「お帰り」と言うために―拉致被害者・特定失踪者家族の声 [単行本]
    • 「お帰り」と言うために―拉致被害者・特定失踪者家族の声 [単行本]

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「お帰り」と言うために―拉致被害者・特定失踪者家族の声 [単行本]
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「お帰り」と言うために―拉致被害者・特定失踪者家族の声 [単行本]



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出版社:草思社
販売開始日: 2024/07/30
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「お帰り」と言うために―拉致被害者・特定失踪者家族の声 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ある日、突然、当たり前の日常を奪われてしまった若者たちの苦しみと慟哭を想像してみてください」かけがえのない家族を奪われて数十年―なぜ、日本はこれほどの問題を解決できずにいるのか?一日も早い帰還を願う被害者家族の痛切なメッセージ。
  • 目次

    はじめに

    ◎日本海をながめて流していた父の涙を、   
    一生忘れることはできません。
    ――木村かほるさんの姉・天内みどりさん

    ◎私らがなくなって関係者が亡くなったときに、
    寺越事件が雲散霧消してしまうのを心配しています。
    ――寺越昭二さんの長男・寺越昭男さん

    ◎きっときっと、早く帰ってきてくださいね。
    きっとだよ、姉さん。待ってるからね。
    ――山形キセさんの妹・伊勢フサさん

    ◎私はいまでも四人は一緒にいる、そう信じて、
    これからも運動を続けてまいります。
    ――慶五郎さんの娘・圭剛さんの妹・礼人さんと速水さんの姉・北越優子さん

    ◎ある日突然、当たり前の日常を奪われてしまった
    若者たちの苦しみと慟哭を想像してみてください。
    ――屋木しのぶさんの従兄夫妻・舟渡忠彦さん、恵子さん
    ――屋木しのぶさんの妹・板谷春美さん
    ――屋木しのぶさんの弟・屋木秀夫さん

    ◎職業は印刷工でした。北朝鮮で偽ドル札を作るために
    拉致されたのではないかと当時、週刊誌でよく騒がれました。
    ――早坂勝男さんの兄・早坂勇治さん
    ――早坂勝男さんの弟・早坂胞吉さん

    ◎働く先も全部決まっておりました。
    お友だちのところへ行ってくると言って、いなくなりました。
    ――斉藤裕さんの姉・斉藤由美子さん

    ◎担任の先生が親にもなにも話さないで、
    本棚とか机の中とか、紙屑カゴの中も探したそうです。
    ――今井裕さんの兄・今井英輝さん

    ◎川口の電気工事会社に勤めておりました。
    二十一歳で結婚し、翌年二月には子どもが生まれるときでした。
    ――井上克美さんの弟・井上一男さん

    ◎生きていると信じ、体を大事にしてくださいと伝えたいです。
    子どもたち皆で待っているよ。お父さん、お母さんへ。
    ――園田一さん・敏子さんの長女・前山利恵子さん
    ――園田一さん・敏子さんの次女・園田博子さん

    ◎「帰国を望む」「返してほしい」ではなく、
    国が責任を持って取り返してほしいと思います。
    ――生島孝子さんの姉・生島馨子さん

    ◎すぐに帰ってこいと言うのも無理かもしれません。
    ただ兄の消息が知りたいと思います。
    ――佐々木薫さんの弟・佐々木正治さん

    ◎たくさんの方々に支えられていることを知ると、
    もう陰で泣いているわけにはいかないのでやってきました。
    ――薩摩勝博さんの妹・品川貴美子さん

    ◎姉が「ただいま」って普通に帰ってきたんです。
    私と母は「おかえり」って普通に返事をして、そんな夢を見たことがありました。
    ――古川了子さんの妹・足立友子さん
    ――古川了子さんの姉・竹下珠路さん

