お口に合いませんでした―It didn't suit my taste [単行本]

お口に合いませんでした―It didn't suit my taste の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  体調を崩した私は初めてデリバリーを注文するが、届いたシチューからは独特の冷えて固まった油のような匂いがして…（「ゴースト・レストラン」）。１０年ぶりの同窓会、クラスのＬＩＮＥグループに「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題！三時間飲み放題付き二九八〇円」の食べログＵＲＬが送られてくる（「Ｇｉｒｌ　ｍｅａｔｓ　Ｂｏｙ」）。おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさと孤独を描く、憂鬱なグルメ小説１３篇を収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  ゴースト・レストラン；ユートピアの肉；町でいちばんのうどん屋；愚者のためのクレープ；メランコリック中華麺；終末にはうってつけの食事；ラー油が目にしみる；フライド（ポテト）と偏見；Ｇｉｒｌ　ｍｅａｔｓ　Ｂｏｙ；たったひとつの冷めたからあげ；「いつもの味」；完璧な調理法；お口に合いませんでした

• 内容紹介

  フードデリバリーの冷めたシチュー、北欧家具店のミートボール、激安居酒屋の肉寿司……
  タワマンを遥か頭上に見上げ、気鋭の文筆家が都市生活の不満を嘆く憂鬱グルメ小説。
  
  食事はいつもおいしくて満たされて幸せ、なんてやっぱり嘘だった。
  ーー高瀬隼子（『おいしいごはんが食べられますように』）推薦！
  
  体調を崩した私は初めてデリバリーを注文するが、届いたシチューからは独特の冷えて固まった油のような匂いがして……（ゴースト・レストラン）。10年ぶりの同窓会、クラスのLINEグループに「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題！　3時間飲み放題付き2980円」の食べログURLが送られてくる（Girl meats Boy）。おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさと孤独を描く、憂鬱なグルメ小説13篇を収録。

• 著者について

  オルタナ旧市街 (オルタナキュウシガイ)
  イマジナリー文藝倶楽部「オルタナ旧市街」主宰。19年より、同名ネットプリントを不定期刊行中。自家本に『一般』『ハーフ・フィクション』など。『代わりに読む人』『小説すばる』『文學界』等に寄稿。2024年6月に随筆集『踊る幽霊』（柏書房）を刊行

お口に合いませんでした―It didn't suit my taste の商品スペック