わが長州砲流離譚 [単行本]

わが長州砲流離譚 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  幕末の攘夷戦争の際、戦利品としてイギリス、アメリカ、フランス、オランダに持ち出され、杳として行方が知れなくなった幻の長州藩の青銅砲。１９６６年新聞記者として訪れたパリで長州砲を発見した著者は、新聞記事を打電。安倍晋太郎外相のもとで、フランスからの長州砲返還運動を展開し、さらに残る３ケ国で長州砲を発見するまでの感動の記録。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  プロローグ　海峡の街にひるがえる三色旗
  １　ペリー来航と長州藩
  ２　長州藩の暴走
  ３　四国連合艦隊の下関襲撃
  ４　パリ早春
  ５　まぼろしの青銅砲を追え
  ６　オランダに渡った長州砲
  ７　ＧＵＮ探しの終点
  ８　英国海峡に消えた芋虫青銅砲
  ９　長州砲を作った人々
  エピローグ　世界を漂泊する青銅砲

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  古川 薫(フルカワ カオル)
  大正１４（１９２５）年山口県下関市生まれ。山口大学教育学部卒。山口新聞編集局長を経て、文筆生活に入る。６５年『走狗』が直木賞候補になり、９１年、十回目の候補作『漂泊者のアリア』で第一〇四回直木賞を受賞。歴史小説を中心に多くの作品を発表

わが長州砲流離譚 [単行本] の商品スペック