号を、バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学で政治学の修士号と博士号を取得。正統な国家、政府、領土の主張と紛争を規制する国際規範を中心に研究している。 著書に『国家を承 認する』(Oxford University Press, 2010、未邦訳)がある。現在、国際関係における領土保全規範の理念と歴史的実践をテーマとした書籍プロジェクトを進めている。

    小林 綾子 (コバヤシ アヤコ)
    1985年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科准教授。在スーダン日本大使館専門調査員、米ハーバード・ケネディ・スクール研究員などを経て現職。専門は、国際政治学、紛争・平和研究、国際機構論、グローバル・ガバナンス。主な著書に「アフリカの内戦における人道アクセス問題と反乱軍」『国際政治』第186号、「紛争再発と和平合意」『国際政治』第210号、「国連平和活動とローカルな平和」『国連研究』第22号他。主な訳書にチェノウェス『市民的抵抗』(白水社)他。

分離独立と国家創設―係争国家と失敗国家の生態 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:ジェイムズ カー=リンゼイ(著)/ミクラス ファブリー(著)/小林 綾子(訳)
発行年月日:2024/09/10
ISBN-10:4560091196
ISBN-13:9784560091197
判型:B6
発売社名:白水社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:232ページ
その他: 原書名: SECESSION AND STATE CREATION:WHAT EVERYONE NEEDS TO KNOW〈Ker-Lindsay,James;Fabry,Mikulas〉
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