入門ポピュラー音楽の文化史―"戦後日本"を読み直す [単行本]
    • 入門ポピュラー音楽の文化史―"戦後日本"を読み直す [単行本]

    • ¥3,08093 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003868733

入門ポピュラー音楽の文化史―"戦後日本"を読み直す [単行本]

輪島 裕介(編著)永冨 真梨(編著)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,080(税込)
ゴールドポイント:93 ゴールドポイント(3%還元)(¥93相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/08/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

入門ポピュラー音楽の文化史―"戦後日本"を読み直す の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、スターとその楽曲ないしアメリカの影響からの歴史記述ではなく、より多様にポピュラー音楽の歴史を読み直していくための視点と方法をとりあげる。
  • 目次

    はじめに


     第Ⅰ部 越境

    第1章 アメリカの「支那の夜」――太平洋を渡った「極東」の歌(青木 深)
     1 「伝説のヒット曲」
     2 日本占領・朝鮮戦争の愛唱歌
     3 アメリカに渡った「支那の夜」
     4 「支那の夜」から「スキヤキ」へ 

    第2章 いつの日君また来たる――越境する「何日君再来」(西村正男)
     1 越境するタンゴ/エキゾチシズム
     2 小説・映画への広がりと政治的解釈
     3 レコード盤面のクレジットをめぐって

    第3章 YMOとゲーム音楽――アフロ=アジアの環太平洋的文化交渉(大和田俊之)
     1 テクノオリエンタリズム
     2 アフロ=アジア
     3 ーム音楽とロボティックな身体

    第4章 「倭色歌謡」の規制とトロットの誕生――戦後韓国におけるポピュラー音楽の文化史の一断面(山内文登)
     1 ポピュラー音楽における「色分け」とジャンル
     2 日韓関係の「六五年体制」と倭色歌謡統制
     3 「倭色」の音楽的「検出」と「演歌」言説の越境
     4 「トロット」の誕生
     5 一九八〇年代のポンチャック論争と倭色歌謡の終焉


     第Ⅱ部 現場

    第5章 世界歌謡祭からニューミュージックへ――一九七〇年代における「主流」の形成(輪島裕介)
     1 主流の変遷――演歌からニューミュージックへ
     2 「世界歌謡祭」の誕生
     3 ヤマハ音楽振興会のポピュラー音楽戦略
     4 『音楽普及の思想』
     5 小坂明子「あなた」と「アマチュアリズムの勝利」
     6 西洋近代「共通の慣習」の再発明

    第6章 スタンダード・ミュージックとしての「Get Wild」――生成過程と社会的価値についての考察(柴台弘毅)
     1 スタンダードと懐メロの差異
     2 スタンダードをめぐる先行研究
     3 「Get Wild」の事例分析
     4 スタンダードが生み出す社会的価値

    第7章 カラオケ喫茶における「演歌・歌謡曲」の受容――高齢者の音楽実践から考える「戦後日本」の回想(ベニー・トン)
     1 はじめに――カラオケ喫茶におけるノスタルジックな音楽実践
     2 演歌・歌謡曲に描かれる「古きよき」恋
     3 常連客のライフコースからみる戦後日本の社会ジェンダー構造
     4 おわりに――再帰的ノスタルジアを通じてカラオケを楽しむこと

    第8章 パフォーマンスの場としての温泉地――ツーリズムをめぐる場所性の形成と音楽実践(葛西 周)
     1 研究対象としての観光地の音楽
     2 温泉地の音楽実践におけるホスト/ゲストの揺らぎ――漂泊するホストたち
     3 場所性の共有と地域アイデンティティー――点在する「日本のハワイ」
     4 むすびに

    第9章 教養を消費するレコード愛好家の「世界」――昭和初期の「蓄音機ファン」の顕在化過程から(大嶌 徹)
     1 「洋楽=レコード=教養」の文化史
     2 レコード専門雑誌の登場
     3 「蓄ファン」というサブカルチャー
     4 「世界」に拡張される趣味空間
     5 「レコード=教養=道楽」の正統性


     第Ⅲ部 ジャンル

    第10章 彼らの系譜としての大衆音楽史――日本におけるカントリー音楽の盛衰を事例に(永冨真梨)
     1 「アメリカ文化」と彼らの系譜としての大衆音楽史
     2 涙を流すカウボーイ灰田勝彦と「いとしの黒馬よ」
     3 戦後派カウボーイ――敗戦直後のウエスタン
     4 カントリー・ジェントルマン――「脱」戦後期のカントリー&ウエスタン
     5 「なぜぼくは“ウエスタン”が嫌いか」――カントリー&ウエスタンの終焉

    第11章 起立の規律――ロック・バンドの来日公演にみるスタンディング実践史(忠 聡太)
     1 実演空間と観客
     2 七〇年代のロック公演にみる起立の明暗
     3 指定席からの解放
     4 フロアの絶えざる歴史化に向けて

    第12章 ジャパニーズ・シティ・ポップのジャンル史(モーリッツ・ソメ)
     1 シティ&ビーチ――一九八〇年代シティ・ポップの生態学
     2 シティ・ミュージックからシティ・ポップへ
     3 シティ・ポップの系譜的「語り」と存在論的間メディア性
     4 コーダ――西洋におけるシティ・ポップ受容

    第13章 日本人はなんでそんなにタンゴが好きなんだ――日本のタンゴ音楽文化史と「私(self)」のエスノグラフィー(麻場友姫胡)
     1 「文化的な荷物」を開封すること
     2 日本タンゴ音楽文化史と私の生活史
     3 自己・フィールド・他者
     4 イギリスに戻って


    コラム
    ドキュメンタリー作品としての録音資料アーカイヴ ――小沢昭一『ドキュメント 日本の放浪芸』(鈴木聖子)
    欲望――Hiromiの音楽的歓喜について (ケヴィン・フェレス[永冨真梨・輪島裕介訳])

    人名索引 
    事項索引 
  • 出版社からのコメント

    スターとその楽曲、アメリカの影響からの歴史記述ではなく、より多様にポピュラー音楽の歴史を読み直すための視点と方法をとりあげる
  • 内容紹介

    本書は、スターとその楽曲ないしアメリカの影響からの歴史記述ではなく、より多様にポピュラー音楽の歴史を読み直していくための視点と方法をとりあげる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    輪島 裕介(ワジマ ユウスケ)
    1974年生まれ。現在、大阪大学大学院人文学研究科教授
  • 著者について

    輪島 裕介 (ワジマ ユウスケ)
    2024年8月現在
    大阪大学大学院人文学研究科教授

    永冨 真梨 (ナガトミ マリ)
    2024年8月現在
    関西大学社会学部准教授

入門ポピュラー音楽の文化史―"戦後日本"を読み直す の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:輪島 裕介(編著)/永冨 真梨(編著)
発行年月日:2024/08/30
ISBN-10:4623097021
ISBN-13:9784623097029
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:330ページ
縦:19cm
厚さ:2cm
重量:430g
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 入門ポピュラー音楽の文化史―"戦後日本"を読み直す [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!