    ◎拉致被害者は十七人だけではありません。
     国連も百人以上はいると言っています。
    ――大澤孝司さんの兄・大澤昭一さん
     
    ◎兄さん、父さんの十八番の「昴」、
    北朝鮮で聞いたことがありますか。
    ――荒谷敏生さんの妹・矢島文恵さん

    ◎字も私とそっくりだった兄。
    「おかえり」。言霊を置いていきます。
    ――高野清文さんの妹・高野美幸さん

    ◎私どもの妹が拉致されて四十六年経ちました。
    誰がこの責任をとってくれるんですか。内閣総理大臣ですか。
    ――松本京子さんの兄・松本孟さん

    ◎田口八重子は二十二歳で拉致されて、
    いま六十八歳になっています。本当にかわいそうです。
    ――田口八重子さんの義姉・飯塚綾子さん

    ◎この拉致事件は私たち家族や被害者がかわいそうだとか、
    そんな同情の心では解決しません。
    ――増元るみ子さんの弟・増元照明さん

    ◎絶対にあきらめないでください。
    必ず家族に会えると信じてください。
    ――曽我ミヨシさんの娘・曽我ひとみさん

    ◎兄を日本に返してください。
    日本人としての一生を全うさせてください。
    ――O・Tさんの妹 板野佳子さん

    ◎一度にどっと帰ってきて、
    その中に弟がいればと期待して待っています。
    ――辻與一さんの兄・辻太一さん

    ◎恵子一人が日本に帰ってきても解決だと思いません。
    日本はどうすれば良いのか、考えない日はありません。
    ――有本恵子さんの父・有本明弘さん

    ◎姉ではないご遺体を姉だと言い張っていた警察。
    いったいどこと闘っているんだろう、と思う状況もありました。
    ――山本美保さんの妹・森本美砂さん

    ◎時は残酷に過ぎていきます。
    残された時間は少なくなっています。
    ――秋田美輪さんの姉・吉見美保さん

    ◎夢を持って台湾から日本にきて、
    がんばっていた二十三歳の女性が突然、失踪いたしました。
    ――沈靜玉さんのお母さんの友人・福岡紀子さん

    ◎がんばって生きてきた正和の名前を、
    なんでも良いから残しておきたかっただけです。
    ――佐々木正和さんの姉・佐々木美智子さん

    ◎やってますじゃなくて「やります」「いつまでに、どうやります」
    ということを政府には言ってほしい。
    ――水居明さんの息子・水居徹さん

    ◎私たちの個々の力ではどうにもなりません。
    皆さんの力、そして政府の力が必要です。
    ――清水桂子さんの妹・羽原美喜子さん

    ◎拉致被害者の方々が飛行機から降りる姿を、もう一度見たい。
    「お帰りなさい、よくがんばったね」と伝えたい。
    ――大政由美さんの母・大政悦子さん

    ◎朝晩朝晩、玄関を開けて、
    「一日も早く帰ってくるように」とお祈りしています。
    ――佐々木悦子さんの母・佐々木アイ子さん

    ◎あなたが帰ってきたら、お母さんは
    日本一大きな声で「お帰り」って言うよ。
    ――橘邦彦さんの母・橘智子さん
    ――橘邦彦さんの父・橘哲夫さん

    ◎いつまで待てば良いのでしょうか。
    私は不死身の体ではありません。
    ――田中正道さんの妹・村岡育世さん

    ◎日本政府は結局、このままでしょう。
    皆さんの知恵を貸してください。助けてください。
    ――植村留美さんの母・植村光子さん
    ――植村留美さんの父・植村照光さん

    ◎父さんはお前が帰ってきたとき食べたり飲んだりするように、
    野菜をいろいろ作ってがんばっています。
    ――菊地寛史さんの両親・菊地正美さん、恵子さん

    ◎なんで、こんなに近いところに拉致された人がいるのに、
    自分の国の人たちを助けてくださらないのだろうか。
    ――中村三奈子さんの母・中村クニさん

    ◎自衛隊の救出隊というものをぜひ作ってもらって、
    この待っているモヤモヤ感、ぜひとも解決してほしいと思います。
    ――坂川千明さんの兄・坂川隆志さん、姉・泥濘和子さん

    ◎拉致被害者・特定失踪者が日本の地で、
    自分の人生を自由に歩めますように。
    ――賀上大助さんの母・賀上文代さん

    ◎息子のことを言い続けて世を去った母。
    早く帰ってきてくれることを祈ります。
    ――和田佑介さんの叔父・林健さん

    あとがきに変えて

    失踪者リスト
  • 内容紹介

    かけがえのない家族を奪われて数十年――。
    なぜ、日本はこれほどの問題を解決できずにいるのか?
    一日も早い帰還を願う被害者家族の痛切なメッセージ。

    多数の日本人が拉致されていることだけは間違いありません。
    そして失踪が外国の情報機関によって行なわれたということになれば、
    家族には自力で取り返す方法がありません。
    しかし頼みの政府は「交渉する」と言うだけで、
    取り返せずに過ぎていく時間については責任をとろうとしない。
    そして、その政府が認定しないから、家族にとっては
    拉致とも拉致でないとも言えない状態が続く。
    二重三重の苦しみを受けることになるのです。
    この本に掲載されたのは、そんな苦しみを持ち続けてきたご家族の
    ごく一部ですが、掲載されていない家族でも思っていることは皆同じです。
    (本書より)
  • 著者について

    特定失踪者問題調査会 (トクテイシッソウシャモンダイチョウサカイ)
    特定失踪者問題調査会
    平成十五年(二〇〇三)一月十日に救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)から失踪者に関する調査を行なう活動を分離する形で設立された民間団体。拉致の疑いのある失踪をはじめ拉致問題・北朝鮮による工作活動について調査し拉致被害者救出のための活動を行なっている。主な活動は①日本国内での情報収集(現地調査・資料収集など)、②日本国内での拉致問題・北朝鮮工作活動等についての情報発信、③韓国をはじめとする外国での情報収集、④北朝鮮に対する情報注入(短波放送「しおかぜ」をはじめUSB、ビラ、FAXなど)。令和六年(二〇二四)時点の三役は以下の通り。代表:荒木和博(拓殖大学海外事情研究所教授・予備役ブルーリボンの会代表)・副代表:竹下珠路(特定失踪者家族会事務局長)、増元照明(元北朝鮮による拉致被害者家族会事務局長)、武藤政春(元埼玉県上尾市議)・幹事長:村尾建兒(短波放送「しおかぜ」担当)

「お帰り」と言うために―拉致被害者・特定失踪者家族の声 の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:特定失踪者問題調査会(編)
発行年月日:2024/08/02
ISBN-10:4794227329
ISBN-13:9784794227324
判型:B6
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:19cm
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