ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考(法蔵館文庫) [文庫]
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ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考(法蔵館文庫) [文庫]
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ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考(法蔵館文庫) [文庫]



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出版社:法蔵館
販売開始日: 2024/09/13
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ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考(法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ラクダは古くから、伝統的アラブ社会の生活や文化の形成に深くかかわり、生活の糧としてのみならず言語や文学、芸術、生活様式や価値観にも多大な影響を与えてきた。アラブ遊牧民はラクダをどう位置づけ、どう扱い、どのように共に生きてきたのか。砂漠の民が用いるひとコブラクダに関する膨大な数の言葉、文献や伝説などの資料、そして幾度にもわたる現地調査をもとに、「ラクダ」という動物と、それと深くかかわってきた家畜文化・遊牧民文化・アラブ文化の姿と関係を克明に描き出す。サントリー学芸賞受賞作を文庫化。
  • 目次

    はじめに
    第1章 アラブのラクダ観
      1 ラクダはひとコブ/2 野生ラクダ/3 ラクダの異称/4 ラクダと交わってできた動物/5 「ラクダ飼育はユダヤ人から」の伝承
    第2章 名高いラクダ――アラブ種の名種、名産地
      1 アラブ種について/2 南方系ラクダ(1)――魔性のラクダ マフリー種、イード種/3 南方系ラクダ(2)――アルハブ種他/4 北方系ラクダ(1)――ヌウマーン王とラクダ/5 北方系ラクダ(2)――マーリク種(M?likiyyah)/6 並のラクダと高貴なラクダ
    第3章 ラクダを崇める――サムード族伝説と神聖ラクダ
      1 伝説のアラブ族(古アラブ族)/2 サムード族について/3 神聖ラクダの特徴/4 預言者サーリフの人物像/5 「神聖ラクダ」の殺害者/6 故事、諺となった「神聖ラクダ」殺し/7 サーリフ及び彼の雌ラクダの聖化
    第4章 ラクダを記す――歴史に名高いラクダ
      1 預言者ムハンマドとラクダ/2 ラクダの戦い/3 「手綱の持主」と「大声ラクダ」
    第5章 ラクダを叙す――ラクダの体の部位(1)
      1 アラブ詩の主たる詩型カスィーダQa??dah/2 カスィーダ詩誕生の突然性/3 詩作における砂漠的発想/4 ワスフ wa?f(叙景歌)について/5 動物描写/6 ジャーヒリーヤ詩人達のwa?fの好み/7 wa?fの具体的イメージ/8 ラクダの観相術
    第6章 ラクダのコブ(瘤)について――ラクダの体の部位(2)
      1 ラクダのコブのイメージ/2 サナーム(コブ)の結ぶ像/3 コブの上部/4 コブの基部/5 コブの前後部/6 コブの脂肪/7 ラクダのコブの一片、一切れ/8 「コブの高い」ラクダ/9 コブの無いラクダ/10 コブが不明なラクダ
    第7章 ラクダの蹄について――ラクダの体の部位(3)
      1 偶蹄ゆえにこそ/2 ラクダの蹄のイメージ/3 ラクダの蹄のより細かな名称/4 ラクダの足跡/5 ラクダの蹄の傷と保護
    第8章 ラクダが生きる――成長段階
      1 動物の「子」について/2 アカンボ期ラクダ/3 コドモ期ラクダ/4 ワカモノ期ラクダ/5 オトナ期ラクダ/6 オトナ期雄ラクダ/7 オトナ期雌ラクダ/8 トシヨリ期ラクダ
    第9章 ラクダが年とる――ラクダの年齢階梯
      1 ラクダの年齢概念/2 当歳ラクダ/3 二歳ラクダ/4 三歳ラクダ/5 四歳ラクダ/6 五歳ラクダ/7 六歳ラクダ/8 七歳ラクダ/9 八歳ラクダ/10 九歳ラクダ/11 一〇歳以上のラクダ/12 「動物の死」の概念
    第10章 ラクダが群らがる――「群れ」考(1)
      1 「混合家畜の群れ」について/2 「羊」中心の混合家畜/3 「ラクダ」中心の混合家畜/4 イビル ibil(ラクダの群れ)について/5 「放牧中の」ラクダの群れ/6 「雄の」ラクダの群れ/7 比喩化された「ラクダの群れ」
    第11章 ラクダを数える、頭数――「群れ」考(2)
      1 ラクダの頭数/2 〈二〇頭〉までのラクダ/3 〈四〇頭〉以内のラクダ/4 〈四〇~六〇頭〉のラクダの群れ/5 〈六〇~八〇頭〉のラクダ/6 〈八〇~一〇〇頭〉のラクダ/7 〈一〇〇頭〉以上のラクダ/8 〈二〇〇頭〉以上のラクダ/9 〈一、〇〇〇頭〉のラクダ
    第12章 ラクダが鳴く(1)――アラブの擬声音文化考(1) ラクダ以外の動物のオノマトペ
      1 「鳴く」という概念/2 羊、山羊類の「鳴き声」/3 馬の「鳴き声」/4 ロバ、ラバの「鳴き声」/5 牛の「鳴き声」/6 犬の「鳴き声」/7 猫の「鳴き声」/8 その他の獣畜類の「鳴き声」/9 『アラビアンナイト』のなかから
    第13章 ラクダが鳴く(2)――アラブの擬声音文化考(2) ラクダのオノマトペ
      1 「ラクダの声」の多層性/2 ラクダの声を理解した預言者の話/3 総括語「ルガーウ」rugh?’ について/4 「明瞭な」ラクダの鳴き声/5 不明瞭な鳴き声/6 ラクダの感情表現/7 成長段階による「鳴き声」の相違/8 「性別による」鳴き声/9 その他鳴き声に関係する声音
    第14章 ラクダが運ぶ――駄用ラクダ
      1 「ラクダ荷」――重さ、運搬の単位/2 荷駄を運ぶ/3 「駄用ラクダ」の名称九種
    第15章 ラクダが引っ張る――牽引用ラクダ
      1 〈牽引〉の概念/2 あくまでも牽引〈車〉ではなく/3 農耕用ラクダ/4 回転ラクダ/5 井戸水の汲み上げラクダ/6 〈水汲みラクダ〉四種/7 年老いた「農耕用ラクダ」のエピソード
    第16章 ラクダに乗る――乗用ラクダ・旅用ラクダのこと
      1 ドロメダリー dromedaryについて/2 乗る時の唱え言/3 ラクダに相乗る/4 「相乗り」の法/5 乗用ラクダの名称三種/6 旅用ラクダ
    第17章 ラクダが歩く――距離単位、ラクダ日
      1 ラクダの話題/2 一日行程/3 距離の単位/4 ラクダ日/5 almanac(暦、年鑑)とラクダ/6 同一ペース、変更ペース/7 ラクダの走り
    第18章 ラクダが踊る――キャラバンソングについて
      1 文学作品のなかのキャラバンソング/2 ラクダのリズム感覚/3 砂漠の特性との関連/4 ハーディ ??di(先導者)の技量/5 実働から芸能、芸術へ/6 キャラバンソングの起こり/7 キャラバンソングの内容/8 催馬楽との共通性/9 詩の韻律型式への発展/10 アラビア歌謡への発展
    第19章 ラクダに据える――ラクダ鞍の考察
      1 鞍について/2 「馬鞍」について/3 ロバ、ラバの鞍について/4 南アラビア系ラクダ鞍/5 北方アラブ系ラクダ鞍について/6 ラフル ra?l(ラクダ鞍)及びリフラ ri?lah(旅)について/7 その他の「ラクダ鞍」の名称/8 両輪の総称/9 「輪」の部分名称と機能/10 「居木」の名称と機能/11 アラブの「ラクダ鞍」の他文化への影響
    第20章 ラクダに掛ける、吊るす――運搬用荷具
      1 〈葉〉器――ナツメ椰子の葉で編んだ荷カゴ/2 〈毛〉器――ラクダ毛・ヤギ毛で編んだ荷袋/3 〈皮〉器――ラクダ皮で製した皮袋
    第21章 ラクダで身をあがなう――血の代金とラクダ
      1 血の復讐/2 血の償い/3 ラクダの鑑定人、算定人/4 人の命をラクダで支払うと/5 人体の部位をラクダで支払うと/6 「女性」の血の代償/7 「奴隷」その他の血の代償/8 血の代償の事例/9 血の代償の近代の事例
    第22章 ラクダで娶る――婚資について
      1 婚資の概念/2 「婚資」の用語/3 結納について/4 都市・定住民の婚資/5 『千一夜物語』のなかの「婚資」/6 遊牧民のマハル
    第23章 ラクダで税を払う
      1 税と家畜/2 税の季節/3 税の対象となる家畜とは/4 シュトゥル shutr「兎唇」動物について/5 アフウ "afw(課税対象の境界頭数)について/6 家畜の頭数と税/7 ラクダ=本位貨幣、ガナム=補助貨幣
    第24章 ラクダを信じる――ラクダに関する俗信
      1 砂漠の舟/2 ジンとラクダ/3 民間療法/4 アラブの夢判断

    引用・参照文献
    おわりに
    文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    アラブ遊牧民はラクダをどう扱い、共に生きてきたのか。ラクダに関する膨大な知識を網羅し、ラクダとアラブ文化の実態を描き出す。
  • 内容紹介

     ラクダは古くから、伝統的アラブ社会の生活や文化の形成に深くかかわり、生活の糧としてのみならず言語や文学、芸術、生活様式や価値観にも多大な影響を与えてきた。アラブ遊牧民はラクダをどう位置づけ、どう扱い、共に生きてきたのか。
     砂漠の民が用いるラクダに関する様々な言葉、伝説や文献などの資料、現地調査をもとに、「ラクダ」という動物と、それと深くかかわってきた家畜文化・遊牧民文化・アラブ文化の実態を克明に描き出す。

    《目次》
    はじめに
    第1章 アラブのラクダ観
    第2章 名高いラクダ――アラブ種の名種、名産地
    第3章 ラクダを崇める――サムード族伝説と神聖ラクダ
    第4章 ラクダを記す――歴史に名高いラクダ
    第5章 ラクダを叙す――ラクダの体の部位(1)
    第6章 ラクダのコブ(瘤)について――ラクダの体の部位(2)
    第7章 ラクダの蹄について――ラクダの体の部位(3)
    第8章 ラクダが生きる――成長段階
    第9章 ラクダが年とる――ラクダの年齢階梯
    第10章 ラクダが群らがる――「群れ」考(1)
    第11章 ラクダを数える、頭数――「群れ」考(2)
    第12章 ラクダが鳴く(1)――アラブの擬声音文化考(1) ラクダ以外の動物のオノマトペ
    第13章 ラクダが鳴く(2)――アラブの擬声音文化考(2) ラクダのオノマトペ
    第14章 ラクダが運ぶ――駄用ラクダ
    第15章 ラクダが引っ張る――牽引用ラクダ
    第16章 ラクダに乗る――乗用ラクダ・旅用ラクダのこと
    第17章 ラクダが歩く――距離単位、ラクダ日
    第18章 ラクダが踊る――キャラバンソングについて
    第19章 ラクダに据える――ラクダ鞍の考察
    第20章 ラクダに掛ける、吊るす――運搬用荷具
    第21章 ラクダで身をあがなう――血の代金とラクダ
    第22章 ラクダで娶る――婚資について
    第23章 ラクダで税を払う
    第24章 ラクダを信じる――ラクダに関する俗信
    引用・参照文献
    おわりに
    文庫版あとがき

    図書館選書
    伝統的アラブ社会の生活や文化に多大な影響を与えてきたラクダを、アラブ遊牧民はどう扱い、共に生きてきたのか。ラクダに関する膨大な数の言葉、伝説や文献等の資料、現地調査をもとに、ラクダとアラブ文化の実態を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    堀内 勝(ホリウチ マサル)
    1942年6月山梨県甲府市生まれ。甲府第一高校卒業、東京外国語大学アラビア語科卒業、カイロ・アメリカ大学M.A.取得、同大学フェロー、中部大学国際関係学部教授、現在同大学名誉教授。アラブ・イスラム世界や遊牧民文化を中心に、言語人類学、民族誌、エスノサイエンス、口承文化・文芸を専門とする。著書『ラクダの文化誌』(リブロポート。86年サントリー学芸賞)など
  • 著者について

    堀内 勝 (ホリウチ マサル)
    1942年6月山梨県甲府市生まれ。甲府第一高校卒業、東京外国語大学アラビア語科卒業、カイロ・アメリカ大学M.A.取得、同大学フェロー、中部大学国際関係学部教授、現在同大学名誉教授。アラブ・イスラム世界や遊牧民文化を中心に、言語人類学、民族誌、エスノサイエンス、口承文化・文芸を専門とする。著書『砂漠の文化』(教育社)、『ラクダの文化誌』(リブロポート。86年サントリー学芸賞)。翻刻注解・校定編著『鷹の書』(取扱い 信州イスラーム勉強会)。『ラクダの跡』(第三書館)。訳書T.アル・ハキーム著『オリエントからの小鳥』(河出書房新社)、アル・ハリーリー著『マカーマート』(3巻本、平凡社)など。

ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考(法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館
著者名:堀内 勝(著)
発行年月日:2024/09/15
ISBN-10:4831826766
ISBN-13:9784831826763
判型:文庫
発売社名:法藏館
対象:一般
発行形態:文庫
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:552ページ
縦:15cm
厚さ:3cm
重量:311g
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